【2023年】美白クリームおすすめ人気ランキング34選|肌が白くなるクリームってあるの?

ページ更新日:2023年5月10日

【2023年】美白クリームおすすめ人気ランキング34選|肌が白くなるクリームってあるの?
監修者
イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
大学卒業後、日系航空会社にてグランドスタッフとして勤務。落ちないメイクやコスメへの研究に余念がなかった経験を生かし、退職後はライターとして美容メディアをメインにさまざまなジャンルを執筆中。

※監修者は「効果」「選び方」「効果的な塗り方」について監修をおこなっています。ランキングに掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキング付けしたものです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。

くすみやシミ、黒ずみ、そばかすなどの悩みから透明感のある美白肌を求める人におすすめなのが、つける量を調整しながら利用できる美白クリーム。ハイドロキノンやトラネキサム酸など、美白で有名な成分も複数あり、価格帯もプチプラからデパコスクラスまで種類が多いので、自分に合った商品を選べないという方も多いのでは?

そこで今回は
・美白クリームの効果
・自分の肌に合った美白クリームの選び方
・美白クリームの効果的な塗り方
を解説しつつ、美白で悩んだ人がいくつかの美容商品の利用をへて、美白の悩みを解決してくれた商品だと感じたおすすめの美白クリームを紹介します。Amazonや楽天の売れ筋商品や、美白肌に近づくためのスキンケアの注意点なども解説していくので、自分にぴったりのクリームを見つけるさいの参考にしてみてください。

シミ、ソバカス、肝斑などは消える? 美白クリームで肌を白くする方法


一般的な日本の美白クリームは、メラニンの生成を抑え日焼けによるシミ、そばかすを防ぐためのもの。有効成分の働きにより肌本来の透明感を引き出すのがメインなので、美白クリームを塗ったからといって漂白剤のように即肌が白くなるわけでありません。

一方、韓国製の美白クリームはファンデーションに含まれる成分などを配合し、物理的に肌を白く見せるアイテムもあります。

すぐに肌を白く見せたい、という人は韓国製の「ウユクリーム」と呼ばれる美白クリームを使ってみてはどうでしょうか? ウユクリームとは日本語で牛乳クリームとの意味があり、肌に塗布することで真っ白なお肌を演出できるコスメの一つです。スキンケアというよりもメイクアップ時に使用することが多く、肌を白く見せるアイテムです。

3CEの「ホワイトミルククリーム」やG9SKINの「ホワイトホイッピングクリーム」、PERIPERAの「ミルクブラートーンアップクリーム」などがその代表です。

美白クリームを使う目的って? 美白美容液との違いは?


美白美容液はシミやそばかすの予防に特化した化粧品や医薬部外品です。

美白クリームは美白成分が入った保湿クリームとクリーム状の美容液の2種類があり、後者は美白美容液とほぼ変わりがありません。美白有効成分が入ったクリームは保湿が主な目的となることが多く、美容液と併用することで美白美容液の効果をより高めてくれます。

ただ、より強い美白有効成分が入った美白クリームは、美白美容液とも違う効果を発揮してくれるので、うまく活用していきましょう。

美白有効&保湿成分で選ぶ! 美白の悩みを解決したおすすめ美白クリーム


LASELAでは過去に美白の悩みを解決した方に、どんな商品で悩みを解決したかアンケートをとり「美容ログ」として掲載しています。今回はそんな美容ログを参考に、美白の悩みを解決した美白クリームに美白有効成分の視点から迫っていきましょう。

ハイドロキノンの美白クリーム


ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれる強力な美白有効成分で、その効果は他の美白成分の10~100倍と言われています。ハイドロキノンはメラノサイトやチロシナーゼの働きを阻害することでメラニン色素の合成を抑え、シミが濃くなったり増えたりするのを予防してくれます。

