更新日:2022年08月15日
ニキビケアには、ニキビのタイプに合った洗顔料を使うことが大切。皮脂の汚れを取り除くだけでなく、肌にうるおいを与えて清潔に保ってくれる洗顔料がおすすめです。中学生や高校生にできやすい思春期ニキビや20代からできはじめる大人ニキビなどは、ニキビ肌向けの洗顔料で予防を徹底。ドラッグストアで市販されているロゼットやファンケルなどさまざまなブランドのものや、ノンコメドジェニックテストやスクラブ入りなどわかっているようで、あまり効果がわかっていないこともあり、どの洗顔料を買うべきか迷ってしまいますよね。
そこで今回はLASELAに集まった1,500を超える美容ログを分析し、
・ニキビの種類
・洗顔料の選び方
・正しい洗顔方法
を解説しつつ、ニキビケアで悩んだ人がいくつかの美容商品の利用をへて「最後の商品」だと感じたおすすめの洗顔料をランキングで紹介します。
果たしてどの商品がニキビの悩みを解決してくれた洗顔料なのでしょうか? ニキビ肌向け洗顔料の選び方のポイントも詳しく解説するので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
※監修者は「ニキビの種類にあったケアが大切」「選び方」「洗顔方法」について監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
ニキビ用の洗顔料は、ニキビの種類によって合うものを選びましょう。
中学生~高校生にできる「思春期ニキビ」と、大人になってからできる「大人ニキビ」では、原因やケア方法が変わってきます。
思春期ニキビは、皮脂の過剰分泌が主な原因です。おでこから鼻にかけての皮脂分泌が多いTゾーンにニキビができやすいのが特徴。消炎・殺菌効果のある薬用洗顔料を使ったり、皮脂を洗い流す洗浄力のある洗顔料がおすすめです。
ニキビのできる場所:Tゾーン(おでこ・鼻)、顔全体
主な原因:皮脂過剰
20代以降にみられる大人ニキビの主な原因は乾燥。フェイスラインやあご周りなど、皮脂の分泌が少ないUゾーンにできるのも特徴です。肌のバリア機能が低下しているため、洗顔で乾燥してしまわないように、肌にやさしい洗浄力の穏やかな洗顔料で抗炎症成分をプラスするのがおすすめです。
ニキビのできる場所:頬、口周り、あご
主な原因:乾燥
顔の中でも皮脂の少ない、口の周辺や頬から顎にかけてのフェイスラインにできやすい大人ニキビは、生活習慣の乱れや乾燥、ストレスも悪化させる原因になるので注意しましょう。
ニキビケア洗顔料を選ぶときのチェックポイントを「思春期ニキビ」「大人ニキビ」それぞれに分けて解説します。
同じ洗顔料でもメインとなる洗浄成分が異なることにより、洗浄力は大きく変わります。自分のニキビのタイプに適した洗浄成分が入ったものを選びましょう。
思春期ニキビには、過剰な皮脂を洗い流せる比較的洗浄力の高い「石けん系洗浄成分」がおすすめ。
石けん系の洗浄成分といっても、見た目は固形石けんからフォームタイプのものまでさまざま。成分に注目しつつ、形状は自分の使いやすいタイプを選んでくださいね。
ニキビ用洗顔料の中には、ニキビの原因となる「アクネ菌」の増殖を防ぐ「殺菌剤」が含まれているものもあります。
ニキビに直接アプローチしたい人にはおすすめですが、使いすぎると肌の常在菌のバランスを崩してしまい、ニキビが慢性化してしまうことも。週に2~3回、皮脂が多いと感じるタイミングで使うようにしましょう。
思春期の肌はとてもデリケートなので、泡立てネットを使って泡で包み込むように摩擦に注意しながら洗う、肌ざわりのよいタオルで肌をこすらないように水分をふき取るなど、丁寧でやさしい洗顔を心がけてください。
大人ニキビは、洗浄力が高すぎない「アミノ酸系」の洗浄成分が、敏感肌になりやすい大人ニキビのある肌におすすめです。特に洗顔後肌がつっぱる人は洗いすぎの可能性も。マイルドな洗浄成分をチェックしてみましょう。
ただし、洗浄力が弱いとその分皮脂を洗い流す力も減ってしまいます。皮脂分泌が多い人は肌にやさしすぎるとかえって洗顔不足になってしまうこともあるので注意しましょう。
思春期ニキビには、抗炎症成分・殺菌成分が配合されている肌の炎症を抑える「抗炎症成分」が入っている洗顔料がおすすめ。
ただし、殺菌成分(サリチル酸、イソプロピルメチルフェノール)の入った洗顔料を常用すると、大人ニキビ肌にとっては成分が強くダメージのもとになるケースもあるので、避けるのが無難。石けん系の洗浄成分を使用することで、ある程度の殺菌量が期待できるため、殺菌成分は悩みがあるときのみ取り入れるのがベターです。
また、大人ニキビ肌はバリア機能が低下しているのでピーリングは避けるのが無難です。
丁寧な洗顔で肌を清潔に保ち、保湿ケアを行うことはもちろんですが、規則正しい生活、栄養バランスを考えた食事など、体の内側からのケアもいっしょに心がけましょう。
▲「ビオレ スキンケア洗顔料 リッチモイスチャー」洗顔後の肌のモチモチ感が特徴で美容液成分(保湿)配合
洗顔時の肌負担を軽減するためには、以下のような保湿成分が配合された洗顔料が良いでしょう。
保湿成分
・グリセリン
・DPG
・BG
・糖類
・ヒアルロン酸
ニキビ肌用の洗顔料は皮脂を取り除く力が強い場合もあり、うるおい不足になることも。乾燥肌用の洗顔料を使うか、洗顔の後は丁寧に保湿することを心がけましょう。
美容ログを見ればニキビに悩んだ人が洗顔料によってどう悩みを解決したかが書かれているので、どの商品を使っていいか迷ったらぜひチェックしてみてください。
ニキビの悩みを洗顔で解決した美容ログ
ニキビを解決したBioreマシュマロホイップオイルコントロール
思春期のホルモンバランスの乱れが原因で繰り返しできたニキビ悩みの救世主
▲もちもちした泡立ち感が使い心地良さそうな「アルソア クイーンシルバー」
洗顔料は毎日使うものなので、心地良く使えるものがいいですよね。
とくに洗い心地や容器の使いやすさは、毎日使いつづけるうえで重要なポイントです。
また、すっきりした柑橘系の香りや、清潔感のある石鹸の香りは誰にでも好まれやすい無難なものなので、どれを選んでいいかわからない方はチョイスしてみましょう。
商品説明
商品説明
商品説明
なっこさん(20代/敏感肌)
洗顔は1日2回、洗顔料をたっぷり泡立ててTゾーンなど皮脂が多い部分を中心にやさしく洗います。Uゾーンや生え際のすすぎ残しに注意しながら、ぬるま湯でしっかり洗い流してください。
肌がべたつくときも、過剰な洗顔は逆効果。朝晩2回を守ってくださいね。
ついつい、間違った方法で洗顔していませんか? 下記に当てはまらないかチェックしてみてくださいね。
洗顔料が肌に触れている時間が長いと、肌にとって刺激になってしまいます。30秒程度で洗顔をしたら、その倍くらいの時間をかけてしっかりと流しましょう。
その他のニキビケア商品を詳しく知りたいかたはこちらをチェックしてみてください。洗顔のあとのうるおい補給など、ニキビ肌向けのスキンケアアイテムを紹介しています。