【2023年】毛穴向けフェイスパックおすすめランキング11選|汚れをごっそり取る方法は?

ページ更新日:2023年1月23日

【2023年】毛穴向けフェイスパックおすすめランキング11選|汚れをごっそり取る方法は?
監修者
木村あゆみ
木村あゆみ
元化粧品処方開発者・臨床検査技師、医療・美容ライター
臨床検査技師として医薬品の研究所・病院勤務の後、外資系消費財メーカー・製薬会社で化粧品・医薬部外品の処方開発を経験。法学部卒で薬機法などの法律にも精通し、現在は医療/美容ライター・エディターとして、正確でわかりやすい情報を発信中。

※監修者は「パックの成分」「パックの使い方」「パックの選び方」「毛穴ケアについて」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているパックのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

鼻の黒ずみ角栓角質を取ってくれる「毛穴パック」
一方で「毛穴パックは良くない」「毛穴が広がる」といった口コミも多く、使って大丈夫なのか不安な方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は
・毛穴パックが良くないと言われる理由
・毛穴パックの選び方のポイント
・毛穴パックの使い方ポイント
を解説しつつ、毛穴ケアで悩んだ人がいくつかの美容商品の利用をへて「最後の商品」だと感じた毛穴パックをランキング形式で紹介します。

新発売:話題の毛穴をケアするフェイスパック


ドラコスで人気の毛穴ケアブランド、株式会社石澤研究所の「毛穴撫子」シリーズから2022年10月21日に発売された「毛穴撫子 ひきしめマスク」。通常、毛穴パックは鼻などピンポイントに貼るタイプが多いですが、冬は特にパックをしている間に頬やおでこなど他のパーツの乾燥が気になりますよね。

この「毛穴撫子 ひきしめマスク」は、シートマスクタイプで顔全体をケアすることができ、ヒアルロン酸とコラーゲンで保湿ケアをしつつキュウリエキスとヘチマエキスが毛穴を引き締めてくれるというすぐれもの。乾燥毛穴が気になる方はもちろん、乾燥するのに一部のベタつきが気になる脂性肌、混合肌の方にも使いやすいマスクです。

黒ずみをオフしてくれる毛穴パックの成分とは?


角栓や黒ずみなどの毛穴悩みは、毛穴のお掃除から始めるのが鉄則です。以前は鼻に貼って剥がすタイプもたくさんありましたが、現在は汚れを吸着して落とすパックも多く見られます。
毛穴の黒ずみを吸着する成分や毛穴汚れを目立たなくさせる成分、肌荒れを鎮静させて黒ずみ毛穴の原因となる角栓の炎症を防ぐ成分など、毛穴の黒ずみをケアしてくれる成分をまずは見ていきましょう。

毛穴の黒ずみを吸着する成分


最近主流なのは、クレイ(泥)や竹炭などを配合した洗い流すパックです。クレイも竹炭も毛穴の汚れを吸着する働きがあります。
2022年には「ソフィーナip ポア クリアリング ジェル ウォッシュ」や「ファンケル 泥ジェル洗顔」「ONE BY KOSE ダブル ブラック ウォッシャー」などクレイや竹炭配合の人気商品が発売されました。

炭酸パックは肌全体のキメを整えるため、鼻の黒ずみをとるだけでなく、毛穴ケアにも効果的。

また毛穴の過剰な皮脂を抑えるビタミンC誘導体配合のパックもおすすめ。毛穴に黒ずみができる原因は、皮膚や古い角質が詰まって角栓になるからですが、それをケアしてくれるのがビタミンC誘導体。ビタミンC誘導体配合のパックはシートタイプが多く「メラノCC 集中対策 マスク」「クリアターン ホワイトマスク」などがあります。


最近主流の成分
・クレイ(泥)
・竹炭
・ビタミンC誘導体

毛穴汚れを目立たなくさせる成分


毛穴目立ちや開きはオイリー肌の方だけでなく、肌の乾燥によっても毛穴トラブルを招きます。
そのため大人女子の肌には保湿は必須。うるおいを保つ保湿成分や美容成分が配合されているものを選びましょう。


