グリセリンフリー配合オールインワンジェル｜合う肌質・合わない肌質をスキンケアコンサルタントが解説

監修者

鈴木明日香

スキンケアコンサルタント　美容ライター

大手基礎化粧品会社のエステティシャンとして約10年間勤務。子育てを機に独立、肌質に合ったスキンケア法を提案するパーソナル肌診断、スキンケアや美容医療の記事執筆、ヘッドスパの施術などで女性のココロとカラダを癒している。自身でも複数メディアを運営中。

※監修者は「グリセリンフリーオールインワンジェルの使い方」「グリセリンフリーオールインワンジェルの選び方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているグリセリンフリーオールインワンジェルのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※「アレルギーテスト済み」はすべての人にアレルギーが起きないということではありません。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
※ 「スティンギングテスト済み」は低刺激性化粧品の根拠として有用な試験ですが、すべての人にかゆみやヒリヒリ感が発生しないことを保証するものではございません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

ニキビは、思春期から大人まで様々な年代が悩まされる代表的な肌トラブル。
どんなスキンケアを選べばいいのか迷ってしまうことも少なくないのではないでしょうか？

思春期ニキビや過剰な皮脂によるニキビには、アクネ菌を増やさずさっぱり保湿できる「グリセリンフリーオールインワンジェル」がおすすめです。

本記事では皮脂が原因のニキビ肌に効くグリセリンフリーオールインワンジェルをご紹介。
自分に合う商品を見つけ、正しい使用方法で健やかな肌を手に入れましょう。

まずは自分のニキビタイプと原因をチェック！

同じニキビの悩みでも実際の症状や原因は人それぞれ。正しいケアを行うためにも、まずはご自身のニキビタイプを確認しましょう。

思春期にできるニキビは皮脂の過剰な分泌が原因ですが、大人になってからできるニキビは原因が複合的でさまざまな要素が絡んでいます。

ニキビは皮脂が毛穴につまり、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」と呼ばれるものが過剰に増殖することで、炎症を起こしてできます。

基本的な対策は皮脂や汚れをしっかり洗い落とす洗顔ですが、大人ニキビの場合は肌の乾燥やターンオーバーの乱れからくるものもあり、洗顔に注力するだけでは解決につながりません。

グリセリンフリーの効果｜どういう人に向いている？

グリセリンフリーは、大人ニキビが気になる人や乾燥しやすい人におすすめです。

理由は、グリセリンはニキビの原因となる「アクネ菌」の栄養源になったり、濃度が高すぎると肌内部の水分を奪ってしまう性質があるからです。

化粧品として使いやすく保湿力も高いグリセリンですが、人によっては肌トラブルの原因となる可能性があるため、ニキビや乾燥が気になる人はグリセリンフリーの化粧品を試してみましょう。

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鈴木明日香

スキンケアコンサルタント　美容ライター

グリセリンは毒性が低く安全性が高い成分で、さらに保湿力もあるため多くの化粧品で使われています。
しかし、グリセリンはアルコールに分類される成分のため、肌質によっては刺激になる場合があるのです。
また、肌内部・外部関係なく水分を吸着する性質上、濃度が15％を超えるグリセリンは肌の乾燥の原因となります。市販の化粧品はグリセリン濃度15％以下で作られているので、特別心配する必要はありませんが、人によっては濃度が低くても反応してしまうケースも。
どの化粧品を使っても合わないと感じる人は、グリセリンフリーの化粧品を使ってみるのもおすすめです。

オールインワンジェルの魅力

オールインワンジェル最大の利点は、なんといってもワンステップでスキンケアを終えられること。さらに、「ケアの手順を減らすことで、摩擦による肌ダメージを軽減できる」「アイテムをひとつに絞ることで、スキンケアにかかる費用を抑えられる」といったメリットも得られます。

時短になるだけでなく、肌にとっても嬉しい特徴を持つオールインワンジェル。それでは早速、人気のアイテムをランキング形式でチェックしてみましょう。

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鈴木明日香

スキンケアコンサルタント　美容ライター

オールインワンジェルは、ニキビの炎症や乾燥で肌が敏感なときでも低刺激でケアできるメリットがあります。
複数の美容成分が1つにまとまっているオールインワンジェルは、1つ1つの成分濃度が薄くなりやすい特徴があるからです。
肌が敏感になっている時期は、高濃度で肌に合わない化粧品を使ってしまうとニキビが悪化する可能性がありますが、オールインワンジェルなら優しく必要最低限の保水保湿をしてくれます。
普段は1アイテムずつ使っている人も、肌の調子に合わせてオールインワンジェルを選択肢の一つに入れましょう。

グリセリンフリーオールインワンジェルの選び方

ニキビや乾燥に悩んでいる人は、どのようなポイントに気をつけてグリセリンフリーオールインワンジェルを選べばいいのか気になりますよね。

グリセリンフリーオールインワンジェルの選び方は、以下の4つがあります。
・肌悩みに合わせた成分で選ぶ
・機能性で選ぶ
・配合されている保湿成分で選ぶ
・テクスチャーや容器の好みで選ぶ
具体的なおすすめの美容成分と一緒にご紹介します。

肌悩みに合わせた成分で選ぶ

同じニキビトラブルでも、乾燥によるものなのかターンオーバーの乱れによるものなのかによって必要な成分は異なります。
選ぶ際には、以下を参考にしてみてください。
・乾燥：ヒアルロン酸、セラミド
・ターンオーバーの乱れ：ビタミンC
・肌の弾力低下：コラーゲン、エラスチン
・炎症ニキビ：プラセンタ
使いたい成分が配合されているかを確認するには、パッケージ表示や成分表示を確認しましょう。

