ニキビ肌向けオールインワンジェル人気ランキング|時短でできる肌トラブルケア方法

ページ更新日:2023年1月14日

ニキビ肌向けオールインワンジェル人気ランキング|時短でできる肌トラブルケア方法
監修者
宍井えり
宍井えり
コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト
国内化粧品メーカー勤続15年。商品企画やセールスプロモーションをはじめ、商品紹介webページ制作や、オウンドメディア・コスメアプリの美容関連記事やコラム執筆を行う。日本化粧品検定1級、化粧品成分検定1級、JPMパーソナルメイクジュニアドバイザー。

※監修者は「大人ニキビの原因」「オールインワンジェルの成分」「オールインワンジェルの使い方」「オールインワンジェルの選び方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているオールインワンジェルのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※「アレルギーテスト済み」はすべての人にアレルギーが起きないということではありません。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
※ 「スティンギングテスト済み」は低刺激性化粧品の根拠として有用な試験ですが、すべての人にかゆみやヒリヒリ感が発生しないことを保証するものではございません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

「ニキビをケアしたいけど、時間と手間はかけられない」とお悩みの人は、ニキビ対策できるオールインワンジェルの使用がおすすめ。

しかしオールインワンジェルの種類は多く、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも少なくないのではないでしょうか?

本記事ではニキビケアにおすすめのオールインワンジェルをご紹介。あなたにぴったりの商品が見つかるお手伝いをさせてください。

ニキビ肌のケアにおすすめの成分が含まれているオールインワンジェルで、時短・効果的になめらか肌に導いていきましょう。

ニキビケアにオールインワンジェルがおすすめの理由


オールインワンジェルは、シンプルなスキンケアができる点がニキビケアに適しています。ニキビケアでのポイントのひとつが、“ニキビを触らないこと”。何種類ものアイテムを使うとそのたびに肌を触ってしまうので、摩擦がニキビには好ましくありません。

オールインワンジェルはワンステップなので、肌への摩擦を減らすことが可能です。

化粧水・乳液・クリームなど複数の化粧品を使う必要がないので、時短ができてコスパが良く続けやすいことも、オールインワンジェルがニキビケアに適している理由です。

化粧品でのニキビケアは一定期間の継続が必要ですが、面倒になったりコストがかかり過ぎたりすると、途中で止めてしまう方も少なくありません。

オールインワンジェルで効率よくケアが続けられると、ニキビの肌悩みも改善しやすくなります。

そもそも大人ニキビの原因は?



大人ニキビの原因には、不規則な生活や睡眠不足・食事内容・過労・ストレスなど、生活面でのあらゆることがあげられます。

これらは日々の生活の中で無理のない範囲で意識し、改善を心がけましょう。

また、肌の乾燥によるバリア機能の低下が、ニキビの要因になることもあります。古い角質がスムーズにはがれ落ちず、分厚くなって毛穴をふさぎ、大人ニキビの発生を招きます。

化粧水やパック、クリームなどを使ったお風呂上がりの保湿をしっかり行い、健康的な肌状態を保ちましょう。

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宍井えり
宍井えり
コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト
ワンステップのオールインワンジェルは、摩擦による肌へのダメージが避けられることと、効率よくスキンケアできることがメリット。仕事や子育てで忙しくスキンケアにあまり時間がかけられない方や、面倒くさがりの方におすすめです。

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

ニキビケアできるオールインワンジェルの選び方


ニキビケアに使うオールインワンジェルは、イメージで選ぶのではなくアイテムの内容をよく見極めて選びましょう。

キャッチコピーだけを見て「ニキビケアによさそう」と、イメージで選んだものを使うとニキビが改善しないばかりか、かえって酷くなってしまう可能性もあります。

自分の肌質やニキビの状態に適した成分、使いやすいテクスチャーなど、内容で選ぶのが正解です。

保湿力の高さで選ぶ

ニキビケアのオールインワンジェルを選ぶ際は、はじめに保湿力に注目しましょう。

肌が乾燥していると皮脂が余計に分泌されるため、ニキビがさらに悪化してしまう可能性があります。

ニキビができやすい方は過剰な洗顔で皮脂を取り過ぎたり、保湿ケアを行わなかったりして、肌の乾燥をまねきがちです。

正常な角質層でバリア機能をキープし、ニキビのできにくい肌に整えるためには、充分な保湿が欠かせません

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宍井えり
宍井えり
コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト
ニキビ肌は油分ではなく、水分保持力のある成分で保湿するのが正解です。保湿成分のセラミドやヒアルロン酸は、肌内部の水分を挟み込んだり引き寄せたりして、肌本来の水分量をキープするはたらきがあります。オイルなどの油性成分は水分蒸発を防ぎますが、もともと肌の角質層に水分がないと保湿はできません。

