【2023年】混合肌向け乳液おすすめランキング28選|インナードライは乳液を使わない方がいい?

ページ更新日:2023年1月4日

【2023年】混合肌向け乳液おすすめランキング28選|インナードライは乳液を使わない方がいい?
監修者
岡本妃香里
岡本妃香里
日本化粧品検定1級 美容ライター
薬学部薬学科を卒業後、大手ドラッグストアで勤務。その後ライターとしての活動を始め日本化粧品検定1級を取得。サプリメントの監修や美容クリニックの記事執筆、コスメの選び方の解説などさまざまな執筆活動を行っている。

※監修者は「混合肌の原因や特徴」「商品の選び方」「正しいスキンケア方法」について監修をおこなっています。おすすめに掲載している商品は監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している「乳液」のうち効果が認められているのは医薬部外品のみです。化粧品等には認められていません

「肌の乾燥が気になるのに、乳液をつけるとべたつく…」と感じたことはありませんか? 「混合肌」と呼ばれる肌タイプは、顔の中の部位によって肌の状態が異なる場合が多く、どんな乳液を選べばいいのか迷ってしまうことも少なくありません。

この記事では、混合肌にはそもそも乳液は必要? どう選べばいいの?という疑問に答えながら、乳液の選び方・使い方のヒントを解説します。

いつもスキンケア迷子になってしまいがちな方や、季節や加齢によってゆらぎやすい混合肌に悩まされている方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

混合肌(インナードライ)とは?


肌の状態は人によってさまざまです。肌タイプは一般的に「乾燥肌」や「脂性肌」というように分類され「混合肌」はその両方を併せ持った肌タイプのことを言います。

頬は乾燥しているのにTゾーンは皮脂の分泌が多くテカリやすいなど、部位によって肌の状態が大きく異なるようであれば、混合肌であるかもしれません。

また、混合肌はインナードライとも呼ばれます。肌は乾燥するとバリア機能が低下し、肌トラブルを引き起こしやすくなります。乾燥によるトラブルを防ぐため、皮脂を多く分泌して肌を保護しようとするはたらきから、表面はべたつきやすく、肌の内側は水分不足である状態が起こりやすいためです。
 
混合肌は、保湿が不十分であることや洗顔によって肌の乾燥を招いているなど、生活習慣が原因であることも少なくありません。トラブルのない健やかな肌を保つためには、乾燥肌・脂性肌・混合肌、それぞれの肌タイプに合わせた適切なスキンケアを行うことが重要です。

混合肌に乳液はいる? いらない?


混合肌に悩む方の中には、肌表面のベタつきが気になって皮脂の分泌を抑えるために化粧水や乳液の使用を控えてしまう場合があります。しかしそれは間違ったスキンケアです。

肌の水分量が不足するとかえって皮脂が多く分泌されるため、水分補給はしっかりと行う必要があります。化粧水や美容液で与えた水分を蒸発で逃がさないよう、きちんと乳液を使用しましょう。乳液によるべたつきが気になる方は、自分の肌に合った乳液の選び方や使い方で軽減できるはずですよ。

混合肌は乳液かクリーム、どちらを使うといい?


一般的には、乳液よりもさらにたくさんの油分が配合されているのがクリームです。乳液とクリームを併用する場合は、乳液のあとにクリームを重ねるといいでしょう。小じわなどが気になりやすい乾燥肌の方や、湿度の低い冬場などは併用がおすすめです。

ただし夏場や湿度の高い季節は混合肌の場合、乳液のみでもいいでしょう。クリームを併用する場合は目元や口まわりなど、特に乾燥の気になる部位にだけつけるようにすると肌表面の油分のバランスが整いやすくなります。

混合肌向けの乳液の選び方


ドラッグストアや百貨店、そしてネットショップにも数えきれないほどの乳液が並んでいるので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ここでは実際に、混合肌にはどんな乳液を選べばいいかを解説します。

①乳液の配合成分で選ぶ

まずは、乳液に配合されている成分で選ぶ方法です。化粧品に配合されている成分に詳しくない方はどう選べばいいかわからないと思いますので、目的に合わせていくつか目印になる成分を知っておきましょう

セラミドやヒアルロン酸など保湿成分入りで肌を保湿


肌にとって重要な保湿成分であるセラミドヒアルロン酸を配合している乳液は、乾燥が気になる方におすすめ。たっぷりの水分を与えて、もっちりとした肌へと導きます。

セラミドの配合されている乳液は肌の保湿だけでなく、肌のバリア機能を高め肌トラブルの予防に一役買ってくれるのも魅力の成分です。

ビタミン類や皮脂ケア成分でTゾーンのテカリ対策


Tゾーンなど、部分的に皮脂のテカリが気になる方には、ビタミンCビタミンB群が配合された乳液を選ぶといいでしょう。過剰な皮脂が気になる方、テカリだけでなく毛穴の詰まりやニキビが気になる方にもおすすめです。

