ページ更新日:2023年1月4日
※監修者は「ファンデーションの成分」「ファンデーションの使い方」「ファンデーションの選び方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているファンデーションのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
皮脂の分泌量が多いためメイクがヨレたり、ニキビの凹凸を隠そうとした結果、厚塗り感が出て老けて見えたりする20代。
どんなファンデーションを選べばいいのか迷ってしまうことも少なくないのではないでしょうか?
本記事では20代の肌におすすめのファンデーションをご紹介。ドラッグストアのレギュラーアイテムから、プチプラ商品まで肌がめっちゃ綺麗に見えるファンデーションを幅広いラインナップでお届けします。
20代の肌にピッタリの成分が含まれているファンデーションを見つけ、持っている良さを活かす肌づくりをしていきましょう。
20代は「隠すことで肌がきれいに見える」肌悩みが他の年代に比べて少なく、むしろ隠すとよけいに目立ってしまうことが多い年代。
それよりは他の年代にはないみずみずしい肌を演出するほうが、きれいな素肌を引き出せます。
例えば「クマ」。クマを隠そうと厚塗りをしてしまうと、目元だけしっかり塗るつもりが全体的に厚塗りに。さらに厚塗りすると崩れやすく肌が汚く見えてしまいます。
それよりはクマは適度に隠しながらも肌のみずみずしさを活かすファンデーションをするほうが、あなたの持っている素肌の美しさを引き出せます。
「自分の肌は人に誇れない」そう思っているのは間違いです。あなたのその素肌、他の年代の人は羨ましく思っているものです。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
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20代向けのファンデーションの選び方には大きく5つあります。
実際に選ぶ方法についてご紹介していきます。
素肌の魅力を活かすファンデーションを使うときには肌質との相性は必須です。相性が悪い組み合わせになると、厚塗り感やノーメイク感が出てしまうからです。
肌質 | おすすめのタイプ | 避けたほうがいいタイプ |
---|---|---|
乾燥肌 | ・リキッドファンデーション ・クリームファンデーション ・エマルジョンファンデーション 乾燥しやすい肌を美容成分で保湿することができます。 | ・パウダーファンデーション 乾燥している部分にファンデーションがつかないので、より乾燥部分が目立ってしまいます。 |
脂性肌 | ・パウダーファンデーション 皮脂を粉体が吸着するので崩れにくくなります。 | ・リキッドファンデーション ・クリームファンデーション 皮脂とファンデーションの油分が混ざって、テカりや崩れが気になってしまいます。 |
混合肌 | ・リキッドファンデーション ・クッションファンデーション 根本的に乾燥していることが原因。保湿成分でうるおい補給することで混合の状態が気になりにくくなります。 | ・パウダーファンデーション ・クリームファンデーション 過剰な皮脂や乾燥に対してどちらにもうまく対応するのは難しいため。 |
敏感肌 | ・ミネラルファンデーション ・BBクリームやCCクリームなど ダメージを受けやすい状態のため、保湿効果が高く油分をあまり含んでいないものがおすすめ。 | ・リキッドファンデーション ・クリームファンデーション ・パウダーファンデーション リキッドやクリームは肌に対して負担が大きいため。 パウダーも乾燥部分が目立つことがあるため。 |
混合肌の方は根本原因に乾燥がある人がほとんどです。ですから、乾燥悩みと相性がいいリキッドファンデーションであれば、ひとつで顔全体の悩みに対応しやすいでしょう。
リキッドファンデーションを全顔に塗った後、皮脂の気になる部分にはたっぷりとおしろい(フェイスパウダー)をのせてください。おしろいが過剰な皮脂を吸着して崩れにくくしてくれます。
一口にファンデーションといってもいろいろなタイプがありますが、基本的にファンデーションは粉体(メイン成分)+うるおい成分(水分・油分)でできています。この構造の割合を変化させることで、さまざまなテクスチャーができるのです。
代表的なのは以下の5つ。
・パウダリータイプ
・エマルジョンタイプ(クリームコンパクトタイプ)
・リキッドタイプ
・クッションタイプ
・クリームタイプ
ここではそれぞれの一般的な特徴について簡単に解説します。
ファンデーションのタイプ | メリットとデメリット |
---|---|
パウダリータイプ 粉体:うるおい成分=9:1 主に粉体でできている | メリット:汗や皮脂を吸着してサラッと仕上げるのが得意。粉体の割合が多いことからUVカット効率がもっとも高い。皮脂の多い肌ほどきれいにのりやすい。 デメリット:崩れやすく、乾燥肌との相性はいまいち。 |
エマルジョンタイプ(クリームコンパクトタイプ) 粉体:うるおい成分=5:5 練りファンデーションとも言われる固めのテクスチャー | メリット:肌にピタッと密着しやすく、重ねづけもしやすい。 デメリット:塗布する際に摩擦によって肌に負担をかけてしまう可能性あり。敏感状態の肌にはあまりおすすめしない。 |
リキッドタイプ 粉体:うるおい成分=3:7 水分と油分がバランスよく配合されている | メリット:少量でもよく伸びるため塗布しやすく、ツヤ感もきれいに出せる。保湿力が高めなので乾燥肌との相性は比較的いい。 デメリット:塗りムラやヨレが出やすい。 |