保湿成分をチェック!
グリセリン
BG
セラミド
ヒアルロン酸

肌荒れを鎮静させて角栓の炎症を防ぐ抗炎症成分


肌荒れ時や敏感肌には「抗炎症成分」が配合されているパックだと、肌荒れをケアしながら毛穴にアプローチも可能

抗炎症成分配合のパックは、シートタイプが主流のため「薬用 シートマスク」や「薬用 パック」で探してみてくださいね。

主に下記の成分が配合されています。


肌荒れを鎮静させる成分
グリチルレチン酸2K(グリチルレチン酸ジカリウム)
トラネキサム酸
アラントイン

薬用成分ではありませんが、肌荒れ予防成分として「CICAエキス」(ツボクサエキス)もおすすめです。

毛穴パックってどんなのがあるの?


目に見える効果で絶大的な人気を誇る毛穴パック。主に3つの種類があるので見ていきましょう。

貼るタイプ

「毛穴パック」として、広く知られているのがこの「シートタイプ」。粘着性のある毛穴パックを貼って剥がすことで、毛穴の角栓や汚れを取り除いてくれます。毛穴パックを貼りたい部分をまんべんなく濡らし、空気が入らないようにパックを密着。パックが乾いたらゆっくり剥がします。鼻だけでなく顎や眉間など立体的なパーツに貼るタイプのものもあります。

クリームを塗って剥がすタイプ

専用のクリームを塗って剥がすタイプの毛穴パックは、毛穴の黒ずみをケアするだけじゃなく、同時に肌に美容効果を与えたいときにおすすめです。肌に与える効果は毛穴パックによって異なり、エイジングケアなど自分の肌悩みに合わせて選ぶと良いでしょう。

クリームを塗って洗い流すタイプ

クリームを塗って、しばらくして洗い流すタイプのパックです。美容成分が含まれており、肌トラブルにアプローチしながら毛穴汚れを取り除くことが可能です。シートパックのように黒ずみが取れた実感は得にくいものの、皮脂を吸着する効果を感じやすく、洗いあがり後の肌がサラサラになりやすい特徴があります。

毛穴に黒ずみができるのはなぜ?


毛穴に黒ずみができると、メイクのノリもいまいちになるもの。では、どうして毛穴に黒ずみができるのでしょうか? 黒ずみのできる原因を知ることで、適切に対処することが可能になりますので、しっかりチェックしましょう。

皮膚や古い角質が詰まって角栓になる

顔には約20万個の毛穴があると言われています。これは生まれてから大人になるまで変わりませんが、赤ちゃんや子供の肌は毛穴が目立ちませんよね。しかし大人になるにつれ、毛穴が開いたり角栓が詰まったりなどの毛穴で悩む方が多くなります。過剰な皮脂分泌と古い角質が自然に剥がれなくなり、毛穴に蓄積することで毛穴詰まりを起こします。できたばかりの角栓は黒くないため、あまりに気にならない方も多いでしょう。

角栓が毛穴の中で固まって酸化すると黒くなる

角栓が酸素によって酸化すると黒くなります。思春期以降、ホルモンのバランスにより皮脂が出はじめ、毛穴が徐々に目立ってきます。角栓は皮脂だけでなくタンパク質も含まれています。毛穴に汚れや皮脂が詰まると毛穴サイズが大きくなり目立つ原因に……。角栓は時間が経つと黒くなるので早めにケアしたいところです。

生活習慣やスキンケアが原因に

毛穴が開く原因は、外的要因も大きくあります。スキンケアはもちろん、毎日の食事や睡眠、洗顔などの日常的に行っていることが毛穴に悪影響を与えていることもあるので注意が必要です。生活習慣を整え、正しいスキンケアを心がけることで角栓のない美肌を目指せるのです。

毛穴パックのメリットとデメリットは?


