【2023年】ニキビケア美容液おすすめ人気ランキング|肌が綺麗になるための方法は?

ページ更新日:2023年4月12日

【2023年】ニキビケア美容液おすすめ人気ランキング|肌が綺麗になるための方法は?
監修者
イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
大学卒業後、日系航空会社にてグランドスタッフとして勤務。落ちないメイクやコスメへの研究に余念がなかった経験を生かし、退職後はライターとして美容メディアをメインにさまざまなジャンルを執筆中。

※監修者は「ニキビの特徴とできる原因」「選び方」について監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※「アレルギーテスト済み」はすべての人にアレルギーが起きないということではありません。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
※「スティンギングテスト済み」はすべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。

「大人のニキビケアに有効なおすすめ美容液ってどんなものがあるの?」
「自分の肌に合うニキビケア美容液ってどう選べば良いの?」

このようにニキビケアに役立ちすこやかな肌に導いてくれる美容液を探しているけど、商品が多くてどれを選んで良いかわからない。そんな人も多いのではないでしょうか?

今回LASELA編集部では、2572人のアンケートの中から「ニキビの悩みを解決した美容液」を紹介。

ニキビの特徴とできる原因、ニキビケア美容液の選び方とあわせてご覧ください。あなたにピッタリのニキビやニキビ跡をケアしてくれる美容液が見つかるはずです。

ニキビの特徴とできる原因


20代以降の大人ニキビには、肌のモイスチャーバランスやバリア機能の低下、生活習慣などさまざまな要因が絡んでいます。

「乾燥しているのに肌がベタつく」というのも、大人ニキビの特徴です。そのため思春期ニキビと同じケアをしているとなかなか治らず、むしろ肌トラブルの原因にも。

大人ニキビができる原因は、大きく2つに分けられます。
 ・スキンケアによる原因
・生活習慣による原因

スキンケアによる原因


思春期ニキビは過剰な皮脂が原因ですが、大人ニキビは脂性肌の人はもちろん、乾燥肌や普通肌など、あらゆる肌質にできるのが特徴。10代のころにできるニキビと大人になってからできるニキビでは、メカニズムが異なります。そのため思春期ニキビと同じケアをしていてもなかなか治らず、悪化してしまう……なんてことも。年齢に合った正しいスキンケアをしましょう。

まずニキビを防ぐには「保湿ケア」を充分に行うことが大切。洗顔後の化粧水や乳液などを軽めにすると、肌のモイスチャーバランスが崩れてしまい、バリア機能の低下からニキビができやすい状態になってしまいます。

特に肌がベタつきやすい夏などは、「肌が潤っているから保湿ケアを重ねるのはやめよう」と思いがち。これだと肌の水分が逃げてしまい、乾燥から大人ニキビの発生につながってしまいます。

大人ニキビのできにくい肌にするには、保湿成分が豊富な美容液で肌をケアし、モイスチャーバランスをしっかり整えることが大切です。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
夏のスキンケアの落とし穴は、汗で肌が潤っていると勘違いしやすい点です!

夏は体温で、肌の水分が蒸発しやすい状態になっています。さらにエアコンの使用で水分が逃げやすい状態ですので、場合によっては真冬並みに肌が乾燥する可能性もあるのです。

夏でもしっかりと保湿ができる乳液やクリームなどで仕上げをすることが大切です。さっぱりとしたい方は、ジェル状などのテクスチャーを選ぶといいでしょう。

生活習慣による原因


睡眠不足やストレスなど、生活習慣が乱れると大人ニキビが発生する原因に。またダイエットのためにタンパク質を避ける、野菜だけを食べるといった偏った食事も、肌にとっては好ましくありません。

スキンケアをしっかりしているのに、ニキビが減らないと悩んでいる方は生活習慣の乱れが関係しているかもしれません。詳しくは下記の「大人ニキビを悪化させないコツ」に記載しているので、参考にしてみてくださいね。

思春期ニキビと大人ニキビの違い


次にニキビのできる原因について見ていきましょう。ニキビは、できる年齢によって「思春期ニキビ」「大人ニキビ」に分けられます。どちらもニキビであることには変わりありませんが、原因やできる場所、ケア方法が異なります。

