唇の乾燥が治らないのはなぜ? 効果が出やすいケアの方法を徹底解説

公開日: 2023年05月02日

唇の乾燥が治らないのはなぜ? 効果が出やすいケアの方法を徹底解説

唇の乾燥にリップクリーム等で保湿を行っていても、なかなか改善しないことがあります。

自分でも気づかない間に刺激を与えていたり、病気や環境が関係していることもあるので、長く治らない場合には皮膚科へ行きましょう。

唇の乾燥がなかなか改善されない理由としては、以下のようなものがあります。
治療やケアが適切でない: 唇の乾燥を改善するためのケアや治療が適切でない場合、症状が改善されません。

継続的な刺激: 唇をなめたり、唇に触れたり、刺激のある化粧品を使用したりすることで、治療効果が消えてしまうことがあります。

原因が特定できない: 乾燥の原因が特定できない場合、根本的な解決策が見つけられず、症状が改善されない可能性があります。

内部要因: 体内の問題(栄養不足、脱水、ホルモンバランスの乱れなど)が解決されない限り、唇の乾燥も継続されることがあります。

環境要因: 乾燥しやすい環境に長期間さらされることで、唇の保湿が十分に行われない場合があります。

慢性的な皮膚疾患: アトピー性皮膚炎や口唇炎などの慢性的な皮膚疾患が、唇の乾燥の根本原因である場合、症状が治りにくいことがあります。

ストレスや内臓の病気は、身体全体のバランスを崩し、免疫力を低下させるため、唇の保湿力が低下し、荒れたり、乾燥したりすることがあります。ストレスを解消し、健康な生活習慣を維持することが重要です。

唇への適切なケアには、唇への刺激を避け、適切な保湿を行い、健康的な唇を維持することが大切です。

唇の乾燥が治らない場合は、原因に応じた対策を講じることが重要です。また、自己判断で対処せず、皮膚科医に相談し、適切な治療を受けることをお勧めします。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「リップクリームの効果的な使い方」「唇の乾燥を改善する方法」「唇の乾燥対策には日常生活での工夫も大切」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。

リップクリームの効果的な使い方

唇の乾燥に悩む女性にとって、リップクリームは欠かせないアイテムです。効果的な使い方を知ることで、唇の保湿力をアップさせ、美しい唇をキープすることができます。

効果的なリップクリームの使い方には、良い成分が入ったものを選ぶこと、正しい塗り方のコツを押さえること、マッサージを取り入れることがポイントです。

また、症状がひどい場合は医薬品のリップクリームを使用することも一つの方法です。これらを意識してリップクリームを使用することで、唇の乾燥を予防し、すこやかな唇を保つことができます。

リップクリームを上手に活用することで、唇の乾燥を改善し、美しい唇を維持しましょう。適した成分のリップクリームを選び、正しい塗り方やマッサージを取り入れることがポイントです。

リップクリームが乾燥を防ぐ理由

リップクリームが乾燥を防ぐ理由は、保湿成分が含まれており、唇の水分を逃がさず、保護膜を作ることで乾燥から守ってくれるからです。

また、リップクリームには天然油脂やビタミンE、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されており、これらが唇に潤いを与え、バリア機能を強化します。

さらに、リップクリームを塗ることで唇の表面に薄い膜ができ、外部刺激から唇を守る効果もあります。

このような働きにより、リップクリームは唇の乾燥を防ぐ役割を果たしてくれます。

どんな成分が入っているリップクリームが良い?

