※監修者は「50代60代の肌質」「化粧水を選ぶポイント」などについて監修をおこなっています。おすすめに掲載している商品は監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事における「シミ」とは、老人性色素斑の初期、炎症後色素沈着、「くすみ」とは、乾燥や血行不良によるくすみを意味します。
※本記事における「毛穴ケア」とは、肌にうるおいを与え、キメを整えるお手入れのことをさします。
※本記事における「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事で紹介している「化粧水」のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。化粧品などには認められていません。

毎日使う化粧水。50代、60代になって少し金銭的に余裕が出てきて「有名だから」「デパコスだから大丈夫」と、つい成分を見ずに選んでしまうことはありませんか？

シミや小ジワ、くすみなど50代からの肌悩みを解決する、本当に良い化粧水に出会うためには、「ブランドが有名だから大丈夫」「デパコスだから大丈夫」といったことはなく、今のあなたに合った成分が含まれた商品を選べているかどうかが重要です。

この記事では、50代、60代が選ぶ本当に良い化粧水の選び方について、デパコス派の方にもドラッグストアで購入のプチプラ派の方にもわかりやすく解説しています。

・年齢を重ね、気がついたら目元の小ジワや頬のシミ、くすみが気になるようになっていた。
・年齢に合った肌ケアをどうしたらいいかわからない。
・肌の悩みを解決できる化粧水ってあるのかな？
・化粧水選びのために、どのような点に気をつけたらいいかわからない。

こんなお悩みをお持ちの方にぜひお読みいただきたい内容です。

毎日使うものだからこそ、きちんと成分を知り、あなたにピッタリの化粧水を見つけて気分が明るくなる毎日を送りましょう。

【新発売】話題の50代60代向け化粧水

50代60代向けの話題の化粧水から新商品をご紹介。エイジングケアと冬の乾燥対策におすすめのローションをピックアップして紹介します。

50代のエイジングケアに使いたい化粧水

化粧水でエイジングケアをしたい場合にはしっかり保湿することも大事ですが、やはり「エイジングケア用」と書かれている専用のタイプを選ぶほうが効果を実感しやすいもの。

マチュア　エスエスアドバンスローションは、肌荒れ防止、水分と油分のバランスを保ってくれる加水分解アナツバメ巣エキス、イチゴ種子エキス、サガラメエキス（保湿成分）などの美容成分が配合され、無香料、無着色、パラベン不使用とホルモンバランスが不安定になり肌もゆらぎがちな45歳〜50代の更年期世代にぴったりの化粧水です。

酷い乾燥が気になる方はオイルイン化粧水も取り入れて

乾燥の激しくなる冬は、50代にとってはふつうの化粧水ではすぐに乾燥してしまう……というお悩みも増えます。そんなときは、最近アイテムが増えてきている「オイルイン化粧水」を取り入れてみては？

2022年12月1日にb＆wのONE STONE TWO BIRDSから発売されたオイルインローションは、ローションとオイルが2層になったタイプ。2種類のビタミンCICA誘導体とナイアシンアミドが、ハリ不足やたるみ毛穴などエイジングにまつわる悩みが気になる年代の毛穴悩みにもアプローチ。浸透型ヒアルロン酸が配合されたローションでしっかりと潤し、間髪入れずにオイルが肌の上に広がるので、スキンケアの間が空いて肌が乾燥してしまうタイミングを作りません。