まずは自分がどのような原因でニキビができやすいのかを理解し、自分の肌タイプに合った、正しい化粧水を選びましょう。

大人ニキビ思春期ニキビ
【年齢】20代以降
【主な原因】ターンオーバーの乱れ、皮脂の過剰分泌、ホルモンバランスの乱れ、毛穴の詰まり、生活習慣の乱れなど
【発生部位】Uゾーン(顎〜口まわり)
【年齢】10代~20代前後
【主な原因】成長期における皮脂の過剰分泌
【発生部位】Tゾーン(額~鼻先)、口周り

ニキビケア美容液の選び方


ニキビケア美容液を選ぶときの6つのチェックポイントをご紹介します。

有効成分が配合された「医薬部外品」で選ぶ


ニキビ肌のケアにおいて一番重要なのは、ニキビを増やさないことです。今あるニキビのケアも大切ですが、新たなニキビをつくらないためのケアのほうが手間もコストもかかりませんし、肌への負担も小さく済みます。

そのためには、抗炎症成分が配合された医薬部外品の美容液を選ぶのがおすすめ。「今」だけではなく「未来」の美肌を見据えて、予防ケアにも力を入れましょう。

ニキビケアに効果的な成分配合で選ぶ


ニキビケアとニキビ痕のケアでは、アプローチの方法が異なります。美容液を選ぶ時は、自分が必要としている成分が配合されているか、チェックしましょう。
ニキビに効く成分に注目することで、効果的な対策を行うことが可能です。

皮脂の分泌や炎症を抑えるビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は、皮脂の分泌や炎症を抑えてくれます。またビタミンC誘導体には肌のターンオーバーを正常化する作用もあり、色素沈着の予防にも期待できます。美容液を選ぶ際は、下記成分が記載されているかどうかチェックしましょう。

ビタミンC誘導体には、化粧水などに使用される水溶性、クリームなどに使用される油溶性(脂溶性)、そして両方の特徴をあわせ持った両親媒性の3つがあります。

水溶性ビタミンC誘導体や油溶性(脂溶性)ビタミンC誘導体にもそれぞれ異なる良さがありますが、両親媒性ビタミンC誘導体は水分や油分にも溶けやすいのが特徴。

水と油どちらにも溶ける特性を活かして、肌の角質層に浸透しうるおいを与えます

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イナバスズ
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日本化粧品検定一級、美容ライター
ビタミンCは肌のコラーゲンを合成し肌のダメージを与える活性酸素を抑えるので肌荒れを防ぎます。
また、メラニン色素の沈着を防ぐのでしみ・そばかすを防ぎ、ニキビやニキビ痕の改善も期待できます。

炎症に効果的な成分


ニキビケアには皮脂コントロールと、ピーリング対策が必要です。例えば消炎作用や殺菌作用のある「グリチルリチン酸ジカリウム」は、肌荒れを抑える効果が高いため、肌荒れ防止有効成分として承認を受けています

角質軟化によるピーリング作用やターンオーバーを正常化してくれる「サリチル酸」は、蓄積された古い角質層を除去してくれます。

肌の乾燥を防ぐ保湿ケア成分


「大人になってからもニキビが治らない」という人は、保湿力の高いニキビケア美容液を使いましょう。以下のような保湿成分が配合されているかチェックしてみてください。


・セラミド
・ヒト幹細胞順化培養エキス
・プラセンタエキス

大人になるにつれ肌は乾燥しやすくなるので、保湿成分が配合された美容液でケア。

またアルコールや防腐剤など、できる限り添加物が配合されていないものを選びましょう。ニキビ痕は肌が敏感になっているため、できるだけ低刺激の美容液を選ぶことを心がけることが大切です。

ベース成分はBG・グリセリン・オイルがおすすめ


美容液を選ぶときには、配合割合がもっとも多いベース成分も重要。化粧品に記載されている全成分表示は配合量の多い順に記載されているので、最初の方に書かれている成分がベース成分となります。

BGやグリセリンは高い保湿力を持ちながら肌への刺激性が低く、安全性の高い成分で、ニキビ肌にもおすすめのベース成分。他にも、乾燥がひどい人はオイルベースの美容液もいいでしょう。