また、ハイドロキノンが「肌の漂白剤」と呼ばれるのは、メラニン色素を淡色化する「還元作用」があるため。多くの美白成分がシミの予防に特化した効果を持つのに対し、ハイドロキノンはできてしまったシミを薄くする効果も期待できるのです。

ただし、ハイドロキノンで検索している人も多い理由として、高濃度の美白成分のせいか刺激が強く肌への負担があるということが挙げられます。いくら効果があるからって、赤みが出ても使ったり、顔全体に塗る、クリームを塗って敏感になった肌に強烈な紫外線を浴びせるなどの行為は控えましょう

ハイドロキノンを利用する場合は事前にパッチテストを行うか、美容ログで自分と近い肌質の人がハイドロキノン入りの美白スキンケアを使ってどうだったか?を確認しましょう。

▼ 美白の悩みを解決したハイドロキノン入りの美白クリーム

商品名どんな美白の悩みを解決したか?
KISO ハイドロクリームPHQ-8(純ハイドロキノン8%配合)・シミを解決
・年齢とともにできたシミやシワにアプローチできる。匂いもなく使いやすいフェイスクリーム
美容ログの口コミをチェック
ハイドロキノン4%配合美容ケアクリーム・シミを解決
・肌に優しく、テクスチャーもやわらかいため敏感肌の人でも使いやすい
美容ログの口コミをチェック

美白クリームの他にゼオスキンのハイドロキノンシリーズも人気ですよ。
・ZO Skin Health ミラミックスを使った美容ログはこちら
・ZO Skin Health ミラミンを使った美容ログはこちら

ナイアシンアミド(ビタミンB3)の美白クリーム


ナイアシンアミド(ビタミンB3)は2018年にシワ改善を認められるなど、非常に優れた美容効果を持つとして美容業界でも注目されている成分のひとつ。刺激が少ない成分として有名で、肌質を問わず使用できるとされています。

医薬部外品として厚生労働省から認められているナイアシンアミドの化粧品成分の効果は3つ。ひとつは「シワ改善」真皮にあるコラーゲンの生成を改善し、コラーゲンがたくさんできることでシワが改善される。

2つ目は「肌荒れ」。セラミドの合成を促進することで、肌のバリア機能を改善する。

3つめは「美白。シミやそばかすの原因になるメラニンの抑制を抑えることと表皮にあるメラノサイトというメラニン色素を作る細胞が、表皮の細胞にメラニン色素を渡すのをブロックしてくれる働きがあるので、美白効果も求めることができます。

「シワ改善」と「美白効果」は医薬部外品の有効成分として配合される場合にのみ認められた効果。シワ・シミのケアを行いたいなら必ず「医薬部外品」を選びましょう。

▼ 美白の悩みを解決したナイアシンアミド入りのクリーム

商品名どんな美白の悩みを解決したか?
オルビス リンクルホワイトエッセンス・シミを解決
・加齢によって増えるシミにアプローチ。新しいシミの予防だけじゃなく現在のシミが薄くなる感じも
美容ログの口コミをチェック
Dr.Althea パワー ブライトニング グルタチオンクリーム・くすみを解決
・有名人も使っているクリームで継続利用で美白を実感。いい匂いなのでスキンケアタイムも楽しくなる
美容ログの口コミをチェック

ナイアシンアミドは美容液にも入ってる商品が多いのでぜひチェックしてください。

・顔全体の黄色のくすみをナイアシンアミド入りの美容液「魔女工場 ガラク ナイアシン2.0エッセンス」で解決した美容ログはこちら
・目元のシワにハリをもたらせてくれたナイアシンアミド入りの美容液「無印良品 エイジングケア薬用リンクルケア美容液」で解決した美容ログはこちら

ビタミンC誘導体の美白クリーム


美白関連の化粧品でよく見かける「ビタミンC誘導体」の文字。ビタミンCとビタミンC誘導体は何が違うのでしょうか?まず、美白効果のある成分としてよく知られているビタミンCですが、光や熱、酸化に弱く不安定な構造のため壊れやく、肌へ浸透しにくい成分です。