オイルはヒマワリ種子油、植物性スクワランオイル、高圧熟成アルガンオイルの3種がバランスよく配合され、長時間の保湿をキープしてくれます。

50代60代で使いたい化粧水の選び方

洗顔後のお肌に最初につける化粧水は、肌質改善の鍵となる重要な要素のひとつですが、いつもどのように選んでいますか？

毎日使うものだからとつい、なんとなく選んでしまいがちですが、50代以降の化粧水選びにはポイントがあります。

毛穴やシミ、しわなどの年齢肌などではのお悩みごとにそれぞれ適した化粧水があり、また乾燥肌・脂性肌といった肌質によっても選び方が異なります。

正しい知識を取り入れて、あなたのお悩みや肌質に合った化粧水選びを行っていきましょう。

①高保湿成分が配合された化粧水を選ぶ

気になるお肌のくすみや目元の小ジワは50代からの肌悩みの代表格ですが、これらは乾燥が原因で始まることを知っていましたか？

特に小ジワは肌の水分不足が原因で始まり、さらに進んで真皮の構造が崩れてしまうと、「たるみ」となり回復が難しくなってしまいます。

小ジワのうちにお肌の潤いを取り戻せばまだ間に合います。早めに対策して、ハリのあるお肌をめざしましょう。

②肌の悩みにアプローチできる成分入りの化粧水で選ぶ

50代60代の肌悩みの種類は、シミやソバカス、美白や毛穴など多岐に渡りますが、それぞれのお悩みに対する有効成分は異なります。

化粧水選びの際には、あなたのお悩みに合った成分が含まれた商品かどうか、確認の上購入しましょう。

また、お肌の状態は、脂性肌、乾燥肌、普通肌、混合肌の4つのタイプに分けられます。

べたつきやすい脂性肌、皮脂が少なく潤い不足の乾燥肌、バランスのいい普通肌、乾燥肌と脂性肌の両方の部分を持ち合わせる混合肌のどれに当てはまるかで、行うべき対処法も変わってきます。まずはあなたのお肌のタイプを知り、適切な商品を選んでいきましょう。

脂性肌の場合
丁寧な洗顔を行った上で、引き締め効果のある化粧水を使用したケアを行います。コハク酸やゲンチアナエキスは「収れん剤」に分類される成分ですから、お肌の引き締め効果が欲しい脂性肌の方におすすめです。

乾燥肌の場合
水分だけでなく油分も失われ、お肌の水分が蒸発しやすい状態にあります。セラミドやスフィンゴ脂質などの「エモリエント効果」がある成分を含んだ化粧品を選びましょう。

混合肌の場合
油分が多い部分には引き締め効果のある化粧品、乾燥部分には保湿剤が多く含まれた化粧品を使い分けて使用します。

普通肌の場合
水分・油分のバランスが整っておりバリア機能もしっかり働いているので、勇気を出して新しい化粧品を試してみるのがおすすめです。お肌の調子が傾く前に、ご自身に合ったものを探して未来のために準備しておきましょう。

自分の肌質が何かをチェックしましょう！

自分の肌質は知ってるよ、という方も多いかと思いますが、念のため上記のチャート表を使って確かめておきましょう。

エイジングケアにおすすめの有効成分入り化粧水を選ぶ

年齢とともに気になる肌悩みには、シミや目尻の小ジワ、ハリの低下や毛穴の悩みなどが挙げられます。2022年5月現在シワに対する改善効果が認められた有効成分は「ニールワン」「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」の3種類のみとなっています。

どのお悩みにも共通して、まずはお肌の潤いを保つことが重要ですので、化粧水選びの際にはヒアルロン酸やスクワランなどの保湿成分が含まれているかどうかをチェックしましょう。

エイジングケアと美白におすすめの成分

エイジングケアのためには、お肌の基盤を整える保湿に加え、日焼けの原因となる紫外線への対策も重要です。

最近では化粧水タイプのUVケア製品も販売されており「ちょっとだけ外出したいけど、日焼け止めクリームを塗るのは面倒……」というときにも、サッとお肌に広げるだけで手早く紫外線対策を施すことが可能になっています。

また、アスコルビン酸(ビタミンC)には抗酸化作用があるため、お肌のシミの元となるメラニンの生成を阻害してくれる働きが期待されています。美白を目的とした化粧水選びの際には、ビタミンCが含まれているかどうかをチェックしてみてくださいね。またエイジングケアに関しては美容液の利用もオススメですよ。

毛穴の悩みにおすすめ成分

鏡をふと見ると、Tゾーンや頬など毛穴の目立ちが気になることは、ありませんか？ 毛穴が目立ってしまうのは、過剰な皮脂やハリと弾力の低下などが原因だと考えられています。

