【2023年】ニキビケア乳液おすすめ人気ランキング37選! 乳液をつけるとニキビができるって本当?

ページ更新日:2023年5月10日

【2023年】ニキビケア乳液おすすめ人気ランキング37選! 乳液をつけるとニキビができるって本当?
監修者
イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
大学卒業後、日系航空会社にてグランドスタッフとして勤務。落ちないメイクやコスメへの研究に余念がなかった経験を生かし、退職後はライターとして美容メディアをメインにさまざまなジャンルを執筆中。

※監修者は「ニキビのできる原因」「選び方」について監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※「アレルギーテスト済み」はすべての人にアレルギーが起きないということではありません。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
※「スティンギングテスト済み」はすべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

「ニキビ肌には乳液は不要」「むしろ乳液がニキビを悪化させる」など言われることもありますが、ニキビを防ぐ有効成分が配合された薬用の乳液もあり、うまく活用したいところ。

そこで今回は
・ニキビの特徴とできる原因
・ニキビ肌向け乳液の選び方
を解説しつつ、ニキビで悩んだ人がいくつかの美容商品の利用をへて「最後の商品」だと感じたニキビ肌向け乳液を紹介します。

ニキビに乳液はよくない?


乳液は水分の蒸発を防ぐために油分(オイル)が含まれています。この油分がニキビに悪さをすると考えている人がいるようですが、そうではありません。

ほとんどの乳液に含まれる油分は少量であり、ニキビに影響を与えない程度のものです。それよりもニキビ対策として用いた美容液や化粧水の成分を肌にとどめる乳液の役割の方が大事なので、ニキビだからって乳液の使用を控える必要はありません

一方でスキンケアの手順が間違っていたり、乳液に含まれる成分が肌に合わないとニキビなどの肌トラブルを引き起こすので注意しましょう。

ニキビ肌のケアには乳液が大事なんです!


ニキビができる原因は、古い角質の蓄積や過剰な皮脂によるものなどがあげられます。洗顔によってこれらはある程度洗い流せますが、肌のうるおい力が低下していると外部からの刺激から守るため、皮脂が過剰に出たりするので、洗顔だけではケア不足にもなります。そこで美容液や化粧水の成分を肌にとどめる乳液が不可欠になるのです。

お肌の「乾燥」がニキビの原因に


保湿不足で肌のうるおいキープ力が低下すると、それ以上水分が蒸発しないように皮脂をたくさん出して肌を保護するバリア機能を維持しようとします。アクネ菌は皮脂をエサとして増えるため、肌が乾燥した状態はかえってニキビができやすい肌になってしまう可能性があります。

化粧水だけだと保湿には不十分=乳液が必要


水分と油分のバランスが良いと健やかな肌をキープできます。化粧水は、肌に水分を与える役目のため、化粧水だけだと油分が不足してしまう状態に。また水分が蒸発しないための蓋の役割を果たす油分が足りないと、肌内部の水分がどんどん失われてしまい乾燥の原因に。保湿不足の肌は刺激を受けやすい状態にもなります。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
抗炎症や殺菌効果のある成分を含む化粧品を使用することで、ニキビの状態を落ち着かせて、腫れや痛みを緩和させる可能性があります。

ニキビ肌向け乳液の選び方


乳液と言っても配合される成分やテクスチャなどさまざま。ここからはあなたにピッタリな乳液の選び方をお伝えします。

成分で選ぶ|有効成分・保湿成分をチェック


ニキビをケアするには、乳液に配合されている成分の確認は欠かせません。ニキビの状態に合った成分が入っていることを確認しましょう。
ニキビにおいても保湿は基本ですので、保湿成分配合の商品を積極的に取り入れることをおすすめします。

抗酸化成分|ニキビ予防に最適


ニキビ予防には抗酸化成分である「ビタミンE」「ビタミンC・E誘導体」を配合した乳液がおすすめです。
細胞や組織のダメージを抑え、肌の炎症を予防してくれるためニキビの予防に効果的。