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鈴木明日香

スキンケアコンサルタント　美容ライター

肌悩みを基準に化粧品を選ぶと、今の肌状態に合わせた必要なケアができるので、小さなトラブルであれば早めに対処できます。
たとえば、肌の調子がいいときにはプラセンタやビタミンCなどで肌を活性し、肌の調子が悪いときにはヒアルロン酸やセラミドなど肌を保護する成分でケアするなど調節が可能です。
特に肌荒れをしている時期や肌が敏感な人は、刺激となる成分が配合されていない商品を選びましょう。

肌荒れや敏感な肌には刺激となる成分を避けたタイプ

皮膚刺激や肌トラブルを感じやすい人や肌が荒れている人、敏感肌の人は、以下の刺激や負担を感じやすい成分の使用は控えることを推奨します。

肌悩みを抱えがちな人や肌トラブルが不安な人は、商品を買うさいの成分表示の確認は、欠かさないようにしましょう。

また以下のような安全性テストをクリアした表示は、刺激を抑えた処方になります。

肌荒れしている人や敏感肌の人がオールインワンを使用する際は「刺激の強い成分が配合されていないか」事前のチェックが大切です。

機能性で選ぶ

化粧水に乳液、美容液など、ひとつで複数の機能を兼ね備えているのがオールインワンジェルの特徴。さらに、アイテムによっては化粧下地やマッサージクリームなど、プラスワンの機能を備えているものもあります。

中には、顔だけではなく全身に使えるものや、パックとしても使えるものも。自分の求める機能を備えたオールインワンジェルを選べば、スキンケアを効率よく、かつ快適に行うことができますね。

配合されている保湿成分で選ぶ

化粧品に使われる主な保湿成分は、以下のものがあります。
・ヒアルロン酸：肌内部で水分を抱え込むように保湿する
・セラミド：水分が肌外部に蒸発しないように蓋をする
・NMF(天然保湿因子)：グリセリンと同じように吸湿性がある
成分によって保湿の方法が異なるため、数種類配合されている化粧品だとよりうるおいがアップします。
特におすすめなのは、ヒアルロン酸やセラミド。
肌が乾燥していてごわごわ固い感じの肌は、まず水分を入れ込むことが大切なのでヒアルロン酸。
スキンケアをしてすぐはうるおうのに、時間がたつと乾燥するタイプはセラミドを使うのがおすすめです。

テクスチャーや容器の好みで選ぶ

毎日のスキンケアをより快適にするためには、テクスチャーや容器の形状にも注目を。
オールインワンコスメのテクスチャーはおもに「ジェル」と「クリーム」の2種類に、容器のタイプは「ポンプ」「チューブ」「ジャー」の3種類に分けられます。それぞれの特徴をチェックして、より心地よく使えるものを見極めてみてくださいね。

グリセリンフリーオールインワンジェルの効果的な使い方

大人ニキビの原因となる、肌の乾燥やターンオーバーの乱れを改善するために、グリセリンフリーオールインワンジェルは「適量」を使いましょう。
ジェルの量が少なすぎると乾燥をまねき、多すぎると皮脂量が増えてしまう可能性があります。
節約のために少ししか使わなかったり、乾燥しないようにたっぷり使いすぎたりすると逆効果の場合も。
適量は商品ごとに異なるため、使用説明を確認しましょう。

グリセリンフリーオールインワンジェルを使うときの注意点

グリセリンフリーオールインワンジェルを使うときは、清潔を保つのが大切です。
特に、ニキビに悩んでいる人は菌が増えないようにケアするのが重要。
スキンケアする前には手を洗ったり、ジェルを手で直接取らないようにスパチュラを使いましょう。
ちょっとしたひと手間が、繰り返しできるニキビの改善に繋がるのです。

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鈴木明日香

スキンケアコンサルタント　美容ライター

仕事で疲れていると、ちょっとしたひと手間も難しいときがありますよね。
そんなときは、入浴後の手が綺麗な状態のままジェルを塗れるように、浴室のすぐ前に化粧品を置いたり、スパチュラと化粧品をセットで置いておきすぐに使える状態にしておきましょう。
スキンケアの導線を作っておくと、無理なく習慣化しやすくなります。

グリセリンに関するQ&A

Q

グリセリンは本当に肌に悪い？

A

グリセリンは、本来肌に悪いものではありません。
化粧品に使われる美容成分の中でも、比較的刺激が少なく安心して使える成分です。
しかし、肌質によっては合わない場合があり、グリセリンフリーのものだと肌の調子がよくなる人もいます。

Q

乾燥肌の人がグリセリンを使うとどうなる？

A

一般的に市販されている化粧品に配合されているグリセリンであれば、乾燥が悪化することはあまりありません。
しかし、肌質によっては合わなかったり、高濃度のグリセリンだと肌内部の水分が吸収されてしまう可能性があるので気をつけましょう。

Q

敏感肌の人はグリセリンを避けるべき？

A

一概に、敏感肌の人はグリセリンを避けるべきだとは言えません。
これまでどの化粧品を使っても肌の調子が良くならない人は、一度グリセリンフリーの化粧品を使ってみて、肌の調子をみてみるのはおすすめです。

グリセリンフリーオールインワンジェルで時短しながらニキビを減らそう！

長年改善しない、乾燥やターンオーバーの乱れなどからできる大人ニキビは、もしかしたらグリセリンが原因となっているかもしれません。
オールインワンジェルだと簡単に毎日のケアに取り入れられるので、試してみましょう。

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