毛穴パックは、角栓や黒ずみを簡単に取り除ける便利なアイテムですが、その一方で、毛穴がかえって開くのでは? 肌にダメージが大きいのでは?など、よからぬウワサもあります。毛穴パックのメリットとデメリットを確認しておきましょう。

毛穴パックのメリット

黒ずみケアに効果的

毛穴パックは黒ずみケアに効果的です。なぜなら黒ずみの原因となる角栓を取り除くことができるから。角栓を放置すると、紫外線の影響により酸化が進み黒ずみ毛穴になることから、まず原因を取り除くことが重要です。また、毛穴パックは広範囲の角栓を一気に取り除けるのも魅力。毛穴ケアに時間がかからないため、続けやすいこともメリットでしょう。

洗顔では落ちない角栓を剥がすことができる

日々の洗顔が毛穴ケアの基本ではありますが、洗顔だけでは積り積もった汚れを除去し切るのはなかなか難しいもの。しかし鼻パックをスペシャルケアとして取り入れることで、普段落とし切れなかった汚れまで取り除くことが期待できます。洗顔ではなかなか角栓まで落とすことはできませんが、毛穴パックではあれば頑固な角栓まで取り除くことが可能です。

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木村あゆみ
木村あゆみ
元化粧品処方開発者・臨床検査技師、医療・美容ライター
剥がすタイプの毛穴パックは特に、余分な角質や皮脂も取れてスッキリしますが、同時に肌の水分が逃げやすくなっています。洗顔後、直ちに化粧水などで保湿するのと同じように、できるだけ早く保湿ケアを行いましょう。

毛穴パックのデメリット

毛穴パックはダメ? 毛穴が広がるって本当?

毛穴パックは鼻の黒ずみや角栓、角質を取り除くためのアイテムです。パック後は肌がスッキリするので黒ずみや角栓が取れたと感じやすいですが、使い方を間違えると毛穴を広げてしまう可能性があります。毛穴パックは主に剥がすタイプと洗い流すタイプに分けられ、剥がすタイプは勢いよく剥がしてしまうと皮膚を傷つけてしまい、毛穴が広がる恐れがあるため注意しましょう。なるべくゆっくり、やさしく剥がすことを心がけてみてください。正しい使い方ができれば、角栓や角質が取れて肌をスッキリできますよ。そして、パック後のスキンケアも大切です。パック後は肌が乾燥しやすいので、しっかりと保湿をすることも忘れないようにしましょう。

肌のダメージが大きい

毛穴パックは、毛穴に入り込んだ角栓を吸着させる仕組みのため肌への負担が大きくなっています。毎日のように毛穴パックをすると、肌トラブルが起きてしまうこともありますので使用頻度はしっかり守りましょう。

深い毛穴の角栓は取りにくい

毛穴パックは確かに優秀ですが何でもかんでも汚れを取れるわけではありません。毛穴のあまりにも深いところにある角栓は毛穴パックでも取り除くのは難しい。こういった角栓は日々の洗顔でケアしていくしかないことを覚えておきましょう。

毛穴パック後のスキンケアはしっかりやりましょう


毛穴汚れを取り除いたあとは、肌を乾燥させない保湿ケアが大切です。肌にうるおいを与えると、より毛穴が目立ちにくくなめらかに肌を整えることができますよ。パックを終えたら、早めに化粧水や乳液、クリームで肌を整えましょう。