オーガニックタイプで天然成分や香りにこだわる


肌への刺激の少なさや、環境へ配慮している化粧品を選びたい方は、オーガニック成分が配合されているかどうかにも注目してみましょう。アルガンオイルマカデミアナッツオイルなどの植物性のオイルや、香料ではなく天然精油が配合されたものなら、自然な香りと使い心地を楽しめますよ。

ニキビができやすいなら抗炎症成分配合タイプ


ニキビができやすい場合には、グリチルレチン酸ステアリルやグリチルリチン酸ジカリウム、アラントインといったが配合されている抗炎症成分配合タイプの乳液を選ぶのがおすすめです。

またテクスチャはベタつかずさらっとモチモチ感を感じれるものにしましょう。

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岡本妃香里
岡本妃香里
日本化粧品検定1級 美容ライター
セラミドやヒアルロン酸は代表的な保湿成分です。とくにセラミドはバリア機能とも深い関わりがあるため、お肌が敏感な方はしっかり補ってあげたい成分として知られています。ビタミン類はお肌を健やかに保つ手助けをしてくれる成分です。オーガニック成分は一見するとお肌に良さそうなイメージをもちますが、日本にはオーガニックの明確な基準がありません。ごくわずかしかオーガニック成分が含まれていない商品もあるため、パッケージをよく確認することが大切です。

②肌への刺激が少ない原材料で選ぶ


水分と油分のバランスが乱れやすい混合肌は、季節の変わり目や体調によって肌がゆらぎやすくなることも。できるだけ肌への刺激が少ない乳液を選ぶことが大切です。

「敏感肌用」と記載されているものや、潤いを与えて肌を守り、健やかに保つ低刺激設計のものを選びましょう。

アルコールや、石油由来の成分で刺激を感じやすい方は、これらが含まれる乳液を避けるのもおすすめです。

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岡本妃香里
岡本妃香里
日本化粧品検定1級 美容ライター
敏感肌用と記載されている乳液は、お肌に刺激を与える可能性がある成分を極力減らして作られています。しかし、人によって刺激を受けやすい成分は異なるため、成分をよく見て選ぶことが大切です。安易に「敏感肌用」に飛びつくのではなく、自分のお肌に合うものを選ぶように心がけましょう。

③肌状態や季節、好みのテクスチャーで選ぶ


乳液は毎日使うものだからこそ、使い心地が良いと感じるアイテムかどうかも判断基準のひとつ。肌馴染みの良さやテクスチャーも重要ですよね。

乳液を塗ったあとにベタっと不快に感じる場合や、しばらくすると乳液を塗ったことを忘れるくらいに乾燥する場合は、テクスチャーを見なおすきっかけになるかもしれません。

適度に肌がしっとり、もっちりとした状態が続く乳液が理想的。加齢や紫外線のダメージによる肌の乾燥具合や季節によっても感じ方は違うので、定期的に見なおすようにしましょう。

④リピートしやすい乳液価格で選ぶ


使いやすいと感じる乳液でも、自分にとって高価に感じるものだったり、気兼ねなく使えるものでないと、継続利用はむずかしいですよね。

スキンケアは何よりも、毎日継続することが重要です。ほかのスキンケアとあわせて毎月どれくらいの予算内で抑えるのが理想的かを決めてから、商品を選ぶことも大切です。

⑤ニキビが気になる方はノンコメドジェニックテスト済みの乳液を選ぶ


ニキビが気になる場合の混合肌向けの乳液選びなら、「ノンコメドジェニックテスト済み」の商品がおすすめ。

ノンコメドジェニックテストとは、ニキビのもとになる「コメド」ができにくい処方かどうかをチェックするテストのこと。

「ノンコメドジェニックテスト済」の表記がある化粧品は、第三者機関によって行われたテストをクリアしている商品です。

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

混合肌向けの乳液の使い方


意外と知らない、乳液を使うタイミング。スキンケアは基本的に、油分の配合量が少ないものから順番に重ねてつける必要があります。

販売しているメーカーで特別な指定がなければ、化粧水→美容液→乳液→クリームの順でつけるようにしましょう。

混合肌の場合は、顔のパーツごとに皮脂量が大きく違う場合があります。特に乾燥しやすい目元・口元・頬はしっかりと塗って、その他は少なめにするなど、部位によって乳液の量を調整するといいでしょう。

混合肌向けの乳液の使い分け方法は?