自分の肌の悩みに合わせて選ぶ


ニキビ以外にも肌悩みを抱えているのであれば、それらにアプローチできる美容液を選びましょう。
たとえば、毛穴の開きが気になるなら引き締め成分黒ずみ・くすみ・シミが気になるなら美白有効成分たるみやシワが気になるなら年齢肌にアプローチする成分配合の美容液がおすすめです。
自分の肌悩みにぴったり合った美容液を選べば、気になる肌悩みを一網打尽にできるでしょう。

肌への刺激の少なさで選ぶ


ニキビケア美容液を選ぶ際は、肌への刺激の少なさを意識しましょう。

なぜなら、刺激の強い添加物を含んだ美容液を使ってしまうと、かえってニキビを悪化させる可能性があるからです。

とくに香料はリラックスやリフレッシュといった、メリットを考えて配合しているのはもちろんのこと、原料臭を隠すためのマスキング効果を狙っているケースもあります。

以前は化粧品に香料が配合されていることで「肌荒れを引き起こす」といったイメージもありましたが、市販されている化粧品に含まれているものは、安全性が確認されています。

しかし敏感肌の人は香料に対して肌が過剰に反応してしまう可能性も。肌が弱い人は、香料が配合されている時点で避けるのが無難でしょう。

またニキビケア美容液の場合、有効成分に刺激を感じることも考えられます。サリチル酸は角質を軟化する作用があるため、配合されている量によっては刺激となりうる成分です。肌が敏感な人は注意しましょう。


肌への刺激になる恐れのある添加物
・香料
・着色料
・アルコール
・鉱物油

添加物による肌荒れが心配な人や敏感肌の人は事前にパッチテストを行うのも有効ですよ。

テスト済みアイテムを選ぶのがベター


アレルギーテストやスティンギングテストなど、より安心して使えるようなテストが行われているアイテムを選ぶのもおすすめです。
 


・アレルギーテスト済
・ノンコメドジェニックテスト済*
*ニキビのもとになるコメドができにくいことを確認するテスト
・スティンギングテスト済**
**ピリピリ、チクチク、かゆみなどの皮膚刺激がないことを確認するテスト

ただし、「低刺激」や「〇〇テスト済」の表示がある製品でも、人によってはアレルギー等の症状が出ることがあります。

心配なときや、肌が特に敏感になっているときは、顔に使う前に二の腕やひじの内側の皮ふでパッチテストを行うとよいでしょう。

なぜノンコメドジェニックが良いの?


ノンコメドジュニックの化粧品は、ニキビのもととなるコメドができにくいため、新たなニキビの予防に効果的です。
また、油分が少なく、毛穴に角栓が詰まりにくい処方なので、べたつきや毛穴トラブルに悩んでいる人にもおすすめ。

さらに、余計な油分による化粧崩れなども起こしにくいというメリットがあります。肌との相性がよければ、ニキビ予防以上の美肌効果を期待できるでしょう。

使い心地で選ぶ|肌なじみが良くベタつかないタイプがおすすめ


美容液はデイリーケアに欠かせないアイテム。毎日使うものだからこそ、使用感も大切です。理想は「ストレスなく一年を通して使い続けられるもの」で、肌馴染みが良く、べたつきの少ないタイプがおすすめです。

化粧品は継続使用してこそその効果が発揮されます。長く使い続けるためにも、使い心地のいいアイテムを選んでくださいね。

続けやすい価格で選ぶ


無理なく使い続けられる価格か否かも、美容液選びの重要なポイントです。

希少な成分や、濃度の高い美容成分を配合している美容液は、それだけ価格も高くなりがち。もちろん効果の現れ方には個人差がありますが、単純に成分だけを比較した場合は、より多くの予算をかけたほうが高い美容効果を期待できると言えるでしょう。

しかし、どんなにリッチな美容液も、適切な量を毎日使い続けなければ思うような効果は得られません。高価な美容液をたまに使うよりも、無理なく購入できる価格の美容液を毎日しっかり使うのがおすすめです。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
ピーリングによって肌表面が整えられるとニキビの治りがよくなります。
また、ニキビ痕に悩まされている場合もピーリングを継続することで新陳代謝が高まり、色素沈着が薄くなり、ざらつきが取れることで肌表面が整うなどの効果が期待できます。

正しいスキンケア方法のポイントは?