このような欠点を補うために、ビタミンCとリン酸を結合させて安定化させたのがビタミンC誘導体。ビタミンC誘導体は角質層へ透過性を高め、肌に吸収された後に酵素反応によりビタミンCになり、その効果を発揮します。

ビタミンC誘導体には種類があり、水に溶けやすい水溶性ビタミンC誘導体(アスコルビルリン酸Na、アスコルビルグルコシドなど)。角質層への吸収率が高く、刺激が少なく肌馴染みが良い油溶性ビタミンC誘導体(ステアリン酸アスコルビル、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルなど)があります。美白クリームで使われるのは後者の油溶性ビタミンC誘導体。

また、水溶性と脂溶性の両方のメリットを併せ持っている新型ビタミンC誘導体もあり、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Naなどと表記されています。

▼ 美白の悩みを解決したビタミンC誘導体入りのクリーム

商品名どんな美白の悩みを解決したか?
VELUS HQ White Cream・シミを解決
・30代に突入して変わった肌質にアプローチ。肌のトーンアップを比較的早い段階から実感できる
美容ログの口コミをチェック
ケシミンクリーム・シミを解決
・産後にできた目尻下のシミにアプローチ。ドラッグストアで購入できて化粧下地としても使える
美容ログの口コミをチェック

ビタミンC誘導体は化粧水に含まれることが多く、美容ログにも多くの口コミが寄せられているのでぜひチェックしてください。

・頬の上部分と目の下のシミを大容量のビタミンC誘導体入りの「透明白肌 ホワイトローション」で解決した美容ログはこちら
・大容量で使えて顔全体のくすみに高い保湿力でアプローチしたビタミンC誘導体入りの「無印良品 エイジングケア薬用美白化粧水」の美容ログはこちら

美白のキーワードは「トランシーノ」

美白クリームと同時に気になるのが「トランシーノ」というキーワード。シミを予防し美白効果に期待ができるトラネキサム酸を配合したOTC医薬品「トランシーノII」は、美容ログにも口コミが寄せられているのでチェックしてくださいね。
「トランシーノII」を飲んでくすみにアプローチした美容ログはこちら
・同じく「トランシーノII」でシミのレーザー施術の悪化にアプローチした美容ログはこちら

もうひとつ「トランシーノの薬用ホワイトニングリペアクリームEX」トラネキサム酸配合で美白に有効。塗るマスクと言われるジェル状の美白クリームです。トランシーノはライン使いもできるので、こちらもぜひチェックしてください。
・「トランシーノ薬用ホワイトニングエッセンスEXII」で目の下のそばかすにアプローチした美容ログはこちら

美白クリームの効果と選び方

美白クリームの効果と美白クリームを選ぶときのチェックポイントをご紹介します。

【美白クリームの効果】美白クリームを使うと肌が白くなる? シミやそばかすが消える?


美白クリーム(ホワイトニングクリーム)は「メラニンの生成を防ぐ」「メラニンの色素を薄くする」「メラニンの排出を促す」といった効果のある成分を配合したフェイスクリームです。

またクリームの保湿効果で肌が整うと、肌がワントーン明るくなるというメリットも。しかし、美白クリームはあくまで予防に使う商品であるため、シミやそばかすを消したり、肌の色を白くすることはできないので注意しましょう。

① 美白有効成分が配合されているかチェックする

肌のシミやくすみの原因は紫外線やストレスによって、肌にシミのもととなる「メラニン」が発生し、蓄積することによって起こります。

美白有効成分はシミやそばかすへの一定の効果が認められているものなので、用途に合わせて成分をチェックしましょう。

トラネキサム酸、カモミラET、アルブチンはメラニンの生成を防ぎ、日焼けによるシミを予防
リノール酸、4MSKはメラニンの生成を防ぐ&できてしまったメラニンの排出をサポートし、日焼けによるシミを予防&薄くする。
ビタミンC誘導体は先ほども紹介した通り、メラニンを還元しできてしまったシミを薄くしてくれます。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
それぞれ肌タイプや悩みによって得意分野はさまざまです。効果や種類をきちんと知って、自身に合った美白化粧品を選ぶようにしましょう。