開いた毛穴には、肌を引き締める収れん化粧水もおすすめです。収れん化粧水は、開き毛穴や日中の肌のべたつきを抑えることができます。

あなたはどのタイプ? 3種類の黒ずみ毛穴タイプをチェック


黒ずみ毛穴は、角栓だけでなくさまざまなタイプがあります。タイプによって対処法が変わるので自分はどのタイプかチェックしてみましょう。

黒角栓タイプ


黒角栓タイプは、毛穴に詰まった角栓が酸化して黒ずんだ状態の毛穴です。

角栓を取り除くオフ系パックがおすすめ。肌を傷めないように、時間をかけて取り除くと毛穴開きも落ち着きます。

メラニン毛穴


メラニン毛穴とは、メラニン色素が毛穴の周りに沈着し黒ずみを生じる毛穴です。肌摩擦や紫外線によりメラニンが生成され、毛穴周辺が黒ずみます。

ビタミンC誘導体やトラネキサム酸配合のシートマスクでケアしましょう。

産毛毛穴


産毛毛穴は、毛穴から見える産毛によって黒く見える毛穴です。もともと毛穴は毛の出口だから当然毛はあるのですが、人により濃い人は黒く見えることも。

パックでは対処できないため、顔脱毛の検討をおすすめします。

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木村あゆみ
木村あゆみ
元化粧品処方開発者・臨床検査技師、医療・美容ライター
毛穴パックが有効な毛穴タイプは、主に角栓が詰まった毛穴タイプ「角栓毛穴」と「黒ずみ毛穴」です。黒ずみ毛穴は、角栓に混ざっている皮脂が酸化して黒ずんだもの。黒ずみのある角栓は長い間毛穴に詰まっていた可能性があるため、一度で取ろうとせず毛穴を温めてからパックをしたり丁寧な洗顔をしたりして、根気よくケアすることが必要です。

毛穴パックの選び方


毛穴パックは、以下の選び方がおすすめです。


毛穴パックのおすすめの選び方
・シートやクリームなど、種類で選ぶ
・保湿成分を配合したタイプで選ぶ
・放置時間や完了までの時間で選ぶ

毛穴パックにはさまざまな種類があり、商品ごとに特徴が異なります。毛穴パックは決められた放置時間を守ることが大切なので、生活リズムや好みの使用感から自分に合ったものを選ぶのが理想です。

今回ご紹介する毛穴パックの選び方を参考にして、自分の肌に合った毛穴パックを見つけてみてくださいね!

シートやクリームなど使い勝手でタイプを選ぶ


毛穴パックには、クリームやシートを貼って剥がすタイプと、専用のクリームを塗って洗い流すタイプがあります。一般的に毛穴パックといえばシートタイプが主流ですが、最近ではクリームやジェルタイプなどのパックもたくさん販売されるようになりました。

種類によって使い心地が異なるので、好みの使用感のものを選びましょう。

貼って剥がすだけの「シートタイプ」


シートタイプは、毛穴パックの代表的なタイプとして広く知られている形状です。鼻やおでこ、頬など部分的にケアできる商品が販売されているため、シンプルで使いやすいことが特徴です。

さらに、シートを剥がした際に取り除いた毛穴汚れが見えやすいため、肌が綺麗になったと感じやすいこともメリットのひとつ。

しかし、パック後にシートを力強く剥がしてしまうと肌を傷つける恐れがあります。そのため、シートは必ずやさしく剥がすことを心がけてください。また、パックを貼る際は肌とパックの間に空気が入り込まないように注意して貼りましょう。

凸凹にも綺麗に密着する「クリーム・液体タイプ」


クリームやジェルなどのパックを水で洗い流すタイプは、肌への刺激が少ないことが特徴です。また、使用方法は塗るだけなので、顔全体や気になる部分の集中ケアなど、どちらも手軽に行えることもメリットのひとつ。

しかし、パック後は洗い流しが必要なので、剥がすだけのタイプと比べて手間がかかることがデメリットといえます。

肌への刺激をできるだけ抑えたい方は、洗い流すタイプがおすすめです。

保湿成分を配合したタイプで選ぶ


毛穴の詰まりや開きを防いでくれる高保湿成分
・グリセリン
・セラミド
・BG
・セリン
・アラニン

パッケージは成分表示の上位に記載されるほど、含有される成分は多くなっているので、気になる保湿成分が表示欄の上に記載されているかもチェックしましょう。

毛穴パックは毛穴汚れや角栓を取り除くと同時に、肌に必要な水分や油分まで奪ってしまうことも
肌が乾燥するとターンオーバーの乱れ余分な皮脂分泌が起こり、角栓が発生して毛穴が詰まったり開いたりする恐れがあります。