ニキビ肌のケアにおいて大切なのは、正しいスキンケアを行うこと。肌に合わない誤ったスキンケアは、ニキビを悪化させてしまいます。
といっても、難しいことは何もありません。

ポイントは、肌を清潔に保つことと適切な保湿を行うこと、そして肌に余計な刺激を与えないことです。これらをしっかり守ることで、新しいニキビを予防しつつ今あるニキビの悪化を防ぎ、ニキビができにくい肌の土台が整うでしょう。

スキンケアアイテムを使う正しい順番


正しいスキンケアとは、すなわち正しい順番でのスキンケアでもあります。誤った順番でのスキンケアは、アイテムの効果を薄れさせてしまうことも。この機会に、正しいスキンケアの順番を確認し、それぞれのポイントもチェックしましょう。

1:クレンジング・洗顔は優しくしっかり洗う


クレンジング・洗顔はスキンケアの最初の一歩。ニキビの原因となる皮脂や古い角質、メイク汚れをしっかり落としましょう。
ただし、ゴシゴシ擦ると刺激によってニキビを悪化させてしまうので要注意。クレンジングは擦らず手早く終わらせ、洗顔料をたっぷりの泡で優しくなで洗いするのがポイントです。

もし汚れ落ちがイマイチなら、それはクレンジングや洗顔料がメイク・肌タイプに合っていない証拠なので、アイテムの見直しも検討してください。

2:化粧水はハンドプレスで肌に馴染ませる


洗顔後は肌の水分がどんどん失われるので、なるべく早く化粧水を使いましょう。ニキビ肌にコットンを使用すると繊維の毛羽立ちが刺激になることがあるので、直接手に取って使用するのがおすすめです。
手のひらにたっぷり化粧水を取り、肌を押さえるように馴染ませます。体温で馴染ませるイメージで肌にじっくりと押し込み、乾燥が気になる部分には二度付けするようにしてください。

3:美容液で肌に栄養を与える


美容液には美肌のサポートになる成分がたっぷり配合されています。化粧水が肌にとって必要なもの(保湿成分)を与えるアイテムなら、美容液は肌が喜ぶものを与えるアイテムだと考えるといいでしょう。

化粧水を使った後は、成分が浸透する通り道のようなものができ、美容液の配合されている成分もその道を使って浸透していきます。そのため、美容液は化粧水のあとに使うのが一般的です。

4:乳液やクリームで潤いを閉じこめる


乳液やクリームは、油分で皮膚表面に薄い保護膜をつくります。この膜が化粧水や美容液で補った水分や美容・保湿成分を閉じ込める役割をし、肌はうるおいをキープでき、美容成分が効果を発揮するのです。

乾燥を防ぐためはもちろん、スキンケアアイテムの効果をアップするためにも欠かせないアイテムといえるでしょう。

美容液の正しい使い方


美容液はスキンケアの中でもスペシャルケアのプラスワンアイテムとして使われ価格も高くなりがち。

2種類以上の美容液を同時に使用する場合は、サラッとしたテクスチャーのものを先に使用し、油分が多めのものを後でつけるようにしましょう。

①美容液を手のひらで温める


たっぷり配合された美容成分をしっかり肌に浸透させるため、まずは美容液を手に取り、体温で温めます。こうすることで浸透しやすさがグッとあがり、より高い美容効果を期待できるでしょう。
ちょっとした一手間ですが、大切なポイントでもあるので、惜しまず習慣化するようにしてくださいね。

②温めた美容液は顔の内側→外側へ馴染ませる


温めた美容液を、額・鼻・両頬・顎の5点におき、顔の内側(中心)から外側に向けて馴染ませていきます。これは筋肉の向きに沿った動きで、筋肉のポンプ運動を促すことで血流も促進できるからです。

血行を良くすることはスキンケアの効果をアップさせることにもつながるので、美容液を馴染ませるときは方向をしっかり意識しましょう。

③乾燥しやすい部分に重ね付けする


乾燥が気になる部分や肌悩みポイントには、美容液をしっかり重ねづけしましょう。とくに、目元と口元は乾燥しやすいので、指先で優しくスタンプするように重ねていくのがポイント。

