ページ更新日:2022年12月31日
※監修者は「50代におすすめの乳液」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している商品のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
肌の乾燥やたるみ、シミなど、年齢に伴う肌トラブルに悩み始める50代60代。乾燥のひどい時期、どんな乳液を選べばいいのか迷ってしまうことも少なくないのではないでしょうか?
本記事では50代以降の肌におすすめの乳液をご紹介。ドラッグストアのレギュラーアイテムから、プチプラ商品まで幅広いラインナップでお届けします。
50代60代の肌にピッタリの成分が配合された乳液を見つけ、正しい使用方法で美肌に導いていきましょう。
50代以降の肌の変化で代表的なのがシワです。潤い不足による乾燥、肌の弾力不足によるたるみ。この2つの要因が複雑に絡むことで次第にシワが深くなっていきます。
初期のシワは乾燥による浅いシワであることが多く、保湿をすることよって軽減します。しかし肌の弾力が低下すると、徐々にシワが深くなり元に戻すことが難しくなります。
水分と油分がバランスよく配合されている乳液は、ターンオーバーの乱れで角質が固くなりがちな50代の肌に最適です。
また、乳液で保湿を行うことでシワが深くなるのを防ぐ効果も期待できます。
50代以降の肌に最適な乳液を見つけたい場合、まずは保湿力重視で選ぶのがおすすめ。
乾燥が落ち着いて肌の変化を感じるようであれば、ハリ不足やシワなどの肌悩みに応じた成分が配合された乳液へと切り替えても良いでしょう。
使ってみて保湿力が物足りないようであれば、より高保湿のアイテムを使う方法がおすすめです。
更年期以降の肌はホルモンバランスの乱れによって潤いが不足しやすく、紫外線や気候の変化などの外的刺激の影響も受けやすくなっています。
肌悩みはあるけれど、どうケアして良いか分からない場合には、まずは保湿を心がけましょう。
夏場などべたつきが気になる場合には、粘度が少なくさらっとした乳液の重ねづけがおすすめです。べたつきを感じずしっかり保湿できるので、特にインナードライの人に向いています。
乾燥のほか、50代60代、70代の肌で気になりやすいのが、ハリ不足とシワ。これらの肌悩みにアプローチできる成分が配合されている乳液を選ぶことで、美容液やクリームとの相乗効果が期待できます。
年齢を重ねて変化しやすい50代の肌。ホルモンの変化の影響も有り、今まで問題なく使っていた商品でも刺激を感じる場合が多くあります。
もともと肌の状態に不安を感じやすい人は、50代になるとさらに敏感になることも。以下の成分は肌に大きな負担をかける可能性が高いため使用を避けるのがおすすめです。
50代以降はこれまで以上に肌トラブルが増えがちな年代です。肌の状態に不安がある人は、商品を選ぶときは成分表示を欠かさず確認しましょう。
また以下のような安全性テストをクリアした表示は、刺激を抑えた処方になります。
肌への優しさを重視する人は、こうした表示があるかどうかを選ぶ基準にすると失敗しにくくなります。
「軽いテクスチャーなのにべたつかない」「サラッとしたテクスチャーなのに冬に使っても満足できる保湿力」「朝になってもギトギトしない」など、肌トラブルがあるときも毎日使いたいからこそ、使い心地は大事。
口コミなどで使用感をしっかりチェックしましょう。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
LASELA編集部がアンケートサイト「Sprint」を利用し集めた声をもとにおすすめを集計しました。
資生堂 プリオール 薬用 高保湿乳液
資生堂から発売されている、乾燥による小じわを目立たなくする効能試験済みの薬用乳液「プリオール 薬用 高保湿乳液」。加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸、スクワラン、ユキノシタエキス、シカクマメエキス、グリセリンの保湿成分に、抗肌荒れ有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムが配合された商品。ドラッグストアで購入できることもあり、手に取りやすい点も人気です。
SKINFOOD Royal Honey Propolis Enrich Emulsion(スキンフード ロイヤルハニー プロポリスエンリッチエマルジョン)
肌の透明感や保湿効果を求める方から人気なのは、韓国コスメのスキンフードから発売されている「ロイヤルハニー プロポリスエンリッチエマルジョン」。天然の抗菌成分「プロポリス」を熟成させた成分を配合し、肌荒れを防ぎながらしっかりうるおいをキープ。
無印良品 エイジングケア薬用美白乳液
