※監修者は「敏感肌の特徴」「選び方」「スキンケア方法」について監修をおこなっています。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「透明感」とは汚れが落ちキメの整った肌印象のことをさします。
※本記事でいう「シミ」とはこれからできるシミのことをさします。
化粧水の後に乳液を塗ってスキンケアを完了していた方も、年齢を重ねるにつれて、それだけでは保湿力が物足りないと感じていませんか?
スキンケアクリームは、顔をうるおすのに必須のアイテム。大人の肌は、スキンケアクリームによる保湿で乾燥による肌悩みをケアしましょう。
今回は、スキンケアクリームの役割や効果的な使い方、選び方を解説。保湿におすすめのスキンケアクリームをランキング形式でご紹介します。
スキンケアクリームは、保湿の要。肌の潤いを守るのに欠かせないアイテムです。普段化粧水と乳液だけでさっとスキンケアを済ませてしまうという方は、ぜひ毎日のケアにスキンケアクリームを取り入れてみてくださいね。
乾燥が気になっている方も、毎日継続してスキンケアクリームでケアをしていけばモチモチの肌をめざすことができます。
肌悩みに合った成分が配合されているかどうかを確認し、好みの使用感や香りなどにもこだわって、お気に入りのスキンケアクリームを選んでみてくださいね。
スキンケアクリームはベタベタするというイメージをお持ちではないでしょうか?ニキビが気になる方などは避けているかもしれないですね。でも使い方のコツを覚えれば、ベタつきを抑えながら効果的に保湿のお手入れをすることができます。スキンケアクリームの正しい使い方をご紹介します。
クリームのタイプにもよりますが、まずは直径1cm以上のスキンケアクリームを手に取ります。朝はつけすぎるとべたつきやテカリ、メイク崩れにつながりますので、やや少なめにするとよいでしょう。
朝はスキンケアクリームを使わない方がいいのでは?と思われるかもしれませんが、スキンケアクリームは朝も保湿に重要な役割を果たしてくれます。スキンケアの仕上げに水分を閉じ込め、日中の乾燥から肌を守るためにも、朝もスキンケアクリームを使いましょう。
手に取ったスキンケアクリームを、3本指の腹を面で使って顔に乗せていきましょう。肌をペイントするように、次の順番で乗せていきます。
1 頬は上下に2ヵ所ずつ
2 皮脂が多めの額、鼻のTゾーン
面積の広い頬はしっかり多めに上下に2ヵ所ずつ。皮脂の多いTゾーンには少量を乗せます。その後、肌をなでるようにしながら、頬、Tゾーンの順番で顔全体にクリームを広げていきます。Tゾーンは、薄く肌になじませるようにして下さい。
このような順番と量で肌になじませていくことで、乾燥しがちな部分はしっかりと、皮脂分泌が多めの部分には薄く、スキンケアクリームをなじませることができます。
保湿力を高めるためには、顔全体にスキンケアクリームをなじませたら、仕上げに手で優しく顔を包み込んでハンドプレスを。こうすることで、しっかりと肌に密着させることができます。
さらに、目元、口元のOゾーンは乾燥しやすいので、スキンケアクリームを再度手に取り、重ね付けするとよいでしょう。
どのようなスキンケアクリームを選べばよいのでしょうか。付け心地や肌悩み、使いやすさ、価格など、選び方のポイントをご紹介します。
コクのあるしっとり系、みずみずしいジェル系など、商品によって様々なテクスチャーのスキンケアクリームがあります。自分の好みに合うかどうか、使い心地が気持ちよいかどうかをベースに、肌質やシーンに応じて選ぶようにしましょう。
ジェルのように軽く、さっぱりとした付け心地が好みの場合は、成分表の「水」の次に、グリセリンやBG、OPGが記載されているものがおすすめです。
コクがあって油分が多いクリームがお好みの場合は、成分表の「水」の次にスクワランやホホバ種子油ミネラルオイルなどのオイル系成分が記載されているものがおすすめです。
また、化粧崩れしやすい朝はジェル系、しっかり保湿をしたい夜はしっとり系、春夏はジェル系、秋冬はしっとり系など、シーンや季節によって使い分けるのもいいですね。
保湿効果が高いスキンケアクリームかどうかを見極めたい場合には、成分に着目して選ぶのがおすすめです。
保湿力の高い成分には、以下のようなものがあります。
水溶性成分
ヒアルロン酸 | 水分を抱え込む性質があり保水性に優れている |
---|---|
コラーゲン | 肌の表面に保護膜を作り保湿効果に優れている |
グリセリン | 水分を吸収して肌にうるおいを与える |
油性成分
ワセリン | 水分の蒸発を防ぎ、肌を保護する |
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シア油 | 不乾性油で蒸発しにくく肌の柔軟効果や水分保持効果に優れている |
レシチン | 乳化作用があり優れた保湿効果を発揮する |
セラミド | 細胞間脂質の主成分で水分を挟み込んで肌のバリア機能を高める |
オリーブ油、マカデミア油、アルガンオイルなどの植物油も保湿力は高いですが、付け過ぎるとニキビを悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。
肌悩みがある場合やプラスのケアを行いたい場合には、それに適した成分が配合されたスキンケアクリームを選びましょう。
シミやそばかすにお悩みの方は、「美白有効成分」が配合されたスキンケアクリームで美白ケアを行うのがおすすめです。