② 保湿成分配合かチェックする


肌のターンオーバーを整えるためには、肌にしっかりと水分を与えることが大切。ヒアルロン酸、セラミド、スクワランなどの高保湿成分が美白クリームに配合されているかチェックしましょう。

③ 抗炎症作用のある成分でダメージケア



どれほど予防ケアしても紫外線を浴びれば肌は少なからずダメージをうけます。

そのため、美白有効成分だけでなく、炎症を引き起こした肌を落ち着かせてくれる抗炎症作用のある成分も取り入れましょう。

④ 自分好みのテクスチャを選ぶ


クリームは肌タイプにより、つけ心地に好みが分かれるもの。水溶性成分が多く含まれるグリセリン配合のものは、みずみずしい軽いつけ心地が特徴。

こっくり系のテクスチャのものは油分の量が多く、肌のうるおいをしっかり守ってくれるので、乾燥肌の人におすすめ。一方でクリームのしっとり感が「ベタベタしてる」と感じる人には不向きだったりします。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
一見美白とは関係ないように思える保湿は、美白とは切っても切り離せないポイント!
ターンオーバーの正常化には保湿ケアは欠かせません。乾燥していて古い角質が厚くなっていては、いくら美白化粧品を使っても浸透していきません。十分に保湿ケアをした上で美白化粧品を使うようにしましょう。

④ 肌へのやさしさを忘れない


人によって刺激を感じてしまう成分が入っている場合は注意が必要です。サンプルを活用したり、パッチテストをおこなうことでアレルギー反応が起きないかチェックしましょう。

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

Amazonや楽天の人気売れ筋美白クリームは?


楽天、Amazonでレビューが多い美白クリームを調査しました。

楽天の売れ筋美白クリーム


楽天で売れているのはトラネキサム酸が配合された1,000円台の美白クリームが主流。「勉強堂ホワイトニングクリーム」。薬用美白成分の「トラネキサム酸」が配合され、無着色、無香料、無鉱物油、アルコールフリー、パラベンフリーと5つの無添加な上、お値段も送料込で1,500円とお手頃なのが高評価。トラネキサム酸2%、グチリルレチン酸ステアリル0.1%とWの薬用成分が配合された「KISO」の美白クリームも人気です。

口コミを見ていても、「刺激がなく優しい」「肌が明るくなった」「くすみが薄くなった」「保湿効果も高い」など、満足している意見が多いようです。

Amazonの売れ筋美白クリーム


Amazonでは、楽天よりも少し高めの価格帯2,000円台で、美白有効成分が濃く配合された美白クリームが人気の傾向。「KISO CARE ハイドロクリームPHQ-8」は、純ハイドロキノン 8%が配合され、他にも整肌成分のヒト脂肪細胞順化培養液エキス、アルファーアルブチン、コウジ酸、アゼライン酸、カフェイン、ビスグリセリルアスコルビン酸、ポリクオタニウム-51、ツボクサエキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2Kなどが贅沢に配合されています。


また、プチプラでは「小林製薬 ケシミンクリーム」も1,000円前後で購入できるとあって人気が高いです。

他にも安定型ハイドロキノン10%配合の商品もあり、美白クリームに関しては国産の商品が人気が高い印象を受けます。また、口コミを見ていると「即効性はないが徐々に効いている感じがする」「最初は肌が赤くなったが、その後シミが薄くなった」あなど、効果を実感している方が多い一方で、「継続したがよく分からなかった」という意見も。

美白クリームは、主にメラニンの抑制を抑え美白に導いていく成分が主なので、ターンオーバーとともに徐々に効果を実感していく方が多いです。どの商品もある程度根気強く使わないと効果を実感しづらいものであることは間違いありませんが、肌が赤くなったりヒリヒリしたりするのに無理して使い続けるのはNG。異常を感じたらすぐに使用をやめ、治らない場合には皮膚科に行きましょう。

全身を白くしたい場合の美白クリームは?