唇の荒れや乾燥をケアするためのリップクリームには、保湿成分や肌荒れを防ぐ成分が含まれていることが重要です。

保湿成分としてはセラミドやヒアルロン酸、スクワラン、シアバターなどが有名です。また、肌荒れを防ぐために、ビタミンEやアロエエキスなどの成分も含まれていることが望ましいです。

これらの成分が含まれたリップクリームを選ぶことで、唇の乾燥を改善し、美しい唇を保つ手助けとなってくれます。

リップクリームの塗り方のコツ

リップクリームを塗る際のコツを押さえることで、より効果的に唇の乾燥を整えることができます。適量を塗り、ムラなく広げることが重要です。

リップクリームを塗る際には、まず適量を唇に乗せます。少量ずつ追加していくことで、過剰に塗らずに済みます。また、リップクリームを塗る際には、唇全体にムラなく広げることが大切です。

唇の内側から外側に向かってくるくると広げ、唇の隅々まで行き渡らせましょう。こうすることで、リップクリームの保湿効果を最大限に発揮させることができます。

リップクリームの塗りマッサージとは?

リップクリームの塗りマッサージは、リップクリームを塗る際に唇に軽くマッサージを行うことで、血行を促進し、保湿成分が浸透しやすくなります。

リップクリームの塗りマッサージでは、リップクリームを塗る際に、指を使って伸ばしながらくるくると小さな円を描きながら内から外へ唇全体を優しくマッサージします。

これにより、唇の血行が促進され、保湿成分がより浸透しやすくなります。また、マッサージを行うことで、唇の角質ケアもできるため、乾燥によるブツブツやガサガサ感の改善にも効果があります。

症状がひどいときは医薬品のリップクリームを使う

症状がひどい場合は、医薬品のリップクリームを使用することで、より効果的に唇の乾燥を改善することができます。

市販の一般的なリップクリームでは効果が十分に得られない場合や、唇の状態がひどい場合には、医薬品のリップクリームを使用することを検討しましょう。

医薬品のリップクリームは、保湿成分が高濃度に含まれており、かゆみや炎症を抑える効果もあります。ただし、医薬品のリップクリームは、副作用があることもありますので、使用前に注意事項を確認しましょう。

唇の乾燥を改善する方法

唇の乾燥を整える方法は、リップクリームの使用だけでなく、ワセリンや薬、唇パックなどのケア方法も効果的です。

リップクリーム以外にも、ワセリンや薬を使って唇の乾燥を整えることができます。ワセリンは保湿効果が高く、薬はかゆみや炎症を抑える効果があります。

また、唇パックは、保湿成分が高濃度に含まれたシートを使用し、唇に密着させることで、保湿効果を高めます。さらに、週に1回のスクラブもおすすめです。

スクラブによって、唇の角質を取り除き、保湿成分が浸透しやすくなります。最後に、メイクを丁寧に落とすことも大切です。メイクの残りが原因で、唇が乾燥することがあります。

唇の乾燥を整える方法は多岐にわたりますが、リップクリーム以外にもワセリンや薬、唇パックなどのケア方法が効果的であることを知り、自分に適したケア方法を見つけて、すこやかな唇を保ちましょう。