毛穴目立ちの原因は主に3つに分けられており、「詰まり毛穴」の場合は吸着力のあるものや酵素洗顔、クレイパックなどを活用して毛穴の詰まりを軽減すること。

「たるみ毛穴」の場合は、真皮層に働きかけるためレチノールやペプチドを含んだ化粧水でお手入れするのがおすすめです。

「開き毛穴」の場合は、皮脂が多いからといってスキンケアを怠らず、油分が少なめの化粧品を選んできちんとスキンケアを行う必要があります。

シミやソバカスのケアにおすすめの成分

シミの中には、老人性色素斑、雀卵斑(ソバカス)、炎症後色素沈着、肝斑の種類がありますが、美白成分が効くものと効かないものがあります。

炎症後色素沈着や老人性色素斑のごく初期の薄いものには、レチノールやアルブチンなどの美白成分を含む化粧品で対応してOKですが、特にソバカスには美白成分が効きにくく、紫外線を避けるなどの予防が重要になります。

乾燥肌・敏感肌の人におすすめの成分

乾燥肌・敏感肌の人はお肌のバリア機能を正常に保つために、高保湿な成分を選ぶのがおすすめです。

肌を保湿してくれる成分には、セラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲンなどがあります。これらは、肌への負担が少ない天然保湿成分でもあるので、敏感肌の人も安心して使えます。特に、セラミドは乾燥などの外部の刺激から肌を保護する役割があるので積極的に取り入れてみてもよいでしょう。

③自分の肌質にあっているかをチェック

化粧水を選ぶとき、お肌のタイプに合わせて選ぶ必要があることをご存知でしょうか？

お肌のタイプは普通肌、脂性肌、乾燥肌、混合肌の4つに分けられますが、特にべたつきやすい脂性肌の場合は、引き締め効果のある化粧水がおすすめです。

皮脂が少なく、潤い不足の乾燥肌の場合は水分だけでなく、油分も不足しがちなので両方を補う必要があります。

水分・油分のバランスが整った普通肌の場合は、新しいスキンケア製品を試すのに最適です。

また、時期によっては敏感肌の状態に陥ることもあり、同じ化粧品でもかぶれてしまうなど些細なことでもかぶれやすくなる場合があります。

④ 肌への刺激となる成分を避けて選ぶ

健やかな肌を保つためには、刺激となる成分を知って、それらを避けることも大切です。

これらを「不使用」または「フリー」と表記されているかに注目しましょう。

また「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」と表記されている商品も安心して使えるでしょう。

年齢肌と向き合うための基礎知識

加齢に伴い気になるのは、お肌表面の肌荒れや乾燥、シワやたるみなどが挙げられます。

特に目元や口周りのしわは、放っておくと”たるみ”の原因となってしまいます。

さらに、炎症などの肌トラブルを起こしている場合は、きちんと健康な状態に戻してからスキンケアを行う必要があります。

年齢肌と向き合うには、まずはご自身のお肌の状態を知り、適切なケアを施すことが重要です。ご自身の肌から発せられる肌情報にしっかりと耳を傾けましょう。

50代でおきやすい肌トラブルをチェック

加齢とともにお肌のターンオーバーの速度は遅くなり、お肌表面に古い細胞が残ることで肌荒れを起こしやすくなります。

また、50代以降はホルモンバランスの変化が起こる時期でもあり、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなります。

潤いを保つ成分である細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)を作る働きが弱まると、乾燥を引き起こしやすくなり、普段使っていた化粧品やコスメであるにもかかわらずかぶれてしまうなどの肌トラブルに陥りやすくなります。

化粧水は50代のスキンケアにとって大切な「土台」を作る

お肌の乾燥は小ジワやくすみの原因となるだけでなく、放っておくとたるみの原因となり、お肌の土台に影響を及ぼしてしまいます。

「子育ても落ち着いて、やっと自分の時間が持てるようになたのに、気づいたら、しわやたるみがひどくて憂鬱…」

こんな状態を防ぐには、お肌表面だけでなく土台から整えていくことが重要です。化粧水には、ヒアルロン酸などの保湿力を持ち、肌の表面を整える成分だけでなく、浸透型コラーゲンといった、お肌の真皮を意識した成分も含まれた製品があります。

お悩みに合わせた製品を選び、早い段階から対策していく必要性があります。

50代60代の肌に効果的なスキンケアとは？

加齢とともにお肌のターンオーバーの速度は遅くなり、お肌の表面の細胞は新しい肌細胞に入れ替わりにくくなっていきます。

その結果、古い角質が肌表面に残りやすくなっていき、これまで続けてきたスキンケアをなんとなく続けるだけでは対処できなくなってしまいます。

アプローチすべきは、お肌の奥の新しい角質ですが、実際は直接コラーゲンをお肌の奥に浸透させるのは難しく、まずは焦らず表面の古い角質をきちんと落とした上で、効果的なケア製品を取り入れることが重要です。