顔だけではなく、手の甲など長袖を着ていても見える部分は美白をキープできている方が若々しく見えます。ただ、全身真っ白な雪のような肌になりたい……。そう願ったとき、顔用のクリームを全身に塗るのはコスト的にちょっと大変ですよね。その場合は、美白ボディクリームを選びましょう。

美白ボディクリームの選び方


美白用のボディクリーム選びは、成分をよく見て保湿と美白の成分が配合されたものかどうかをチェック。

【美白ボディクリームによく使われる美白成分】

  • ビタミンC誘導体
  • ナイアシンアミド
  • アルブチン
  • コウジ酸
  • トラネキサム酸
  • プラセンタ

など。


【美白ボディクリームによく使われる保湿成分】

  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • セラミド
  • 天然植物エキス、オイル


など。

美白用ボディミルクもおすすめ


また、運動時や夏などべたつきを避けたい時は、美白クリームではなく「ボディミルク」で取り入れるのもおすすめ。例えばコンビニやドラッグストアでもよく見かける「麗白 ハトムギ ボディミルク」はAmazon等で500円台で買えるプチプラながら、ハトムギ種子エキス、ヒアルロン酸、ホホバオイルなどの保湿成分が配合されており、べたつかないので夏でも気軽に使えます。

また、全身を白くしたい場合には化粧品だけではなく普段のボディケアの見直しも大事です。体を洗うときにナイロンタオルでごしごし擦っていたり、外出時に顔しか日焼け止めを塗らなかったりしていませんか?

美白クリームの効果的な塗り方と注意点は?


いつものスキンケアを終えた後、クリームを「おでこ、両ほほ、鼻の頭、あご」の5点にのせてから「両頬→おでこ→鼻筋→顎」の順番に顔全体にのばしていきます。集中的にケアしたい部分は最後にのばしましょう。


適量を手で温めてハンドプレスする
おでこ、両ほほ、鼻の頭、あごの5点におく
内側から外側へなじませる
集中的にケアしたい目元や口元に重ねてつける
顔全体を軽くおさえてなじませる
残りは首元になじませる

美白効果を引き出すスキンケアの手順

スキンケアは「クレンジング→洗顔→ブースター(導入液)→化粧水→美容液→乳液→クリーム→日焼け止め」の順番で行いましょう。美白クリームに十分な保湿効果があるのであれば、乳液は使用しなくてもOK。化粧水や美容液をしっかりと肌に浸透させてから、美白クリームを使うようにしてみてください。

また、摩擦による肌への刺激もくすみやシミの原因となるため、「化粧水はコットンではなく手で付ける」「擦らずにハンドプレスでなじませる」などを意識して、優しく丁寧なケアを心がけましょう。

スペシャルケアと併用することで効果を高める

美白クリームは定期的なスペシャルケアと併用することでさらに効果が高まります。おすすめの2つのスペシャルケアをご紹介します。

① 角質ケアを行う


美白クリームの効果を高めるために、週に1〜2回ほどの角質ケアを取り入れましょう。

角栓とは、皮脂と古い角質が混ざってできたもの。この角栓は毛穴を詰まらせ、放置するとどんどん大きくなります。鼻や眉間、あごなどの皮脂分泌が多いエリアに目立ちます。

角質ケアは、肌のターンオーバーをサポートするケアとしてもおすすめです。角質ケア美容液を使うか、角質が溜まりやすい小鼻や眉を中心に、ピーリング剤でやさしく拭き取るのを週に2回習慣にするだけで、肌のやわらかさや透明感に差が出ます。