成分で選ぶ


ニキビケアに使う化粧品は、配合されている成分が大きなポイントです。ニキビにアプローチできる成分が入っているかを、必ずチェックしましょう。

皮脂分泌を調整する成分や炎症を抑える成分角質層を正常に整える成分などが配合されているものがおすすめです。

皮脂バランスを整える成分

皮脂の分泌を調節し、過剰な皮脂による肌あれを防ぐ成分に、ビタミンC誘導体(プロビタミンC)があります。

炎症を抑え、ニキビ跡の色素沈着を防ぐアプローチもできるので、ニキビケアには最適な成分です。
同じビタミンCでもビタミンC誘導体とピュアビタミンCがありますが、成分が安定していて効果を発揮しやすいビタミンC誘導体”を選びましょう。

代表的なビタミンC誘導体
・リン酸アスコルビルMg
・アスコルビルリン酸Na
・3-O-エチルアスコルビン酸
・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na

ほかにも皮脂バランスを整える成分として、植物由来のローズマリー葉エキスやチョウジエキス、医薬部外品の有効成分として[エストラジオール]などがあります。

炎症を抑える成分

ニキビができている肌は毛穴内で炎症が起こっているので、肌あれを抑える抗炎症成分は欠かせません。
グリチルリチン酸は代表的な抗炎症成分として、多くの化粧品に配合されています。

ほかにも植物由来のアラントインやハトムギエキス(ヨクイニンエキス)アクネ菌の殺菌作用がありピーリングなどにも使われるサリチル酸などがあります。

バリア機能を高める成分

ニキビのケアには低下した肌のバリア機能を修復し、角質層を正常な状態へ整える成分も必要です。
保湿成分でもあるセラミドは肌の水分保持力を高めてバリア機能を改善し、肌あれを防ぐ肌質改善のはたらきがあります。

バリア機能を高めるには、古い角質を取り除く成分もおすすめです。ピーリング効果のある成分AHA(グリコール酸、フルーツ酸、乳酸など)サリチル酸は、乱れた角質層を整え、ニキビができている毛穴周りの肌を柔らかくするはたらきがあります。

油分が少ないタイプで選ぶ

ニキビができているときは、できるだけ油分が少ないアイテムを選びましょう。

ニキビの原因の多くは過剰な皮脂分泌によるため、化粧品でさらに油分をプラスするのは悪手になってしまいます。肌のうるおいは、油分ではなく保湿成分で補うのが適切です。

油分のなかでもオリーブ果実油は、とくに避けたほうがよい成分です。含まれているトリグリセリドがアクネ菌のエサになるため、ニキビケアには向いていません

ノンコメドジェニック」と表記のあるものは、アクネ菌のエサとなるコメドができにくいように作られたことを表しています。
油分が少ないタイプを選ぶには、全成分に「○○油」の表示がないかをチェックしましょう。

肌にやさしい低刺激タイプを選ぶ

ニキビができている肌は、とてもデリケートな状態になっています。できるだけ化粧品で刺激をあたえないように、肌トラブルを起こす可能性がある成分を避けるのがおすすめです。


刺激や負担を感じやすい成分
・アルコール(エタノール)
・パラベン
・着色料・香料

肌悩みを抱えがちな人や肌トラブルが不安な人は、商品を買う際の成分表示の確認を欠かさないようにしましょう。

また以下のような安全性テストをクリアした表示は、購入する際のひとつの目安になります。


・パッチテスト済み
・アレルギーテスト済み
・スティンギングテスト済み

安全性テスト済み表示は、すべてのヒトに刺激を与えないことを証明するものではありません。

敏感肌の方や化粧品で刺激を感じやすい方は、まずはサンプルを使ってみたり、身体の一部分に塗布したりして自分の肌との相性を試してみましょう。

さっぱり・みずみずしいテクスチャーで選ぶ


オールインワンジェルにはさまざまな使用感のアイテムがありますが、ニキビケアにはさっぱりとしたみずみずしいテクスチャーのものがおすすめです。

さっぱりタイプは肌になじみやすく、清涼感のあるつけ心地で、ニキビがある肌でもストレスを感じにくいのが魅力です。

ニキビがある方は皮脂分泌が多い傾向があるので、しっとりしたテクスチャーのタイプでは使用後の肌が重く、不快に感じてしまう可能性があります。

「さっぱりタイプ」の表記でもメーカーによってテクスチャーは全く異なるので、テスターでつけ心地を試してから選ぶのがおすすめです。

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宍井えり
宍井えり
コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト
ニキビケアできるオールインワンジェルを選ぶときは「保湿力が高い」「抗炎症成分配合」「油分が少ない」の3点をクリアしているアイテムを選びましょう。必ず行いたいニキビケアのポイントです。
3点にプラスして「ビタミンC誘導体」などニキビにアプローチできる成分が配合されていれば、さらに肌が整いやすくなります。