強くこすりつけると刺激から炎症につながりやすく、ニキビを含む肌荒れを起こしたり、その肌荒れが跡に残ったりしやすいので、十分注意してください。

④手のひらで軽くハンドプレスする


最後に、手のひら全体を使って肌に美容液を押し込むように押さえます。手のひらの体温を使って押し込むイメージで、肌の奥に美容成分を入れ込みましょう。

手のひら全体で肌に触れることを習慣化すると、肌のちょっとした変化にも気づきやすいというメリットもあります。肌状態のチェックも兼ねて、じっくり丁寧にハンドプレスしてくださいね。

ニキビ跡を治す美容液の効果的な使い方


美容液の効果を余すことなく引き出したいなら、ただ当たり前に美容液を使うだけでは不十分。

以下の3つのポイントを意識することで、ニキビ跡をもっと効率的にケアできるでしょう。

肌周期に合わせて1カ月は肌の様子を観察


肌細胞の生まれ変わりであるターンオーバーの周期は、20代の肌で約28日といわれています。そのため、美容液に限らず化粧品の効果を見る場合、最低でも1か月は使用を継続して肌の変化をチェックする必要があるのです。

当然、30代、40代以降であれば、さらに長いチェック期間が必要でしょう。もどかしいかもしれませんが、継続使用と肌をしっかり観察することこそ、化粧品の効果を高める近道なのです。

朝と夜の洗顔後に使用する


効果を高めるため、美容液は毎日朝晩2回、洗顔後に使用しましょう。洗顔後の肌はうるおいまで落ちて乾燥している状態なので、美容液で足りない保湿・美容成分をしっかり補給してください。

とくに重要なのは夜の美容液です。肌は就寝中に修復作業が行われるため、夜の美容液は忘れないようにしましょう。朝の美容液は日中、長時間かけて肌にアプローチしてくれるものなので、こちらも欠かさないでくださいね。

紫外線対策も重要


ニキビ跡をきれいにするためには、美容液を使ったケアと並行して紫外線対策もしっかり行うことが大切。

ニキビの患部に紫外線が当たると、メラニンが生成されて跡が残りやすくなってしまいます。また、ニキビ跡は通常ターンオーバーによって数年単位で薄くなりますが、紫外線を浴びることで消えにくくなることも。

ニキビ跡の予防にもケアにも、入念な紫外線ケアが欠かせないのです。

今すぐニキビを隠したい人は「メイク」でカバー


ニキビもニキビ跡も、一朝一夕できれいに治るものではありません。今すぐどうにかしたい場合は、コンシーラーを使ったカバーメイクで肌を綺麗に見せる方法が有効です。

ここからは、メイクでニキビやニキビ跡をカバーする方法を解説します。

①ニキビの上にコンシーラーを乗せる


まず、ニキビやニキビ跡の上にピンポイントでコンシーラーをのせます。コンシーラーはなるべくノンコメドジュニックのものを選びましょう。

また、コンシーラーのカラーについては、強い赤みのあるニキビ・ニキビ跡にはイエローやベージュ系、ほんのり赤い程度ならグリーン系の色味を選んでください。シミ状のニキビ跡には、肌よりワントーン暗めのコンシーラーが浮きにくく、自然に馴染みやすでしょう。

②クルクルと円を描くようにコンシーラーをブラシで馴染ませる


コンシーラーを馴染ませるときは、指やチップよりもブラシがおすすめです。

ブラシは密着しやすくぼかしやすいため、ナチュラルかつ自然にカバー力を発揮し、おまけに崩れにくいというメリットがあります。また、やわらかいブラシを選べば指先を使うよりも肌への摩擦が小さく済むので、ニキビ肌にもぴったりです。

力を入れず、くるくると円を描くように優しく馴染ませるようにしましょう。

③パウダーファンデ・フェイスパウダーを使ってフィックスする


コンシーラーを馴染ませたあとは、少量のパウダーでしっかりフィックス(固定)させます。このひと手間で、コンシーラーのヨレを防いでもちがよくなるため、メイク直しの手間も少なく済むでしょう。