摩擦は厳禁なので、コットンにピーリング剤をつけたら一方方向にやさしくふきとり、往復はしないように注意しましょう。

② 保湿パックやマスクを利用する


美白クリームの効果を高めるために、保湿パックやマスクを取り入れましょう。

洗顔後のお肌に使用したり、美白クリームを使用する前に取り入れたりするのがおすすめ。シートマスクやパックは、顔にのせて数分間置いておくだけで、美容成分がじっくりと肌に馴染んでいきます。保湿効果で肌の印象が明るくなるだけじゃなく、肌が柔軟になるので、その後の美白成分の浸透サポートにつながります。

美白クリームを塗るときの注意点をチェック


手のひら全体でやさしくハンドプレスすることで、クリームが温まり肌になじみやすくなります。保湿を十分にしてから塗った方が効果が高いので、クリームを使う前にしっかり保湿しましょう。また、保湿がおろそかになりがちな鼻筋、あごは、意外とうっかり焼けしやすいパーツ。忘れずに保湿して肌を保護しましょう。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
美白は一日にしてならず!
成分や効果をきちんと理解して、自分のお肌のタイプや目的に合った美白化粧品を探しましょう。

美白効果を感じられない原因は?


美白クリームを毎日使っていても効果を感じられない場合、化粧品以外に原因があることもあります。よくあるケースを以下に紹介します。

乾燥によるくすみ


肌が乾燥すると、外部刺激から肌を守るためのバリア機能が低下します。すると肌は角質を厚くして、弱ったバリア機能を補おうとします。しかし、角質はもともと黒っぽい色をしているため、角質が厚くなるほどに肌がくすんでしまうのです。黒ずんだ角質が見えている状態が肌のくすみ。

また、乾燥している肌はキメが乱れていることもあって細かな凸凹が影を作り、くすんだ印象となります。
その他、メラニンの蓄積、血行不良、糖質の蓄積などもくすみの原因となります。乾燥肌や敏感肌の方は、しっかり保湿してバリア機能を修復するのが先決。美白の前にまず乾燥を解消することを意識してみましょう。

貧血によるくすみ

女性は生理で貧血になりやすい傾向がありますが、貧血によるヘモグロビン不足で体内が酸欠状態になると、ターンオーバーが遅くなり、くすみや乾燥、肌荒れを起こしやすくなってしまいます。無理なダイエットや偏食、朝食抜き、睡眠不足などは鉄分不足による貧血になりやすいので肌と健康のためにも注意が必要です。

地黒


肌の色を決めるのは、「遺伝によるもの」とされています。ご両親のどちらかが地黒であれば、遺伝による地黒と言えるでしょう。なぜ遺伝なのかと言いますと、メラニン色素の量を遺伝的に多く持っているからです。もともと持っているメラニン色素の量が多い方が紫外線に当たると、色白の方に比べてより肌の色が黒くなりやすく、日焼けしやすい肌なのです。

では、地黒の方はどこまで美白肌になれるのでしょうか?体の中で紫外線を浴びにくい場所といえばお尻。お尻の色を見ると、だいたいこのくらいの白さまでは肌が白くなれると判断しやすいですよ。きちんと日焼けを防げば美白に近づくことは可能です。地黒だからといって諦めず、一年を通してUVケアをしっかり行いましょう。

日焼けを徹底的に防ぐ


日焼けを防ぐには日焼け止めの使用が必須です。日焼け止めの使い方の最重要ポイントは「塗る量」です。せっかく高いSPF値の日焼け止めを使っていても、塗る量が少なければ効果は半減。しっかりと日焼け止めを塗りましょう。