主な成分にはフラーレンやビタミンC誘導体などが挙げられます。日々のスキンケアに使用することでニキビの出来にくい肌作りにも有効です。

抗炎症成分|赤ニキビが目立つときに



既に出来てしまった赤ニキビやニキビによる肌荒れを起こしている方は、抗炎症成分・殺菌成分を配合した乳液で肌の赤みを抑えましょう。

炎症が起きている肌はアクネ菌が過剰に増殖している状態のため、スキンケアではこれらの成分で荒れた状態の肌を健やかに整えることが大切。

ただし、殺菌成分は敏感肌の方にとって肌の負担となる可能性もあるため、抗炎症成分をメインに配合した商品を選ぶことがおすすめです。

メラニンにアプローチする成分|ニキビ跡のケアに


頑固なニキビ跡のケアには、メラニンにアプローチする美白成分を配合したタイプを選ぶようにしましょう。

色素沈着しているニキビ跡は「メラニン」の蓄積が原因で起こるもの。そのため、メラニンの蓄積が原因で起こるとされるシミやそばかす、くすみなどといった肌の悩みと同様の美白効果が期待できる成分はニキビ跡のケアにも有効です。

色素沈着の予防と改善の両面から働きかけてくれる「ビタミンC誘導体」や、メラニンの生成を抑制してシミ・そばかすを予防する効果のある「トラネキサム酸」が配合されているものを選ぶと効果実感につながりやすいでしょう。

有効成分以外の保湿成分で選ぶ


ニキビの悩みを乳液で解決した人の多くが強調するのが「保湿力」。乾燥しやすかった肌を潤し、ニキビだけじゃなく肌トラブル自体が減ったという声も。

肌が水分が不足すると、それを補おうとして皮脂をたくさん出してしまいます。大人ニキビはもちろん、過剰な皮脂が原因の思春期ニキビにも保湿ケアを取り入れましょう。

おすすめは、アミノ酸・ヒアルロン酸・セラミドなどの天然保湿成分配合の乳液。肌にうるおいを与えることで肌のバリア機能を高めると、ニキビを始めとするさまざまな肌トラブルの予防にも繋がります。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
丁寧な洗顔で肌を清潔に保ち、保湿ケアを行うことはもちろんですが、規則正しい生活をおくる、栄養バランスを考えた食事を摂る、ストレスをため込まないように意識するなど、体の外側と内側の両方からのケアを心がけましょう。

自分の肌質に合わせて選ぶ


脂性肌の場合はさっぱりした使い心地のもの、また乾燥肌の場合には保湿効果の高いコクのある商品を選ぶと良いですね。乾燥が気になる箇所には重ね付けで手厚くケアをしてあげましょう。

敏感肌はエタノールや植物エキスの配合量を避ける


防腐剤として添加されている事が多いエタノールですが、揮発するときに肌の水分も奪うため乾燥を招くことがあります。敏感肌の方には刺激になることもあるので、テスターなどがあれば試してみてから購入することをお勧めします。

ニキビの元ができにくいノンコメドジェニック化粧品で選ぶ


ニキビケアスキンケアをチョイスするなら「ノンコメドジェニック」であるかどうかで判断してもよいでしょう。ニキビの初期段階であるコメド(毛穴に皮脂や角質などが詰まっている状態)を起こしにくい、とお墨付きがついている商品の事を指すため、安心して使用することができますね。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
ノンコメドジェニック化粧品は必ずしも、ニキビができない、ニキビが改善される、ということを保証した化粧品ではなく、あくまでもテストではニキビの初期症状が一定の基準で現れなかった化粧品ということを理解する必要があります。