ニキビケアできるオールインワンジェルの使い方


オールインワンジェルは、次のような手順で使います。

①     手のひらにジェルを広げて温める
②     肌を擦らないよう、顔全体になじませる
③     優しくハンドプレスする
④     指の腹を使い、目元などの乾燥が気になる部分に重ね付け

ジェルの使用量は、パッケージの記載に従いましょう。朝のスキンケアの場合は、仕上げに日焼け止めUVカット機能のある化粧下地を塗るのもお忘れなく。

ニキビケアできるオールインワンジェルの注意点


どんなに成分などの設計がすぐれたアイテムでも、使い方が適切でなかったり品質が変化してしまったりしたらニキビが改善するどころか、かえって症状が悪化してしまうこともあります。

オールインワンジェルを使う際の注意点をチェックしておきましょう。

・使用量や使用頻度は、記載された「使用方法」を守る
・高温多湿を避け、清潔に保管する
・肌にトラブルが出たり異常を感じたりしたら、すぐに使用をやめる
・ワンステップでできることを過信せず、肌の状態にあわせてほかの化粧品もプラスする

中でも特に注意してほしいことを解説します。

ジャータイプは清潔なスパチュラを使用

ジャータイプの容器に入っているアイテムは、必ず付属のスパチュラ(ヘラ)を使ってすくい取りましょう。指が直接ジェルにふれると、雑菌が繁殖し品質が劣化する可能性があります。

スパチュラが付属していない場合は、綿棒を使うのがおすすめです。

ニキビが炎症・多発する場合は皮膚科の受診を推奨

オールインワンジェルでニキビが悪化してしまったら使用をすぐに止めて、肌状態がひどい場合は早めに皮膚科医に診てもらいましょう

化粧品はあくまでも「人体に対する作用が緩和なもの」なので、ニキビを治す薬ではありません

ニキビが慢性化していつまでも治らない場合は、化粧品をあれこれ変えるよりも専門医に相談するのがおすすめです。

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宍井えり
宍井えり
コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト
自分でニキビをつぶすと雑菌が入って化膿することがあるので、絶対に止めましょう。治ったあとも色素沈着したり凸凹の肌になったりして、ニキビ痕として残りやすくなります。

ニキビケアできるオールインワンジェルに関するQ&A

Q

オールインワンジェルの種類は?

A

水性成分が多くみずみずしいテクスチャーの透明や半透明タイプと、油性成分が多くしっとりしたテクスチャーの白濁タイプの2種類があります。

Q

市販のニキビケアオールインワンジェルはニキビ痕にも効く?

A

ビタミンC誘導体などの美白成分が配合されていれば色素沈着を防ぎ抗炎症成分が配合されていればニキビ痕の赤みにアプローチできます。ニキビ痕がクレーターのようになってしまった場合は、ピーリングも効果的です。

Q

オールインワンジェルの塗りすぎはニキビを悪化させる?

A

化粧品の過剰な使用は、ニキビを悪化させる可能性もあります。使用方法に記載された、適正な使用量を守りましょう。たくさん塗ったからといって、ニキビが早く改善するわけではありません。

Q

オールインワンジェルが肌に合っているか見分ける方法は?

A

肌の状態が「良好に改善しているか」や「悪化していないか」が見分けるポイントです。しみる、かゆみがある、赤みがでるなどの症状が出たら、肌に合っていない可能性があります。

Q

ニキビに効果的なスキンケア方法はありますか?

A

ニキビケアの基本は、肌を清潔に保ち、適切に保湿をして毛穴のつまりを予防することです。ベタつきを気にして化粧水のみ使用すると、せっかく保湿した水分が蒸発してしまい、あっという間に乾燥してしまいます。油分の含まれている乳液クリームなどを使って、化粧水で補給した水分にしっかり蓋をしましょう。

スキンケアだけで治らないときは、市販薬皮膚科の薬に頼るのも手。医師や薬剤師に相談してみてくださいね。

ニキビケアできるオールインワンジェルで時短&効果的になめらか肌へ


ワンステップでニキビケアができるオールインワンジェルは、忙しい毎日でも時短で使えて続けやすい、効率のよい美容アイテムです。

ご自分のニキビの状態に合わせて成分や使用感などが最適なものを選び、継続的に正しく使えば、ニキビのできにくいなめらかな肌が叶います。

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