ワセリンによるケア

ワセリンによるケアは、保湿効果が高く、唇の乾燥を整えることができます。

ワセリンは、石油から作られた無色透明のクリーム状のもので、保湿効果が非常に高いため、唇の乾燥を整えるのに効果的です。

また、安価で手に入るため、リップクリームがない場合でも簡単にケアができます。香料なども含まれていないので、刺激が少ないのも特徴です。

荒れた唇にも痛みを感じずにケアできます。ワセリンを唇に塗ることで、水分を逃さず、唇を保湿します。

ただし、ワセリンはあくまで保湿効果があるだけで、栄養成分は含まれていませんので、他のケア方法と併用することが望ましいです。

薬でのケア

薬を用いたケアは、炎症やかゆみを抑える効果があり、唇の乾燥を整えることができます。

市販の一般的なリップクリームでは効果が得られない場合や、唇の状態がひどい場合には、薬を使用してケアすることが効果的です。

薬には、保湿効果が高い成分や、炎症やかゆみを抑える効果がある成分が含まれています。

ただし、薬は副作用があることもありますので、ステロイドなどの外用剤は使用前に注意事項を確認し、医師や薬剤師と相談して使用しましょう。

唇パックでスペシャルケアを行う

唇パックは、唇に直接密着することで保湿効果を高め、乾燥を整えることができます。

唇パックは、シート状になっているものや、ジェル状のものがあり、唇に直接貼り付けることで、保湿成分がしっかりと浸透します。

また、唇パックを使用することで、唇を外部環境から守ることができるため、乾燥対策に効果的です。週に1回程度の使用がおすすめですが、唇の状態によってはもう少し頻度を増やすことも可能です。

ただし、使用しすぎると、唇が依存してしまうこともあるため、適度な使用が大切です。

週に1回のスクラブもおすすめ

週に1回のスクラブは、唇の古い角質を除去し、乾燥を整えることができます。

唇のスクラブは、古い角質を除去し、新しい皮膚が生まれやすい環境を整えることができます。市販のスクラブや、自宅で砂糖とオリーブオイルを混ぜた手作りスクラブを使用することができます。

ただし、力を入れすぎてしまうと、唇を傷つけることがあるため、優しく行うことが大切です。また、スクラブ後には、保湿成分が豊富なリップクリームやワセリンなどでケアを行いましょう。

メイクを丁寧に落とす

メイクを丁寧に落とすことで、唇の乾燥を整えることができます。

唇に残ったメイクは、乾燥を引き起こす原因になることがあります。クレンジングを行う際は、唇にも丁寧にクレンジング剤を塗布し、メイクを落としましょう。

ただし、強くこすりすぎると、唇を傷つけることがあるため注意が必要です。メイクを落とした後は、保湿成分が豊富なリップクリームやワセリンを塗布して、唇の乾燥を整えることが大切です。

唇の乾燥対策には日常生活での工夫も大切

唇の乾燥を整えるためには、日常生活での工夫が大切です。摩擦を避け、水分補給や鼻呼吸、睡眠など生活習慣も意識してみましょう。

唇の乾燥対策として、リップクリームやスクラブなどのケア以外にも、日常生活での工夫が大切です。

適度な水分補給や、ビタミンB群の摂取、鼻呼吸を意識することなどが、唇の乾燥対策に役立ちます。また、質の良い睡眠や適度な運動を心がけることで、全身の血行が良くなり、唇の乾燥も整えることができます。

日常生活での工夫を行うことで、唇の乾燥を整えることができます。適度な水分補給や、ビタミンB群の摂取、鼻呼吸を意識することなど、習慣に取り入れてみましょう。

唇の乾燥・摩擦を避ける

唇の乾燥・摩擦を避けることが、唇の乾燥対策に繋がります。唇を触ることや、舐めることは、唇の乾燥を悪化させる原因となります。

また、タオルで強く拭いたりすることも、唇の皮膚を傷つけるため避けましょう。唇が乾燥していると感じたら、すぐに保湿ケアを行い、乾燥や摩擦を避けることが大切です。

水をたくさん飲む

適切な水分補給は、唇の乾燥対策に効果的です。水分不足は、唇だけでなく全身の乾燥の原因となります。

1日に1.5リットルから2リットルの水分を摂取することが、健康的な体調を保つために推奨されています。水分補給は、水だけでなく、お茶やスープなどからも摂取できます。

十分な水分を摂取することで、唇の乾燥も整えることができます。

ビタミンB群を積極的に摂る

ビタミンB群を積極的に摂取することで、唇の乾燥を整えることができます。
ビタミンB群は、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。