無印良品の医薬部外品のエイジングケア薬用美白乳液。有効成分として、ビタミンC誘導体配合でメラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎ、トラネキサム酸が肌荒れを防ぐ配合。薔薇や柚子などの天然美肌成分やヒアルロン酸配合で乾燥対策してくれるいっぽうで、合成香料無添加・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー。更年期を迎え、揺らぐ肌にも嬉しい乳液です。
アスタリフト ホワイトエマルジョン
アスタリフトから発売されている医薬部外品の「ホワイトエマルジョン」美白有効成分のアルブチン、肌あれ有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムが配合、さらに独自の複合成分「ナノAMA+」が配合され、乾燥によるくすみをケア。「ダマスクローズ」の香りにも癒やされます。
肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン 乳液 リキッド
7種類のヒアルロン酸が配合された「肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン 乳液 リキッド」は、とにかく保湿を求める女性から人気です。1本1,000円以下でドラッグストアでも手軽に買えるプチプラ価格なので、たっぷり使っても続けやすい点も嬉しいですね。
せっかく自分に合う乳液を選べても、使い方が間違っているとせっかくの効果も感じにくくなります。ここでは、乳液の効果をより高めるための使い方のコツをお伝えします。
乳液には油分が含まれているため、温度が低いよりは高いほうが肌になじみやすいのです。
肌なじみのよさは使用感のよさにつながるので、乳液を肌に乗せるときの温度には気をつけたいところです。
特に寒い時期には一度乳液を手に出して手を合わせるようにして温めてから使うことをおすすめします。
乳液をつけてもうるおいが物足りないときは、乳液の重ねづけがおすすめです。
化粧水でしっかり保湿しても乾燥が気になってしまう場合は、せっかくのうるおいがすぐに蒸発してしまっている可能性があります。
必要なのは水分と油分をもう少しおぎなうこと。部分的に乾燥が気になる場合は、気になる部分だけに乳液を重ねることで、全体的な水分と油分のバランスを整えることができます。
乳液とクリームをいっしょに使うときは、「乳液のあとクリーム」という順番でつけましょう。
乳液より油分が多いクリームは、スキンケアの最後に油分でふたをするのに最適なアイテムです。
乳液よりもクリームを先に使うと、クリームの油分によって乳液の水分がなじみにくくなる可能性があります。
正しい順番で使い、角質層をうるおいで満たしましょう。
プチプラの乳液は効果がないのでしょうか?
プチプラだからといって、効果がないことは決してありません。
2,000円以下で購入できる比較的リーズナブルな乳液にも、保湿成分が高いものもたくさんあります。
利用を避けた方が良い乳液はありますか
過去に肌荒れを起こしたことのある成分を含んだ乳液は避けた方が良いです。また、アルコールに弱い方はアルコールやエタノールを避ける、敏感肌になりやすい時期は新しい化粧品を試すのを控えるなど、肌質に合わせて対処が必要です。
化粧水と乳液、美容液のつける順番は?
基本的には、化粧水→美容液→乳液の順番がおすすめです。一方、美容液がブースターという肌にしっかりと浸透させる目的があるものである場合、美容液→化粧水→乳液という順番にすることで、ブースター効果を高めることにつながります。
化粧水と乳液の違いは?
化粧水のベースは水分が中心となっており水分補給をする役割があるものがほとんどです。一方、乳液は水分と油分がバランスよく配合されテクスチャーもなめらか、油分の多いクリームと比べて肌馴染みが良く、肌をみずみずしく柔らかく保つのに役立ちます。
脂性肌に乳液がいらないってホント?
答えはNOです。肌内部に水分を浸透させ、肌トラブルに合わせた有効成分を含んだ乳液を使うことで脂性肌の症状を軽減させることができます。脂性肌を改善していくには、まずしっかりと肌本来の土台を作り上げるスキンケアが最も重要です。
60代も乳液だけで大丈夫?
答えはNOです。乾燥やハリが気になる方は、有効成分が入ったクリームでしっかり蓋をしてあげた方が良いでしょう。
シミ、シワ、ほうれい線、たるみなど50代60代の肌は、毎日ケアしていても悩みは尽きないもの。エイジングケアの基本はやはり保湿です。まずは保湿をしっかり行って素肌を整え、肌悩みに応じた乳液を選んで使い、理想の肌に近づけるようにしていきましょう。
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