クッションタイプ 粉体:うるおい成分=3:7 液状のファンデーションをスポンジ状のクッションパフに染みこませて使用するもので、基本的にはリキッドタイプと変わらない。 | メリット:簡単にツヤのある肌に仕上げられる。 デメリット:衛生面に不安あり。構造上コスパが悪くなりがち。 |
クリームタイプ 粉体:うるおい成分=2:8 油分の割合が高め | メリット:しっとりとしたなめらかな肌に仕上げながら水分の蒸発を防ぐことが可能。カバー力も高い。デメリット:塗布量に注意しないと厚塗り感が出やすく、油分の多さから肌への負担が大きくなる場合も。 |
ファンデーションは素肌だけでは実現しにくい理想の肌質に近づくことができます。
ファンデーションは、3つの仕上がりを実現しやすいです。
とくに20代の方にもおすすめなのが顔全体にハリ感を作り、潤った仕上がりになる「ツヤ肌」。みずみずしさ・ピュアな感じも演出できます。
さりげないツヤを仕込み、一見すっぴんのようなナチュラルさを残しつつ、程よいツヤ感を残すことがポイント。
普通肌や乾燥肌の方はリキッドファンデーション、脂性肌の方はパウダーファンデーションでツヤ感もしっかり出すことができます。またファンデーションの前には、化粧水・乳液を使った保湿も忘れずに。
しっとりとした質感で、乾燥が気になる方・秋冬のメイクにもぴったりです。
色展開があるファンデーションの場合、さまざまな色味から自分の肌色に合うものを選ぶことが大切です。
ただ、同じブランドでも、商品によってカラーバリエーションが違う場合があります。同じ色番号でも色味や明るさがわずかに違ったりするため、どれが自分に合っているかわかりにくいことがあります。
自分の肌色に合うファンデーションを選ぶ時は、フェイスラインに何色か塗り、どれが一番肌に馴染んで見えるか確かめます。顔と首の差がなく、鏡から離して見た際にファンデーションの色が浮いて見えなければOKです。
仕上がりのきれいいさや化粧もちのよさで優れる、デパコスファンデ。美容成分が配合されているものも多く、機能面でも優秀です。しかし肌との相性がよく、仕上がりも問題ないのであれば、プチプラファンデでももちろんOK。毎日使いをするなら、無理のない範囲で買えるものを選んでくださいね。
多くのファンデーションにはUVカット効果があり、紫外線から肌を守ってくれます。
UVカットの指数であるSPFとPAの表示はこちら。日焼け止めを使わず、ファンデーションだけですませたい人は特にチェックしてくださいね。
SPF値 | PA値 | 利用シーンイメージ |
---|---|---|
SPF15~30 | PA+~+++ | 室内で過ごす場合や軽い散歩 |
SPF20~40 | PA++~+++ | 屋外での軽いレジャー・スポーツ |
SPF40~50+ | SPA+++~++++ | 屋外での激しいスポーツ、炎天下でのレジャー |
UVカット効果は数値が高いほど期待できますが、その分肌への負担も大きくなってくるので、使うときの状況に適したものを選ぶといいと思います。
・TIRTIR
TIRTIRはクッションファンデしかありませんが「マスクにつかない!」と人気のシリーズ。赤はハリツヤ肌に、セミマットな肌が好きな時はピンク、黒はナチュラル肌が好きな人におすすめです。
・MAQuillAGE
MAQuillAGEはドラッグストアでも売っているのでどこでも買いやすいのが特徴。もちろん素肌の魅力を活かしてくれると人気のファンデーション。お直しもしやすいと評判です。
・ETVOS
ETVOSは外的刺激から肌を守りながらも、保湿もしてくれる優れもの。お肌のやさしさと素肌っぽさが好きな人に人気のブランドです。
10代と20代でファンデーションは変えた方がいい?
ファンデーションは年齢関係なく毎年見直すのがおすすめ。「なぜそのファンデーションから変えたいのか」でファンデーションの悩みを探すのがおすすめ。
特になにも不満がない場合はそのまま使っても問題ありません。
20代のメイクにファンデーションは必要?
必要です。ファンデーションは肌の色味を均一にする効果だけではなく、外的刺激(紫外線やPM2.5など)から肌を守る効果もあります。
むしろ素肌のままいるほうが、紫外線ダメージや乾燥などのさまざまなトラブルに肌をさらすことになります。
季節でファンデーションは変えた方がいい?
季節ごとに見直しがおすすめです。夏と冬では肌悩みが違うように、夏用と冬用で使い分けるほうがファンデーションの崩れや乾燥が気になりにくくなります。
デパコスとプチプラの効果の違いは?
粒子の細かさと保湿成分の違いです。デパコスのほうが細かい粒子のものが多く、素肌っぽさを演出してくれます。
保湿成分もデパコスのほうがワンランク上。プチプラでも保湿成分は入っています。プチプラから始めて、不満があるときにはデパコスにするのがおすすめです。
ファンデーションを白浮きさせないポイントは?
首の色味と同じか、少し健康的な色味を選ぶことがおすすめです。ファンデーションは粉体を使っているのでどうしても白浮きしがち。どうしても気になる場合には、首より健康的な色味を使うのがおすすめです。
ファンデーションにはついカバー力を求めてしまいがちです。しかし素肌の魅力を活かせるのは20代の特権と言えます。
素肌を活かすファンデーションを選ぶ基準は次の5点。
1.肌質で選ぶ
2.ファンデーションのタイプで選ぶ
3.肌になじむカラーで選ぶ
4.価格帯で選ぶ
5.UVカットできるタイプで選ぶ
素肌のみずみずしさや透明感など、20代の肌が持つ魅力を活かすファンデーションを使うと、ナチュラルな美肌に見せることも可能です。
20代ならではの肌を活かすファンデーション選びをして、今の自分にぴったりのメイクを楽しんでください。
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