特に、ビタミンB2やビタミンB6は、唇の乾燥対策に効果的です。ビタミンB群は、肉類や魚類、卵、緑黄色野菜、乳製品など、さまざまな食品から摂取することができます。

積極的に摂取することで、唇の乾燥を整えることができます。

鼻呼吸を意識する

鼻呼吸を意識することで、唇の乾燥を防ぐことができます。

口呼吸をすると、唇に直接空気が当たり、乾燥が進んでしまいます。鼻呼吸を意識することで、唇にかかる乾燥の負担を軽減できます。

特に寝る前や寝ている間に鼻呼吸を意識することが大切です。寝ている間に口呼吸をしてしまう場合は、枕の高さを調整することで鼻呼吸がしやすくなります。

質の良い睡眠や適度な運動など生活を見直す

質の良い睡眠や適度な運動を取り入れることで、唇の乾燥対策に繋がります。

睡眠不足やストレス、運動不足などの生活習慣は、唇の乾燥を悪化させることがあります。質の良い睡眠をとることで、皮膚の新陳代謝が促進され、乾燥対策に繋がります。

また、適度な運動は、血行を良くし、全身の皮膚に栄養を届けることができます。ストレス解消法を見つけることも、唇の乾燥対策に効果的です。

乾燥をなくそうと唇を舐めるのは逆効果

唇の乾燥を感じるとつい舐めたくなりますが、唇を舐めることは逆効果であり、さらなる乾燥を招くことになります。唇の保湿を意識し、適切なケア方法を取り入れましょう。

唇が乾燥していると、つい舐めたくなることがありますが、唇を舐めることで唾液が蒸発し、さらに唇の乾燥が進行します。

また、唾液中の酵素が唇の皮膚を痛めることもあります。唇が乾燥した際は、舐めるのではなく、リップクリームやワセリンなどで保湿を行いましょう。

ヒリヒリと痛い、腫れるほど乾燥しているときのケア

唇がヒリヒリと痛い、腫れるほど乾燥している場合は、刺激の少ない保湿ケアが必要です。

ヒリヒリと痛みを伴う乾燥唇には、刺激の少ないワセリンや無香料・無着色のリップクリームを使用し、保湿を徹底しましょう。

さらに、唇を舐めることや強くこすってしまうことは避け、乾燥を悪化させないように注意が必要です。

もし症状が改善されない場合や悪化していく場合には、皮膚科での診察を受け、適切な治療を受けることが大切です。

ブツブツがでてきたら?どうすれば良い

唇にブツブツができた場合、原因を見極めて適切なケアが必要です。まずは保湿を心がけ、改善しない場合は皮膚科を受診しましょう。

乾燥やアレルギー、唇ヘルペスなどが原因となっていることが考えられます。まずは、リップクリームやワセリンを使用して保湿を徹底しましょう。

それでも改善されない場合や症状が悪化する場合は、皮膚科の受診が必要です。専門医の診察を受け、適切な治療を受けることが大切です。

まとめ

唇の乾燥は、リップクリームの適切な使用や日常生活での工夫によって改善することができます。リップクリーム選びでは、保湿成分が豊富なものを選ぶことが大切であり、正しい塗り方やマッサージも効果的です。

また、ワセリンや薬でのケア、唇パックやスクラブケアもおすすめです。さらに、唇の乾燥対策には、日常生活での工夫も重要であり、唇を舐めるのは逆効果であることを意識しましょう。そして、適度な運動や質の良い睡眠、バラエティ豊かな食事を心がけることが、乾燥対策に効果的です。

これらの方法を取り入れることで、唇の乾燥を整え、すこやかな唇を保つことができます。

リップクリーム選びでは、保湿成分が豊富なものを選ぶことが大切であり、正しい塗り方やマッサージも効果的です。また、ワセリンや薬でのケア、唇パックやスクラブケアもおすすめです。

さらに、唇の乾燥対策には、日常生活での工夫も重要であり、唇を舐めるのは逆効果であることを意識しましょう。

そして、適度な運動や質の良い睡眠、バラエティ豊かな食事を心がけることが、乾燥対策に効果的です。これらの方法を取り入れることで、唇の乾燥を整え、すこやかな唇を保つことができます。

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