美白有効成分とは、厚生労働省から「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ」または、これに類似した効果の表示を認められた成分。
「薬用化粧品」や「医薬部外品」として販売されています。
美白有効成分には、次のような種類があります。
プラセンタエキス | 豚などの胎盤から抽出される成分で、メラニン生成抑制やメラニン排出促進などの効果がある |
---|---|
コウジ酸 | 麹由来の成分で、チロシナーゼ活性阻害効果がある |
アルブチン | コケモモなどの植物に含まれる成分で、メラニン生成抑制効果がある |
トラネキサム酸 | メラニン生成抑制効果があり、肝斑の改善効果も認められている |
カモミラET | カモミールに含まれる成分で、抗炎症やメラニン生成指示をブロックする効果がある |
ビタミンC誘導体 | ビタミンCの安定性や浸透性を高めたもので、メラニンの生成抑制や排出、還元などの効果がある |
肌のハリが気になる、最近化粧ノリが悪くなってきたという方は、エイジングケアに効果的なスキンケアクリームを選ぶのがおすすめです。
付け方のポイントは、乾燥によるしわが気になる部分にスキンケアクリームを重点的に塗ること。
適量よりも多めに、重ね付けをすると良いでしょう。
エイジングケアに効果的な成分はこちら。
レチノール誘導体 | ターンオーバーを促進し保湿、抗シワなどに効果がある |
---|---|
プラセンタ | アミノ酸やビタミンなどさまざまな成分が含まれ、保湿効果や皮膚活性効果などが期待できる |
ナイアシンアミド | ビタミンB群の一種で、肌荒れやシワなどの改善効果が期待できる医薬部外品成分 |
ペプチド | アミノ酸が結合した化合物で、ハリやツヤをアップする効果や、シワの改善効果などが期待できる |
肌荒れやニキビにお悩みの方は、抗炎症作用が認められた医薬部外品成分配合の薬用クリームでケアをしましょう。
また、肌のバリア機能を正常化させる効果が期待でき、肌荒れにも効果的なセラミド配合のスキンケアクリームなども有効です。
肌荒れやニキビのケアに効果的な医薬部外品の抗炎症成分には以下のようなものがあります。
グリチルリチン酸ジカリウム | グリチルリチン酸の誘導体で水溶性。強い消炎作用がある |
---|---|
グリチルレチン酸ステアリル | グリチルリチン酸の誘導体で油溶性。抗炎症作用があり肌荒れを防ぐ効果が期待できる |
アラントイン | 消炎効果や細胞の活性化などが期待できる |
ニキビができているときにはスキンケアクリームは必要ないと思いがちですが、大人ニキビの場合には乾燥が原因のこともあるため、スキンケアクリームでのケアも必要です。
肌が乾燥してターンオーバーが乱れてしまうと、肌の表面に古い角質が溜まり、角質が厚くなることで皮脂が詰まってしまうことも。これが、ニキビの原因になることがあります。
また、保湿が不十分だと水分の蒸発を防ぐために皮脂が過剰に分泌され、ニキビの原因になることもあるので注意が必要です。
敏感肌の方は、化粧品に使用されている成分をしっかり確認することが大切です。低刺激処方のスキンケアクリームを選ぶようにしましょう。
できれば、事前にサンプルで試してから購入するのがおすすめです。
必ずチェックしておきたいのが、刺激になりやすい成分が無添加かどうかという点。
敏感肌の場合は皮膚炎やかぶれなどを起こす可能性もあるため、これらの成分が含まれていないかどうかを事前に確認しましょう。
さらに、アレルギーテスト済み、敏感肌の方のパッチテスト済みといった化粧品もあるので、チェックしてみてくださいね。
スキンケアクリームなどの化粧品を選ぶ時には成分ももちろん大切ですが、容器のデザインの良さや使いやすさ、香りも大切な要素ですよね。
好みのデザインや香りのスキンケアクリームを選べば、毎日のケアが楽しくなります。
5,000円以上するようなデパコスブランドから、1,000円以下で買えるようなプチプラまでさまざまなスキンケアクリームがあります。
プチプラでも、美白有効成分やエイジングケアに効果的な成分が配合されているものもあるので、成分をよくチェックしてみてください。
スキンケアクリームを継続して使用するためにはコスパの良さも大切ですので、惜しみなく使うことができる大容量のものを選ぶのもおすすめです。
スキンケアクリームも乳液も、どちらも肌に油分を補って保湿効果を高めてくれるスキンケアアイテムです。
二つの違いは、油分の量。乳液の方がクリームよりも油分が少なめで軽めの使用感。クリームは、油分が多くこってりとした使用感です。
スキンケアを行う時には、化粧水で水分を補って保湿した後に、水分が逃げないように油分で蓋をするのが基本。保湿のためには水分を蒸発させないことが大事ですが、スキンケアクリームも乳液もどちらも蓋の役割を果たすので、肌の状態や使用感の好みなどで選ぶのが良いでしょう。
乾燥が特に気になる場合には、乳液とスキンケアクリームの重ね付けで保湿力を上げる方法もおすすめです。
化粧品を重ね付けする時には、軽いテクスチャーのものから順番に付けることが鉄則。化粧水を付けた後にテクスチャーの軽い乳液を付け、その後にこってりとしたスキンケアクリームで仕上げましょう。
スキンケアクリームを使う時は、次の点に注意しましょう。
まずは、正しい洗顔や、肌が潤うまで化粧水をしっかり付けるといった基本的なケアを心掛けましょう。
その上で、季節や体調、肌の状態などに合わせて、スキンケアクリームを使い分ければ、お手入れの効果をより実感できます。
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