肌の状態や季節に合わせて複数の乳液を使い分けることもできますが、それ以外にも朝・晩での使い方を工夫する方法もあります。

朝はメイク前にスキンケアをすることも多いため、乳液を肌にたっぷり乗せるとメイクがヨレやすくなる原因に。乳液を薄く塗ったら角質層の隅々まで浸透させるイメージで、手でしっかりと肌をやさしく包みましょう。その後べたつきが気になるところは、ティッシュで軽くおさえるといいですよ。

夜は、朝よりも乳液をたっぷりと乗せて馴染ませます。目元や口元の細かいところまで、きちんと塗れているかを確認しましょう。目元や首のシワなどには、その上からさらにクリームを重ねるといいでしょう。

朝は皮脂テカリ予防・UVカット効果がある乳液


化粧下地や日焼け止めなどで紫外線対策をすることも多いですが、乳液に皮脂のコントロールや紫外線対策ができる成分が配合されているものもあります。

乾燥から肌を守るために、皮脂が多く分泌されやすい混合肌。時間とともにテカリが気になる方は、セラミド配合のものや、セラミドの合成をサポートするナイアシンアミドが配合された乳液を試してみるのもおすすめです。

「UV乳液」や「日焼け止め乳液」と呼ばれるものを選べば紫外線対策と肌の保湿ケアが同時にでき、朝の支度の時短にもなりますね。

夜は保湿・美容成分を配合した乳液


眠っているときは成長ホルモンの分泌が促され、新陳代謝が活発になるタイミングです。眠る前に行う夜のスキンケアは、肌を潤いで満たして保護してくれるような乳液を選ぶといいでしょう。

先述したようなセラミドヒアルロン酸が配合された乳液や、年齢に応じたエイジングケアを求める方にピッタリのレチノールフラーレンが配合されたものもおすすめですよ。

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岡本妃香里
岡本妃香里
日本化粧品検定1級 美容ライター
朝はお肌を保湿して紫外線から守ること、夜は保湿しながら日中のダメージをケアしていくことがお手入れの目的です。紫外線は年中降り注いでいるため、光老化を防ぐためにもUVカット効果のある乳液が役立ちます。保湿力が高すぎるものは化粧崩れの原因となるため、適度な保湿感のものがおすすめです。夜はしっかりお肌をいたわるために、美容成分にこだわって選んでみてください。

混合肌は化粧水や洗顔で総合的にケアするのがおすすめ


混合肌の原因は間違ったスキンケアや、食事や運動など、人によって原因はさまざまです。

混合肌に悩まされている方は、乳液以外のスキンケアアイテムの選び方、そして使い方を今一度おさらいしてみるといいでしょう。無意識のうちに肌をゴシゴシ擦ってしまっていることや、使う化粧水の量が足りていないことがあるかもしれません。同じ化粧品でも、使い方や部位による使い分けを行うことで改善しやすくなる場合も。

また、偏った食事によって皮脂の分泌が過剰になってしまうこともあるので、バランスの良い食事は必要不可欠です。身体の内側と外側、両方から整えていくことをめざしましょう!

べたつかない乳液で混合肌に合ったスキンケアを


水分と油分のバランスが乱れることで混合肌になりやすくなる原因や、乳液の選び方について解説してきました。乳液は肌に潤いを与えて保護するだけでなく、化粧水や美容液で与えた潤いを守るはたらきもあります。

べたつきが気になるからという理由で乳液を使わないのではなく、自分の肌に合った乳液を見つけることが大切です。配合成分やテクスチャー、価格など優先したいことに合わせて、ピッタリの乳液を見つけてみてくださいね!

また、乳液の使い方によっても肌へ与える潤いや使い心地は変わります。朝・晩の乳液を使うタイミングや部位によって、使う量を調整することも試してください。

洗顔料や化粧水も厳選して総合的な混合肌ケアをしよう!


今回は混合肌におすすめの乳液について解説しました。ただ、混合肌を本気でケアしたいのであれば、洗顔料や化粧水など総合的なスキンケアが大切です。混合肌向けの商品をお探しの方は、以下の記事もあわせてチェックして見てくださいね。
【2022年】混合肌にオススメの化粧水8選|年代別の人気アイテムを紹介
【2022年8月】混合肌向け洗顔料おすすめ人気ランキング|ニキビ・毛穴ケアに適したアイテムは?

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