50代60代のスキンケアは肌への優しさが大事！

角質を落とす方法として一番に思いつくのがピーリングですが、取り入れ方によっては余計に乾燥や肌荒れを引き起こしやすくなる可能性もあります。

50代のお肌には刺激が強すぎる場合もあるので、取り入れる際には細心の注意が必要です。意外と見逃されがちですが、クレンジングや洗顔は、古い角質を落とすための重要なステップです。

まずは正しいクレンジングや洗顔、保湿の方法を取り入れてお肌の基礎力を取り戻しましょう。

しっかり肌を保湿できるかも重要

肌の保水力が衰えてしまう50代以降のエイジングケアには、しっかり保湿できるかが重要です。

乾燥によって肌のバリア機能が低下してしまうと外的刺激を受けやすくなり肌トラブルが発生しやすくなるほか、代謝機能の低下を引き起こし、シワ、ハリの低下、たるみなどの様々な肌の老化を引き起こします。

つまり、エイジングケアには特に保湿が重要なのです。

使う順番を守って丁寧なスキンケアを

毎日何気なく行っているクレンジングや洗顔、スキンケアについて、正しい順番や方法を実際に教えてもらえる機会は意外と少ないのではないでしょうか。

せっかく良いスキンケア製品を手に入れても、自己流のスキンケアを続けていてはせっかくの効果が半減しているかもしれません。正しい順番と方法を学んで実践し、ケア製品の効果を高めましょう。

Step１：クレンジング・洗顔

クレンジングや洗顔に限らず、顔を触る前には必ず手を洗浄し、綺麗なタオルで水気を拭き取ってから始めましょう。

ポイントは、ゴシゴシ擦らず優しくお肌に触れること。マッサージ効果のあるクリームタイプのクレンジングを使用し、指先で優しくマッサージしつつ、冷たすぎず熱すぎない温度のお湯で丁寧に流します。

洗顔料は、必ず洗顔ネットを使って十分に泡立て、十分な泡で直接お肌を触らないように洗います。

Step２：化粧水

化粧水は洗顔後できるだけ早く使用します。適量を手に取り、お肌を擦ったり叩いたりすることなく、手のひらで優しくなじませます。

化粧水をつけた後は、つい浸透させようと馴染ませる時間を長くしてしまいがちですが、水分が蒸発してしまうのを防ぐため、できるだけ早めに次のステップに進みましょう。

Step３：美容液

美白やしわ対策、ハリ感アップなどのプラスアルファの効果を得ることを目的としている場合は、それぞれお悩みに合わせた美容液を使用するようにしましょう。

具体的な使用方法は製品によって異なりますが、化粧水で肌を整えた後、乳液の前に使用することが多いです。

Step４：乳液・クリーム

化粧水をつけた後は、できるだけ速やかに油分の配合された乳液、クリームを使用して水分蒸発を防ぎましょう。

適量を手のひらにとり、すばやく肌全体に伸ばします。Tゾーンに皮脂が多い場合はクリームを少なめにするなど、油分をのせる量は部位によって調節しましょう。

暑い夏はベタつくクリームを避けたいと感じる場合がありますが、夏でもお肌は乾燥しますので、さっぱりとした使用感のものを選ぶなど対策を行っていきましょう

複合的に肌悩みにアプローチできると心強い

エイジングの原因が複合的になり、悩みもいくつか合わさってくるのが50代。40代までは、シワ、シミ、たるみ、美白などと、ピンポイントの肌悩みからスキンケアを選んでいた人も多いでしょう。

しかし、50代以降は、これからの肌変化に備えて複合的なエイジング悩みに応えてくれるアイテムを探しておくのがおすすめです。自分に合うものを見つけておけば、この先の強い味方になってくれるでしょう。

エイジングの悩みには同じライン・セット使いがおすすめ

エイジングの悩みをケアするには、同じ成分が使われている化粧品のライン使い・セット使いがおすすめ。そうすることで、悩みに対する効果をいっそう期待できます。重点的にしっかりケアできるように、継続的に使用することも大切です。