高保湿成分が配合された毛穴パックであれば、毛穴ケアと同時に乾燥対策として保湿も行えるのでおすすめです。

もちろんパック後は化粧水や美容液、乳液などを使ってアフターケアをして、しっかりと保湿しておきましょう

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木村あゆみ
木村あゆみ
元化粧品処方開発者・臨床検査技師、医療・美容ライター
毛穴パックは毛穴ケアに有効ではありますが、同時に肌の乾燥を招いてしまう危険性もあります。パック後の乾燥を和らげるには、保湿成分を配合した毛穴パックを選ぶとよいでしょう。肌と毛穴を良い状態に保つためにはパック後の保湿ケアは必須なので、念入りに保湿をしましょう。

ケアにかかる時間で選ぶ|放置時間・完了までのステップをチェック


毛穴パックの放置時間は早いものは5分程度から、遅いものは15分以上待たないといけないなど、商品によって大きく異なります。
そのため、普段の生活リズムを踏まえて、どれくらいの放置時間なら問題がないかを考慮しながら選ぶようにしてみてください。
たとえば、ケアに時間を割けない場合は放置時間が短く済むものがおすすめです。商品パッケージに記載されているので参考にしてみてください。

そして最も大切なのが、毛穴パックの放置時間は必ず守ること。長時間放置すると毛穴パックが乾燥して、剥がす際に肌を傷つけたり肌の水分が奪われたりしてしまいます。

もし毛穴パックが乾燥して剥がしづらいときは、少し水分を含ませてあげると柔らかくなり綺麗に剥がせるので試してみてくださいね。

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

【剥がすタイプ】毛穴パックのやり方・注意点


剥がすパックは勢いよく剥がすと、角質も剥がれやすいためゆっくり剥がしましょう
特に鼻専用の毛穴パックは、角栓だけ上手く剥がすためにはコツが必要です。肌を傷めないために、貼り方や剥がし方も合わせてチェックしていきましょう。

剥がすタイプの貼り方


シートタイプは肌にしっかり密着させることが大切です。空気が入ったり浮いたりしないように貼っていきます。
塗って剥がすタイプは、使用量と置き時間を守らないと上手く剥がせなくなります。商品に記載されている使い方を必ずチェックの上、ご使用ください。

剥がすタイプの剥がし方


シートタイプは一気に剥がさず、ゆっくり少しずつ剥がすと角質が剥がれにくいです。
塗るタイプは乾いたことを確認し、上からゆっくり剥がしましょう。

【剥がすタイプ】毛穴パックのポイント


シートタイプも塗るタイプも放置時間をオーバーすると、固くなり剥がすときの肌負担が大きくなります。
使用量と時間は必ず守って行なってくださいね。

【洗い流すタイプ】毛穴パックのやり方・注意点


洗い流すタイプの毛穴パックは、剥がすタイプよりもマイルド。だから肌負担が少なく敏感肌の方でも使用しやすい商品が多いです。

洗い流すタイプの毛穴パックの使用ポイントと注意点も見ていきましょう。

【洗い流すタイプ】毛穴パックのポイント


時間を長く置くほうが、毛穴がきれいになりそうですが肌が乾燥するのでNGです。肌に塗ったら30秒などの短時間のパックもあるので、使用時間は必ず守ってください。

毛穴パックをうまく使うコツ・注意点


毛穴パックを使用する際にチェックしたいポイントは、以下の3つです。


毛穴パックの使い方ポイント
・すべての角栓を無理に取ろうとしない
・毛穴パックの使用頻度・時間を守る
・毛穴パックの後はしっかり保湿ケア

毛穴汚れをごっそり取りたいからといって、毛穴パックの使用方法を守らないのはNGです。無理に角栓を取ろうとしたり長時間使用したりすると、肌に負担がかかり逆効果になってしまうことも。必ず使用方法に従い、肌に負担が少ない毛穴ケアを行いましょう。

