リップクリームの種類｜自分に合ったリップクリームの選び方のコツを徹底解説

リップクリームには4つの種類があります。スティックタイプ・チューブタイプ・バームタイプ・スクラブタイプといったさまざまな種類があり、使い方や効果が違います。

一般的に使われているのはスティックタイプですが、保湿を目的とするのはスティックタイプ・チューブタイプ・バームタイプです。

スクラブタイプは古い角質を取る役目があります。それぞれの効果を理解して、自分の目的に合ったリップクリームを選びましょう。

スティックタイプは、一般的に使われているタイプです。ほとんどの方が使ったことがあるのではないでしょうか。硬い棒状のクリームでできており、塗りやすいのが特徴です。UVカット配合や色付きリップクリームなど、さまざまな種類が販売されています。

チューブタイプは、テクスチャーが柔らかく塗りやすいのが特徴です。直接唇に塗ったり、指にとってまんべんなく塗ることができます。

バームタイプは、リップクリームよりも保湿力が高いタイプです。リップクリームじゃ物足りないという方に向いています。柔らかいテクスチャーで、ジャータイプの容器に入っているものが多いです。

スクラブタイプは、保湿とは違います。古い角質をとることを目的としたリップクリームです。小さな粒が入ったテクスチャーで角質を落として、ツルツルの唇に仕上げてくれます。

リップクリームにはさまざまなタイプがあります。スティックタイプ以外も、特徴を知ることで普段の唇ケアごとに使い分けることができるようになります。油分の多さと求める保湿力で使い分けると良いでしょう。

スティックタイプ

スティックタイプは、一般的に使われている代表的なリップクリームです。
クリームが硬い棒状で作られており、手を汚さず手軽に塗れることで多くの人に使われています。

スティックタイプはたくさんのバリエーションがあり、どれを使えばいいか迷うほどの種類です。

紫外線が気になる方はUVカット配合のものを選びます。唇は皮脂膜を作ることができないので、日焼けを避けることはできません。

紫外線は一年中降り注いでいるので、紫外線防止にはUVカット配合のリップクリームを選びましょう。

唇の血色を健康的に見せたい方は、色付きのリップがおすすめです。薄付きで長時間色が続くことはありませんが、ナチュラルメイクをしている方はこれ一本で口元メイクが完成します。

高保湿でうるおいが欲しい方は、ワセリン入りのリップクリームを使うとよりしっとりします。

チューブタイプ

チューブタイプは、グロス感覚で使うことができるリップクリームです。
テクスチャーが柔らかくみずみずしい質感で、うるツヤな仕上がりが人気のタイプです。

また、柔らかいのでまんべんなく唇に塗ることができます。色付きのタイプも販売されているので、メイクとして使うのもOKです。

色付きの他に、ラメが入ったものや香り付きのチューブタイプがあります。シーンに合わせて使い分けて楽しむのもおすすめです。

チューブタイプは容器を指で押しながら唇に直接塗るタイプと、指に出して塗るタイプがあります。

指で直接塗るとキレイに塗れるので、仕上がりを気にする方は指を使ってみてください。手を汚したくない方は、直接塗るタイプを選びましょう。

バームタイプ

バームタイプは、スティックタイプと比べて保湿性が高いリップクリームです。
油分の割合が多く、こっくりとした濃厚な質感が特徴です。

スティックタイプとは違い、柔らかいテクスチャーでジャータイプに入っていることが多いです。

唇の乾燥を防いで保湿する役割はスティックタイプと同じですが、質感・保湿力に違いがあります。

スティックタイプのリップクリームに比べて油分が多く入っているので、保湿力が違います。バームの油分が唇に密着して長時間唇を乾燥から守ってくれるため、冬などの乾燥する季節に大活躍です。

デメリットとしては、一般的なリップクリームよりもベタつきがある、指が汚れてしまうことの２点です。バームを固めたスティックタイプも販売されているので、指を汚したくない方はスティックタイプを使いましょう。

リップスクラブ

「リップスクラブ」と言われるスクラブタイプのリップクリームは古い角質を除去するもので、保湿専用のリップクリームとは使用用途が違います。

唇は３～４日の周期でターンオーバーを繰り返しており、その度に古い角質が溜まります。角質が溜まると乾燥したときのようなガサガサ感を感じるようになり、口紅のノリも悪くなってしまうのです。

洗い流すタイプと洗い流さないタイプが発売されていますが、リップクリームと同じ形式で塗ってなじませることで、自然な角質ケアができる手軽なものが多く出ています。

また、シュガースクラブなど優しい成分のスクラブ機能が搭載され、リップクリームにスクラブと保湿が両立しているタイプのリップクリームが販売されており、その場合は塗るだけで１本で保湿も角質ケアも叶います。