自分に合った化粧品を見つけたら、毎日のお手入れでライン使いを、そして、特に気になる部分はスペシャルケアを週に1〜2回するなど使い分けてみましょう。

エイジングサインに気づいた時のスペシャルケア

シミやしわ、たるみなどのお肌のサインは、ある日気づいたらずっと気になるばかり。

今すぐなんとかしたい！と焦るものの、どうしたらいいかわからない。こんなこと、ありませんか？

小ジワの元になるのはお肌の乾燥です。乾燥を防ぐためには日ごろのケアが重要ですが、とにかく早くケアしたい！という場合はパック（マスク）を行うのもOKです。

ただしパックの頻度には注意が必要。お肌に潤いを与える不織布タイプは毎日行っても問題ありませんが、乾燥させてはがすピールオフパックは角質を取り除く作用があるため、多くても週一回までにしておきましょう。

また、スペシャルケアアイテムは友人へのプレゼントとしても最適。「このフェイスパック良かったよ！」なんて美容トークで盛り上がりましょう。

50代60代のスキンケアで注意すべきこと

一度エイジングサインが気になり始めると、つい新しい化粧品を次から次に試したくなってしまいますが、お肌の状態が万全でない状態で新しい化粧品を使用してしまうと、かえってお肌に悪影響を及ぼすことがあります。

まずはお肌が健康な状態かどうか、悪影響がないかを判断した上で試してみることが重要です。

朝と晩しっかりお手入れする

エイジングの悩みを改善するためには、面倒でも朝と晩の両方しっかりお手入れすることが大切です。

特に日中は紫外線や外気、エアコンなどでダメージを受けやすいため、予防するためにも夜だけでなく、朝のケアをしっかりと行いましょう。

朝はベタつくため、簡単なスキンケアしかしないという方もいらっしゃるかもしれませんが、50代の肌で重要視したい保湿は特に怠らないことがベストです。

防腐剤フリーでも刺激を感じる商品がある

お肌に優しいものとしてよく売り出されているのが防腐剤フリーの商品ですが、実は刺激を及ぼす成分は防腐剤だけでなく、アルコールや香料、現在は防腐剤として指定されていない成分など、他にも多くの成分が挙げられます。

防腐剤フリーだからといってお肌にアレルギーを起こさないとは限らず、注意が必要です。

アルコールやエタノールは人によって肌荒れしやすい

すっきりとした使用感を目的として配合されるエタノールは体質によっては刺激やかぶれの原因となりやすく、肌荒れを引き起こしてしまうこともあります。

ご自身が肌荒れしやすいと感じる場合は、アルコールやエタノールの表記がある製品はできるだけ避け、まずは正しい洗顔や保湿でお肌表面のバリア機能を保つことが重要です。

価格や使用感は先にチェックしたいポイント

せっかくお肌に合う商品が見つかっても、実際には高すぎて続けられない、こんなことにならないためにも、価格の面で続けられるかどうかはサンプルを試す前にチェックしておきましょう。また、長く使うことを考慮して使用感を確認しておく必要があります。

使い心地が悪い化粧水は続けにくい

化粧水は毎日使うものですから、あなたの気持ちにもフィットした商品を選ぶのが一番です。

選ぶ際には、長く続けることを前提に心地よいと感じられるものを選びましょう。

高保湿成分を含んだ高級化粧品を選んだからといって、香りが苦手、など使い心地がいいと感じられなければ、結局続けられず意味がありません。

見た目やお値段、口コミだけでなく、香りや質感といった、実際の感覚で確かめてから購入しましょう。

刺激・摩擦を加えないスキンケアを心がける

肌をこすることで乾燥や炎症の原因になってしまう場合があります。スキンケアをする場合は、ゴシゴシとこすったり強く引っ張ったり、叩き過ぎたりせず、やさしくケアしましょう。

最近では、強く肌をこすることが、たるみやシワにも繋がるといわれています。すべりのよいオイルなど、肌をこすらずにマッサージにも使えるものもあるので、テクスチャーでアイテムを選ぶのもよいでしょう。

正しい使用分量でスキンケア効果を実感できる

スキンケアアイテムには、商品それぞれによって効果的な量が決められています。

適正量よりも少なすぎるとじゅうぶんな効果が得られないことが。逆に適正量よりも多すぎても効果が変わらない、さらには刺激になってしまうこともあり得ます。いずれにせよ、適正量を守らず、適当に使ってしまうことはもったいないポイントです。