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

すべての角栓を毛穴パックで取ろうとしない


すべての角栓を一気に取ろうと思って、シートを勢いよく剥がしたり手で角栓を取ろうとしたりしてはいけません。無理に角栓を取ろうとすると、摩擦によって肌がダメージを受け、さらに、場合によっては毛穴の開きが悪化してしまうことも……。

無理に角栓を取って一時的に毛穴が綺麗になったとしても、肌にダメージが残っていればほかの肌トラブルを引き起こす恐れもあります。そのため、毛穴パックで自然に取れる角栓以外は無理に取らないようにしましょう

肌を綺麗にするために角栓を取ることも大切ですが、角栓が詰まらないように予防することも大切です。
角栓の原因となるターンオーバーの乱れや皮脂の過剰分泌を防ぐために、日々のスキンケアも入念に行いましょう。

毛穴パックの後はしっかり保湿スキンケアをする


毛穴パックの後は肌が乾燥しやすい状態なので、保湿ケアが欠かせません! 化粧水や美容液でたっぷりと水分・美容成分を補給したあとに、乳液やクリームで油分を補って肌にフタをしてあげましょう。
化粧水は収れん効果があるものを使用すると、毛穴を引き締める効果が期待できますよ。

また、「セラミド」「グリセリン」などの高保湿成分が配合された毛穴パックの使用もおすすめ。角栓や毛穴汚れを取り除きながら、同時に保湿も行える優れものです。

毛穴パックの使用頻度・時間を守る


毛穴パックの使用頻度や時間を守らないと、肌への負担が大きくなり肌トラブルを起こしたり、逆に毛穴が開いてしまう可能性があります。たとえ毛穴パックで角栓を取り除いても、ニキビや肌荒れが起きてしまうと新たな肌悩みを抱えてしまいますよね。

肌トラブルを防ぐためにも、必ず商品ごとに定められた使用頻度や放置時間を守るようにしましょう。

また、肌の状態が不安定なときは毛穴パックをお休みした方がよいでしょう。毛穴パックは肌の状態をチェックしながら行うことをおすすめします。

肌状態のチェックを習慣化しよう


毛穴パックは毎日したらきれいになる、というものではありません。肌の状態を見ながら適切に行なうことが大切。


使用基準を覚えておこう!
肌荒れしている:パックはお休み
肌が乾燥している:剥がす系はお休み、シートマスクはOK
特にトラブルなし:パックOK

同じ人でも肌の状態は日々変化するものです。特に女性は月のタイミングで肌の調子が変化しやすいですよね。
生理前はプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で肌が脂っぽく、一時的に毛穴が目立ちやすくなります。生理前は肌がゆらぎやすく敏感になりがちなので、人によってはパックをお休みしたほうがいい場合もあります。

数日後、生理になるとエストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌され、毛穴目立ちが軽減されやすいです。自分の肌サイクルを把握しておくと、スムーズに毛穴パックを行なうことができますよ。

鼻パック後の正しいアフターケアは?


毛穴ケアは、毛穴パック以外のスキンケアでも行いましょう。自宅で簡単に行える毛穴ケアは以下の通りです。

毛穴パック以外のおすすめスキンケア
・クレンジングで油性の汚れをしっかり落とす
・洗顔で古い角質や過剰な皮脂、汚れを洗い落とす
・収れん化粧水で肌を引き締める

クレンジングは、ファンデーションや口紅などの油性の汚れを落とすアイテムです。洗顔料では油性の汚れは落としきれないので、洗顔前にクレンジングでしっかりとメイク汚れを落とし、洗顔料で余分な皮脂や古い角質などを洗い落とします
洗顔料はよく泡立てて、泡を肌の上で転がすように洗うのがポイントです。力強くこすらないように注意しましょう。