また、外に出なくても紫外線は部屋の中にも入り込みます。外出しないからとサボらず、毎日日焼け止めを塗るようにしましょう。


美白に効果的な食べ物を食べ、美肌のために必要な栄養をとる


白い透明感のある肌を手に入れたい場合は、ビタミン豊富で美白に役立つ食べ物をとることが大切です。美白に役立つビタミンは、ビタミンCとビタミンA、ビタミンEです。ビタミンCは、赤ピーマンや黄ピーマン、ブロッコリー、キウイ、イチゴ、キャベツ、ジャガイモ、サツマイモなどに多く含まれています。

ビタミンAを多く含む食べ物は、レバーやうなぎ、チーズ、バター、卵、にんじんなどです。ビタミンEは、ピーナッツやアーモンド、ほうれん草、ブロッコリー、植物油に多く含まれています。

リコピンは、優れた抗酸化作用を持つ栄養素です。ビタミンEの100倍以上もの抗酸化作用があるともいわれています。リコピンを多く含む食べ物の代表はトマトですが、マンゴーにも多く含まれています。


さらに詳しく知りたい方はこちら

季節ごとの美白ケア


美白ケアは、年間を通して湿度や日差しの強さなど環境に応じたケアを使い分けることが大事です。季節ごとのケアを見ていきましょう。


春に気をつけたいのは、「うっかり日焼け」。冬に比べ、紫外線の量が増えてくる春。1年のなかでも最も過ごしやすい季節なので、ついテラスでお茶をするなど紫外線を浴びる機会も多いのではないでしょうか。気温もそう高くないので、紫外線の強さを感じにくい時期ですが、4月頃から紫外線は強くなっています。とくに、シワやたるみの原因になるUV-Aは窓ガラスも通過してくるので、室内だからといって油断は禁物です。


夏場に気をつけたいのは、美白ケアの手抜き。夏場はこってりした美白クリームはついつい避けてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、日焼けのピークとなる夏は日焼け止めや日傘などでいくら紫外線を防いでも、外に出れば少なからずダメージを受けてしまいます。冷房によるダメージで肌が乾燥しているケースもあるので、油分が少なめの美白クリームに切り替えるなどして保湿に力を入れたい時期です。


どんなに日焼け対策をしていたとしても厳しい紫外線照射のピークである夏を乗り越えた肌には紫外線ダメージが残っていますし、エアコンにより乾燥、夏バテからくる血行不良など、シミや肌のくすみが顕在化しやすい環境がそろっています。

秋を迎えるころの肌には、まだ多くのメラニンが残っています。そのまま、本格的な秋冬になり、湿度がぐっと下がって乾燥が強まると、シミ悪化因子が活発化する危険性が高まります。

秋になって紫外線が弱くなることで油断し、美白ケアをやめるのではなく、秋こそ美白ケアを強化しましょう。

年間紫外線照射量の7割~8割は春と秋に照射されているので、10月から3月頃までは紫外線の影響は少なくなりますがゼロになるわけではありません。特に、乾燥の激しくなる冬は肌のバリア機能が落ちがち。くすみが気になる季節でもあります。乾燥を防ぐ成分を配合した美白クリームをうまく取り入れましょう。

また、紫外線の照射量は1日のうちで正午前後の2時間程度に6〜7割が集中しています。ランチタイムに外出するときは、近い距離であっても、必ずUVケアを忘れずに。

日焼け止めの基礎知識


日焼け止めのパッケージでよく見る「SPF」「PA」とは、紫外線のカット効果を表しています。ここからは、この2つについてそれぞれ詳しく解説。日焼け止めを選ぶ際の参考にしてみてくださいね!