効果的に使えるよう、正しい使用分量をさっそく今日からチェックしてみましょう。

一番大切なのは自分に合った商品かどうか

体質だけでなく、あなたの今の肌質に合った製品かどうか、香りや使い心地に違和感がないか？

一見小さなことのように思いますが、毎日使うものだからこそ、自分に合った商品かどうかの見極めは重要です。

高価な化粧水だから信頼できる、プチプラでも口コミが良いから大丈夫、といった視点だけではなく、今の肌質を知り、アレルギー反応を起こしやすい成分を事前に知っておく、アルコールに弱い方はエタノールなどの表記をチェックするなど、外見だけでなく事前に成分まで確認して選びましょう。

肌トラブルを増やさない50代60代向け化粧水の使い方

化粧水は正しい使い方をすることで、肌トラブルを予防し効果をアップさせましょう。

これらを守り、健やかな肌を保ちましょう。

50代以降の肌悩み原因は大きく5つ

50代60代の肌悩みには、シミ、たるみ、シワ、くすみなど様々で複合的ですが、これらには大きく5つの原因があります。まずは原因を知って、正しいスキンケアや化粧水選びの基準にしましょう。

①乾燥

50代の肌は皮脂の分泌量の減少や、保水力の低下で肌が乾燥しやすくなります。乾燥することで、代謝機能の低下が起こり、シワやハリの低下、たるみなど、様々な肌の老化現象につながります。

また、乾燥によって肌のバリア機能が低下してしまうと外的刺激を受けやすくなり肌荒れなどのトラブルも発生しやすくなります。

50代は一層、保湿ケアを心がけることが重要です。

②糖化

糖化は、食事などから摂った余分な糖質が、体の中のたんぱく質などと結びついて、細胞になどを劣化させる現象。「体のコゲ」と呼ばれることもある糖化が進むと、肌のくすみ、ハリや弾力の低下が起こるといわれています。

50代以降の肌悩みの原因になることはもちろん、糖化によってつくられるAGE（糖化最終生成物）は内臓などにも影響を与えて、病気の原因にもなるとされています。

③紫外線

紫外線は、肌の奥に浸透すると肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンにダメージを与えるといわれています。それにより肌の弾力性が失われ、たるみや肌のハリ不足の主な原因に。

また長年浴びた紫外線によってメラニンが蓄積し出現すると肌がくすみ、シミができてしまいます。

紫外線は50代以降の肌悩みの多くの原因になるので日焼け止めを塗るなど毎日予防しておきましょう。

④ホルモンバランスの乱れ

一般的に50代で迎える閉経や、その前後の約10年間は更年期と呼ばれます。更年期にホルモンバランスが乱れがちになり、メラニン色素の生産が高まり肌のくすみの原因になるといわれています。

また、ホルモンバランスの乱れは新陳代謝を低下させ、肌荒れの原因にもなるといわれています。また、閉経すると卵胞ホルモン（エストロゲン）が減少するため、肌のコラーゲンが低下し、肌の弾力やハリが失われがちになることもあります。

⑤角層の変化

50代60代の角層の表面は硬く厚くなります。30代の肌と比べて20％も硬く厚くなるともいわれています。

固い肌には水分や栄養が浸透しにくく、これまでと同じスキンケアでは美容保湿成分が届きにくく感じるように。

また、硬く厚くなった角層は、肌表情の変化に耐えきれず折れ曲がることで細かいシワになることもあります。

50代の肌に合う基礎化粧品の選び方のコツ

50代60代の基礎化粧品の選ぶ際は下記の3つを意識してみてください。

①高保湿成分配合のものを選ぶ
50代以降になると肌の水分や皮脂の量が低下し、乾燥が深刻になりやすいため、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど、高保湿成分が配合されているものを選びましょう。

②エイジングケア成分配合のものを選ぶ
エイジングケアに効果が期待できる成分が入っているかもチェックポイントです。肌の弾力をサポートするナイアシンアミドや、さまざまな悩みにアプローチできるビタミンC誘導体は特におすすめの成分です。

③使い続けやすいものを選ぶ
基礎化粧品の効果を実感するには、ターンオーバーの周期に合わせて約1～2ヶ月は同じものを使うのがおすすめ。価格帯に無理がないか、つけ心地がよいかなどを確認しましょう