含まれているオイルの種類で選ぶ


おすすめなのは「スクワランオイル」と「ローズヒップオイル」。スクワランオイルは、サラサラとしたオイルで硬くなった角質層をやわらかくしてターンオーバーを正常に導いてくれるなどの効果が。またしっとりとしたオイルの「ローズヒップオイル」は炎症を抑えたりメラニン生成を抑制するなどの効果が期待できます。

添加物の少ない製品で選ぶ


ニキビができているときは肌がとても敏感な状態になっています。スキンケアに含まれる添加物は、時に肌に刺激になるものもあるためできるだけ配合がない、または少ない商品を選ぶようにしましょう。

香りやテクスチャなど、好みの使用感で選ぶ


「軽いテクスチャーなのにべたつかない」「サラッとしたテクスチャーなのに冬に使っても満足できる保湿力」「朝になってもギトギトしない」など、肌トラブルがあるときは毎日使いたいものだからこそ、使い心地は大事。

口コミなどで使用感はしっかりチェックしましょう。

肌トラブルを解決してくれた口コミをチェック

トゥヴェール ナノエマルジョン 浸透湿潤セラミド10%配合乳液


浸透湿潤セラミド10%ヒト型セラミド12種のアミノ酸などの潤い成分を配合し、乾燥によるニキビを防ぎます。

微細なナノサイズの粒子は肌にサッと馴染むため、ベタつきの心配も不要。
サラッとしたテクスチャーながらしっとり肌へ導いてくれるニキビ肌にも嬉しい乳液です。

肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白乳液


潤いと白さにこだわる、美容液のような薬用タイプの美白乳液
2種のヒアルロン酸や抗炎症有効成分のグリチルリチン酸2Kや整肌保湿成分のビタミンC誘導体、ビタミンEを配合。

潤いを補充しながら肌荒れ・ニキビケアできる乳液です。

アルビオンモイスト アドバンス ミルク II


「アルビオンモイスト アドバンス ミルク II」は保湿成分・エモリエント成分がバランス良く配合されたノーマルスキン向けの乳液です。まろやかなテクスチャーで、肌の角層に溶け込むように浸透。

肌の潤いバランスを整え、ふっくらなめらかな肌へ整えます。

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

主なニキビの種類をチェック


ニキビは年齢や食生活、肌質などさまざまな要因が重なり合って肌に表れます。ここからは、ニキビの種類を簡単にみていきましょう。

大人ニキビ|20歳以上


大人ニキビの特徴は様々な要因が絡み合って起こる、ということ。偏った食生活や睡眠不足など生活習慣の乱れに加え、ストレスや誤ったスキンケアなどにより肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れ、古い角層が肌表面にとどまることで角層が厚くなり、毛穴がつまりやすい状態になるのが原因。一度できるとなかなか治りづらいのも特徴です。

思春期ニキビ|中学生、高校生


大人へと成長する過程にある思春期は、ホルモンバランスが乱れがちに。皮脂腺の働きが活発になり皮脂分泌が盛んになるため、皮脂が毛穴にたまりやすくなります。洗顔やスキンケアによって皮脂のコントロールが難しいとアクネ菌などの細菌が増加し、膿や炎症を持ったニキビとなることも。

ホルモンバランスの乱れによるニキビ


女性は生理前になるとホルモンバランスが乱れるため、一時的に皮脂の量が増えることで毛穴に詰まりやすい状態になりニキビができることも。肌自体が敏感な状態でニキビ以外の肌トラブルも多い時期となります。生理が終わるといつの間にかニキビが治っている、ということも多いのが特徴。

長期的に繰り返す慢性ニキビ

ニキビができる原因には過剰な皮脂分泌があげられます。洗顔で肌を清潔に保ち、スキンケアでしっかり肌を保湿すること、また栄養バランスの良い食事を摂ることやストレスをためない、睡眠をしっかりとるなど、外側からと内側からのアプローチで、しっかり皮脂をコントロールすることを心がけていきましょう。

皮脂分泌が活発な男性に多いニキビ


男性の肌は女性に比べて皮脂量が約2~3倍と多いため、そもそもニキビになりやすいといえるでしょう。また、毎日の髭剃りが肌への刺激となりニキビの原因となるのも男性特有のメカニズムになります。

思春期ニキビと大人ニキビで乳液の選び方は違う?