SPFとは

「SPF」は、肌表面の日焼けの原因になる紫外線「UV-B」の指標です。
日焼けすると、肌が赤くなってしまうことがありますよね。その炎症はUV-Bによるもので、メラニンを増加させシミやそばかすの原因になります。

SPFの横にある30、40といった数値は何も塗らないときと比べて日焼けによる炎症をどれくらいの時間防げるかを示しています。

PAとは

「PA」とは、肌の内部まで届く紫外線「UV-A」の防止効果を表す指標です。UV-Aは肌の奥深くまで届き、シワやたるみを引き起こす原因になります。

PAは数字ではなく+で示され、数が増えるほど防止効果が高くなります。

シーンに合わせて使い分けよう

SPFやPAは高いほどよいというわけではありません。紫外線防止効果が高くなるほど肌が重く感じることもあるため、シーンや用途に合わせて使い分けることが大切です。

近所への買い物などちょっとした外出には、SPF20PA +あれば十分。海や屋外で運動するときはSPF50PA ++など防止効果の高いものを使用し、しっかり紫外線をカットしましょう。
なるべく肌への負担を少なくしたい方は、紫外線吸収剤不使用の「紫外線散乱剤」配合のアイテムがおすすめです。天然のパウダーが紫外線を反射させることでUVカットする仕組みなので、比較的肌に負担をかけずに使えます。

ただし、紫外線散乱剤配合の日焼け止めは汗や皮脂に弱いものも多いので、こまめな塗り直しが必要です。
また人によっては合わない成分が含まれていることもあるので、心配な方は少量から試してくださいね。

美白成分


美白成分が含まれた日焼け止めなら、UV対策をしながら美白ケアが叶います。紫外線のダメージを少しでも減らして、シミやそばかすを予防したい方はぜひチェックしてみましょう。

主な美白成分は、下記を参考にしてください。

・トラネキサム酸
・ビタミンC誘導体
・コウジ酸
・ナイアシンアミド
・アルブチン など

デパコス日焼け止め、UVケアのおすすめはこちら

美白クリームに関する疑問解決Q&A

Q

美白クリームで色白になれる?

A

肌が黒くなる原因は、シミやそばかす、くすみ、日焼けなどで肌の状態が悪くなることです。そのため肌の状態を改善することで自然に明るい肌に戻ります。ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、ハイドロキノン、エラグ酸などメラニン色素の生成を抑える成分、還元を促す成分、その両方の作用がある成分が配合された美白クリームを使うことで、メラニン色素によるシミやくすみが少ない肌へと導けるでしょう。

Q

美白クリームを大量に使ったら効く?

A

美白クリームを沢山つけたから効果があるというものではありません。ただ、少ない量しか使わないと肌に摩擦の刺激が加わり、逆にくすみや黒ずみの原因になってしまうことがあります。適正な量は商品によって異なるので、美白クリームのパッケージに記載されている量を守りましょう。

高価で少ししか使えない美白クリームよりも、心置きなく適正な量を使えるプチプラのクリームのほうが使っていても長続きしやすいですよ。

Q

韓国の美白クリームは効果が高い?

A

透き通るような白肌のK-POPアイドルのイメージからか、韓国製の美白クリームは美白効果が高いと思われている方もいますが、韓国製の美白クリームもさまざまあり成分の確認が必要です。また、美白効果が強いということは、その分肌への負担も大きい可能性があるので、使用前にはパッチテストを行うなど事前に自身の肌との相性をチェックしましょう。

Q

プチプラは無意味?高価な美白クリームの方が効くって本当?

A

価格帯の高い美容クリームには、美白有効成分が多く配合されているため、人によっては効果が出やすいと感じるでしょう。ただし、効果だから自分の肌に合うとは限らないですし、自身の肌トラブルやケアしたい部位によっても選ぶスキンケアアイテムは変わるはずです。LASELAの美容ログで自分に近い肌質や肌トラブルの方を見つけて、値段に迷わされることなく悩みを解決した商品を見てみましょう。

日焼け止めやその他のスキンケアとの併用で美白効果もアップ!


紫外線は一年中降り注いでいますし、家の中にいても基本に肌は紫外線の刺激を受けています。ですので、常に日焼け止めを塗って、美白肌をキープするようつとめましょう。

またLASELAではさまざまなスキンケアアイテムを使った美白ケア方法を紹介しています。美白クリームとの併用で、透明感のある美白肌を手に入れてください!

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