最後に収れん化粧水を使うと、肌が引き締められてキメを整え、滑らかな肌に仕上げます。

毎日の毛穴ケア方法で悪化する前に予防しよう

毛穴の開きや角栓は、毎日のスキンケアで悪化を防げます。
クレンジングや洗顔などの落とすケアをきちんとするだけでも、老化角質が溜まりにくいため角栓予防になります。

また毛穴開きは、与えるケアで肌を乾燥させないようにすることが大切です。水分と油分のモイスチャーバランスを保つことで、過剰な皮脂を抑えることができます。

毎日のスキンケアから、毛穴のトラブルを予防していきましょう。

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木村あゆみ
木村あゆみ
元化粧品処方開発者・臨床検査技師、医療・美容ライター
肌は傷つきやすいので、過度な力や摩擦で傷めてしまわないように気を付けて毛穴ケアを行ってください。そのためには毛穴ケア商品の使用方法を守り、正しく使うことが必要です。正しく使用していても肌質により合わない場合があるので、異常を感じたらすぐに使用を中止しましょう。毛穴パックだけに頼らず、クレンジングや洗顔と組み合わせて肌の負担にならないようにケアを続けることも大切です。

毛穴パックに関する疑問Q&A

Q

毛穴パックの頻度はどれくらいがベスト?

A

毛穴パックは夏場で週1〜2回、冬場で週に1回から10日に1回くらいが目安です。また肌質により、脂性肌の方は冬場でも週1〜2回必要な場合もあります。やりすぎや日にちを空けずに行なうと肌を傷める原因になるので注意が必要です。

Q

毛穴パックはどんな毛穴悩みも解消してくれる?

A

角栓除去や黒ずみケアには効果的ですが、すべての毛穴悩みを解消することはできません。
特に毛穴に詰まった産毛は、パックや化粧品でケアはできないため、脱毛など別のケアを検討してくださいね。

Q

そもそも角栓って何?

A

角栓はタンパク質と皮脂が角栓の正体。毛穴から出る過剰な皮脂と、老化角質のタンパク質が毛穴に入り込んだ状態が角栓です。

Q

毛穴パックを使うと毛穴が大きくなるって本当?

A

毛穴パックを使って毛穴が大きくなることはありません。

詰まっていた角栓が取れることにより、毛穴が大きく見えることはありますが、実際の大きさはパック前後で変わりません。ただし、パックを勢いよく剥がしたり乾燥するまで放置したりすると、毛穴がダメージを受ける恐れがあるので注意しましょう。

Q

毛穴パックは肌が刺激が強そう。肌への負担・ダメージはあるの?

A

貼って剥がすタイプの毛穴パックは肌刺激が強めです。肌への負担が大きいため、敏感肌には不向きと言えるでしょう。
塗って洗い流すタイプは肌刺激が少なく、乾燥肌や敏感肌の方でも使いやすい商品が多いです。

Q

ホットタオルで温めてから、毛穴パックをすると良いって本当?

A

ホットタオルで温めると肌が柔らかくなり毛穴が開くため、角栓は取りやすい状態といえます。しかし、角栓自体も温められて柔らかくなってしまうため、取りづらくなってしまう恐れも。

洗い流すタイプであれば取れやすくなるかもしれませんが、剥がすタイプでは効果的ではないため、一概に効果があるとはいえません。

毛穴パックで定期的にケア


毛穴パックは、毛穴の汚れや角栓を取り除く便利なアイテムです
定期的に使用することによって毛穴の詰まりが解消され、綺麗な肌を手に入れられるでしょう。しかし、使用方法を間違えると肌にダメージを与える恐れがあるため注意が必要です。

使用頻度や放置時間など、商品ごとの使用方法は必ず守り、また、パック後の保湿ケアも忘れずに行ってください。

毛穴パックを活用して、つるつるで健やかな肌を手に入れましょう!

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