思春期ニキビは皮脂コントロールを、大人ニキビは保湿が中心のケアとなりますのでそれぞれのニキビができる原因にフォーカスした乳液の選び方をしましょう。思春期ニキビはさらっとした油分を補いつつ、ニキビの炎症やアクネ菌にアプローチする成分が入っているものをお勧めします。大人ニキビは主に保湿がしっかりできる乳液を選んで使用するのが良いでしょう。

ニキビ肌乳液の正しい使い方


乳液は油分を含むため使い方を誤ると、かえってニキビや肌荒れを引き起こす危険があります。使い方の手順をしっかりマスターしましょう。

乳液を使うタイミング・適量は?


乳液は化粧水をなじませた後に使用します。手のひらに10円玉程度をとり、両手になじませて顔を包み込むようになじませます。

洗顔したら化粧水&乳液ですかさず保湿


洗顔後はうるおいを守る皮脂膜やNMF(天然保湿因子)が洗い流され一時的に肌のバリア機能が弱まっています。失った潤いをスキンケアで補って、バリア機能を復活させましょう。

やさしく素手で馴染ませる


顔に乗せたら両手で包み込む混むようにハンドプレスをして、乳液をなじませましょう。手のひらの温度で肌なじみも良くなります。

乳液の効果的な使い方で保湿ケアしよう


乳液は使い方によってもっと保湿効果を高めることができます。ここではより効果的な使い方を見ていきましょう。

シートマスクと使って保湿力アップ


シートマスクには美容成分がたっぷり含まれています。密閉効果があるため5~10分肌に乗せるだけで保湿・美容効果が得られます。保湿成分が逃げないようにシートマスクの後には乳液でしっかり蓋をしてあげましょう。

パーツによって乳液の量を使い分け


適量の乳液を顔全体になじませたら、乾燥が気になる部分にのみ重ね付けを。保湿効果がアップします。

その他のニキビケアでは余分な汚れを残さないケアも重要


ニキビケアは洗顔から始まるといっても過言ではありません。きめ細かい泡をたて、肌に触れるか触れないか程度の弱い力で、泡を転がすように洗うと効果的。すすぎ残しはニキビの原因にもなるため、綺麗な水で10回以上はすすいで汚れを残さず洗い流しましょう。

ニキビ肌向け乳液に関するQ&A

Q

メンズにおすすめのニキビ向け乳液は?

A

男性の肌は女性に比べて皮脂量が約2~3倍と多いため、女性用のスキンケアでは物足りない場合も。メンズ専用スキンケアは男性の肌を研究し尽くして作られているので、専用スキンケアアイテムを使用することをお勧めします。

Q

思春期の高校生におすすめのニキビ向け乳液は?

A

思春期のニキビは皮脂のコントロールが重要。乳液もさらっとしつつも保湿効果が高いものなどを選ぶと良いでしょう。

Q

ドラッグストアでも買えるおすすめのニキビ向け乳液は?

A

「ノンコメドジェニック」とうたっている商品を選ぶのがお勧め。また白ニキビや黒ニキビ、炎症があるものに特化したものなどもあり、商品によってはテクスチャなどを試せるものもあるので、ご自身のお悩みや使い心地が好みのものを選ぶと良いでしょう。

乳液でしっとり滑らか肌へ


ニキビができると油分は大敵!と思いがちですが、きちんと補ってあげ、肌をうるうる状態に保つことが大切となります。スキンケアの際のは刺激をなるべく与えないようにして、保湿効果の高い商品でケアを続けることで、ニキビの気にならない肌へ近づいていきますよ。

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