パウダーを重ねすぎると逆に崩れやすくなり、厚塗り感も出てしまうので、パウダーは「やや少なめ」を意識するのがコツです。

美容液・スキンケアを使用する際の注意点


ここからは、美容液を使ってニキビケアをする際に注意したいことを簡単にお伝えします。

パッチテストをしてから使用する


肌と相性の悪いアイテムは、ニキビを悪化させるだけではなく、あらゆる肌トラブルの原因になります。とくに、肌が敏感な人は、必ず事前にパッチテストを行うようにしましょう。
やり方は以下の通りです。
 


①二の腕の内側に化粧品を少量塗る
②30分後、塗った部分に赤みやかゆみがないかチェックする
③48時間後の肌の状態もチェックする

パッチテストをしてとくに問題なければ、ひとまず安心して顔に使用できるでしょう。

肌に異常がある際は皮膚科を受診


ニキビケア用のアイテムを使用していて肌に赤みやかゆみ、ピリピリとした刺激があるなどの異常を感じたときは、すぐに使用を中断しましょう。症状が続く場合は、皮膚科を受診してください。
その際は、使用しているアイテムのパッケージ等、全成分が記載されているものを持っていくと診察がスムーズなことがあります。

どうしても治らないニキビ跡には美容医療もおすすめ


長引くニキビや、あまりにも症状がひどいニキビの場合、美容皮膚科などで美容医療を受けるのもおすすめです。

美容皮膚科でのニキビ治療には、皮膚科でも行われる飲み薬や塗り薬の処方のほか、ケミカルピーリングやイオン導入、超音波治療やレーザーを用いた光治療があります。
ニキビ跡の治療も可能なので、気になる人は一度受診してみるといいでしょう。

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

ニキビケア美容液に関するQ&A

Q

メンズ用の薬用美容液ってある? 普通の美容液との違いは?

A

男性向けの薬用美容液も、近年少しずつ増えています。美容液に限らず、メンズ用のコスメは一般的な化粧品よりも油性成分が控えめで、べたつきが少ないのが特徴です。

Q

ニキビケアにはビタミンCがたっぷり入った薬用美容液が良い?

A

ビタミンCには様々な美容効果があり、ビタミンC誘導体はニキビ肌にもおすすめの成分です。ただし、ビタミンC誘導体には多少の刺激性と肌の乾燥を促進する作用もあるため、不安な人や肌が弱い人は「高濃度ビタミン」などは避けた方が無難です。

Q

デパコスとプチプラの薬用美容液は何が違う?

A

成分そのものに大きな違いはありませんが、有効成分の配合量や原料の質などが異なることがあります。デパコスはブランドイメージやパッケージにかけるコストが大きいため、それらを重視しないのであればプチプラでも問題はありません。

Q

韓国製など、海外の美容液のほうがニキビケアできる?

A

日本国内で販売している海外コスメは、成分なども含め日本仕様に変更されたものです。
そのため、海外コスメが日本コスメよりも効果が高いとは言い切れません。海外で販売しているアイテムでは、有効成分の濃度が日本よりも高いものや、その国独自の成分を配合しているものも多く見られます。ただし、化粧品の安全基準が日本とは異なるため、個人輸入して使用するのであれば、肌との相性には十分注意しなければなりません。

Q

クレータータイプのニキビ跡は皮膚科での治療が必要?

A

肌が陥没したようなクレーター状のニキビ跡は、炎症が真皮にまで及んだ結果、皮膚が一部なくなった状態。セルフケアだけでは治りにくく、皮膚科での治療も併せて行うことが大切です。また、肥厚性瘢痕と呼ばれるケロイド状のニキビ跡も、同じくセルフケアが難しく、皮膚科での治療がおすすめです。

滑らか美肌を目指そう!


今回は大人ニキビにおすすめな美容液をランキングで紹介しつつ、ニキビを悪化させない方法についてレクチャーさせていただきました。

大人ニキビをケアするためには、まずはニキビ肌に合った美容液を使うことが大切です。そして食生活などの生活習慣を見直すことで、ニキビができにくい肌へと導いてくれるでしょう。

美容液以外のニキビケアアイテムをチェックしたい方は、下記のリンクから記事をチェックしてくださいね。

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