年齢イメージを左右するメイク・パーツケアもチェック！

年齢に合わないメイクやパーツケアをしていると、見た目の印象を老けさせてしまったり、若づくりしているという印象を与えることも。50代に適した方法を押させておきましょう。

①50代以降の肌に合うメイクのポイント

乾燥しやすい50代60代は、ベースメイクでうるおい感を演出しましょう。オイルを含んだリキッドファンデーションがおすすめです。

年齢を感じさせる場所は個別でカバー。ほうれい線の部分にはハイライトをふんわりと、クマにはオレンジのコントロールカラーを、シミ部分にコンシーラーを重ねてみてください。

また、ほどよく彩度の高いカラーは肌に血色感をプラスしてくれるので、アイシャドウやチークなどは思い切って鮮やかなカラーを使ってみましょう。

②雰囲気を大きく左右するヘアケア方法

白髪が出現したりハリやコシが失われたりと、髪からも年齢を感じさせることがあり、印象を大きく左右するパーツです。

毎日のケアにひと手間加えてみましょう。例えば、乾かす前に洗い流さないトリートメントやオイルをつけたり、頭皮までブラッシングできるヘアブラシを取り入れてみましょう。シャンプー中に使える頭皮ケアブラシやヘッドスパ機器などもおすすめです。

➂意外とみられるハンドケア法

手は日々の家事でダメージを受けやすく、年齢が出やすいパーツです。ささくれや手荒れ、ハリ感のなさは意外と見られていることも。毎日使うパーツなので、こまめなお手入れが重要です。

例えば家事のときはゴム手袋をつける、ハンドクリームを常備してまめに塗るなどをこころがけましょう。指先をネイルオイルでケアしておいたり、夜寝る前にハンドクリームを塗ったら手袋をして寝るのもおすすめです。

50代60代の化粧水に関するQ&A

Q

50代60代のスキンケアで気をつけた方が良いことはありますか？

A

ブランドの製品だから、口コミが良いからという理由だけでなく、あなたの今の肌状態に合っているかどうかで判断することが重要です。具体的には、ヒアルロン酸やスクワランなどの有名な保湿成分が入っていることに加え、今のお悩みに合わせた有効成分が含まれているかどうかを確認しましょう。また、敏感肌の場合は肌荒れを起こしやすい成分が含まれていないこと、脂性肌の場合は油分が多くない製品を選ぶなど、肌質にあった商品を選ぶことも重要です。

Q

50代60代の肌トラブルの一番の原因は何ですか？

A

お肌の乾燥はくすみの原因となるだけでなく、目元や口元の小ジワを放っておくとたるみにも繋がってしまいます。まずは正しい洗顔方法と保湿ケアを取り入れ、毎日続けることが重要です。保湿成分としてはヒアルロン酸やスクワランなどが含まれた化粧水を選び、長く続けられることを意識して選びましょう。

Q

50代60代はプチプラよりもデパコスを使ったほうがいいですか？

A

製品の値段だけでなく、あなたの今のお悩みや肌質に合った製品かどうかが重要です。デパコスだから安心、プチプラだから効き目がないということではありません。続けられなくては意味がありませんので、まずは試して、使用感も確認した上で長く続けられるかどうかを判断しましょう。

Q

目のまわりのシワやたるみには特別なケアが必要ですか？

A

目の周りの皮膚は薄いため、日頃のケアで擦ってしまうことがないよう注意しましょう。小ジワは乾燥が原因で始まり、進んで真皮の構造が崩れてしまうと”たるみ”につながり、結果的には回復が難しくなってしまいます。できるだけ小ジワのうちに対策して、ハリのあるお肌をめざしましょう。

Q

しわやハリ不足は生活習慣で予防できますか？

A

ハリのあるお肌を目指すには、血流を良くして肌細胞へ栄養が行き渡るようにすること大切です。身体は全身繋がっていますから、お顔の皮膚に着目するだけでなく、頭皮のマッサージや首元、肩こりの改善に着目し、まずは身体全体の血流を良くすることを考えましょう。翌日に疲れを残さないためにも、質の良い睡眠をとることも重要です。

Q

エイジングケアを意識したときに食べたい物は？

A

抗酸化作用のあるビタミンCを含んだ食材は、いちごやキウイフルーツ、柑橘系の果物などが挙げられます。また、赤ピーマンやブロッコリーもビタミンCが豊富でおすすめの食材ですので、シミが気になる方にも取り入れていただきたいものです。

Q

利用を避けた方が良い化粧水はありますか？

A

過去に肌荒れを起こしたことのある成分を含んだ化粧水は避けた方が良いです。また、アルコールに弱い方はアルコールやエタノールを避ける、敏感肌になりやすい時期は新しい化粧品を試すのを控えるなど、肌質に合わせて対処が必要です。

Q

基礎化粧品を効果的に使うコツは？

A

ご自身の肌状態やケアしたい悩みに合う基礎化粧品を選び、適正量を守って使いましょう。50代60代は複合的にエイジングケアができるものがおすすめです。また、夜だけでなく朝もきちんと使うことで効果を実感できます。

Q

基礎化粧品はラインで揃えたほうがいい？

A

特に50代60代の方がエイジングの悩みをケアするためには、ライン使いがおすすめです。同じ成分が使われている商品を合わせて使うことで、悩みを重点的にケアでき、効果をいっそう期待できます。

Q

60代に人気のプチプラ化粧水は？

A

60代がよく求めているプチプラ化粧水のブランドは「DHC」「無印良品」「アクアレーベル」などです。

Q

目のまわりのシワやたるみには特別なケアが必要ですか？

A

目の周りの皮膚は薄いため、日頃のケアで擦ってしまうことがないよう注意しましょう。小ジワは乾燥が原因で始まり、進んで真皮の構造が崩れてしまうと”たるみ”につながり、結果的には回復が難しくなってしまいます。できるだけ小ジワのうちに対策して、ハリのある肌をめざしましょう。

Q

50代60代女性がスキンケアに使う金額は？

A

スキンケアに使う金額は高ければよいというものではありません。最近ではプチプラでも効果的な成分を配合していたり優秀なものもあるので、価格にとらわれず自分に合っているか、継続できるかを重視しましょう。

Q

しわやハリ不足は生活習慣で予防できますか？

A

ハリのある肌を目指すには、血流を良くして肌細胞へ栄養が行き渡るようにすること大切です。身体は全身繋がっていますから、顔の皮膚に着目するだけでなく、頭皮のマッサージや首元、肩こりの改善に着目し、まずは身体全体の血流を良くすることを考えましょう。翌日に疲れを残さないためにも、質の良い睡眠をとることも重要です。

Q

エイジングケアを意識したときに食べたい物は？

A

抗酸化作用のあるビタミンCを含んだ食材は、いちごやキウイフルーツ、柑橘系の果物などが挙げられます。また、赤ピーマンやブロッコリーもビタミンCが豊富でおすすめの食材ですので、シミが気になる方にも取り入れていただきたいものです。

Q

利用を避けた方が良い化粧水はありますか？

A

過去に肌荒れを起こしたことのある成分を含んだ化粧水は避けた方が良いです。また、アルコールに弱い方はアルコールやエタノールを避ける、敏感肌になりやすい時期は新しい化粧品を試すのを控えるなど、肌質に合わせて対処が必要です。

Q

60代の母や祖母にプレゼントするならどんな化粧水が良いですか？

A

母の日や敬老の日、誕生日などで60代の方へのプレゼントとして化粧水を考える方は多いですが、その方の肌質がわからない場合には、添加物や保存料、アルコールなど肌への刺激が大きい成分がなるべく含まれていない化粧水を選ぶのが無難です。また、無理に化粧水をプレゼントに選ばず、口紅やチークなど自分では手に取りにくい明るめの色をプレゼントしてあげるのも喜ばれますよ。

50代60代は楽しい！ 今と未来をもっと楽しくするスキンケアを選ぼう！

お肌が綺麗だと、気分も上向きになりますよね。お肌は素直ですから、今は肌悩みがある方でも、毎日のお手入れの積み重ねでお肌も表情も明るく変わっていくことができます。

スキンケアの中でも、保湿はお肌の基礎を整えるとても重要なステップです。

シミやしわといったエイジングサインを乗り越えるために、毎日使う化粧水だからこそ、あなたに合った気分が上向く製品選びで笑顔あふれる明るい未来を作っていきましょう！

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