※監修者は「敏感肌の特徴」「選び方」「スキンケア方法」について監修をおこなっています。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「透明感」とは汚れが落ちキメの整った肌印象のことをさします。
※本記事でいう「シミ」とはこれからできるシミのことをさします。
敏感肌でも使えて悩みの改善にアプローチできる美容液を紹介。
化粧水や乳液に比べて肌にダイレクトに栄養補給をする美容液。効果が大きいもののその分肌に負担がかかるのでは……と不安な方も多いのではないでしょうか?
本記事では美容液の成分をしっかり解説することで、敏感肌の方でも安心して美容液を利用できるようレクチャー。ドラッグストアのプチプラ美容液から自分へのご褒美や友人へのプレゼントでも使えそうなデパコス美容液まで、悩みに効果を発揮してくれそうな美容液を紹介しています。
敏感肌は肌のバリア機能が低下することで刺激から肌を守ることができず、乾燥や突っ張り感に悩まされたり、ベタつきや肌全体のテカリなど肌トラブルを抱える要因となります。
その症状は大きく分けて4つの種類に分かれるのですが、症状が統一されておらず改善策を考えるのが悩ましい肌状態です。
自身がどのタイプに当てはまるか、またどんな症状が出ているかをしっかり把握し、悩みに効果的にアプローチできる美容液を選んでいきましょう。
人一倍スキンケアに気をつかいたい敏感肌。そんな方が美容液を選ぶ際にチェックすべきポイントがこちら。
まずは肌トラブルに効果的にアプローチできる美容液の成分を見ていきましょう。
セラミドは角質層にある潤い成分で、肌の奥で形成されています。角層と角層の隙間を埋め、細胞や水分をつなぎとめる役割をするため皮膚のバリア機能に欠かせません。
逆に言えば、セラミドが失われると肌は乾燥に傾き肌表面の角質層の水分が20%以下になると乾燥肌になりやすくなってしまいます。
ビタミンC誘導体には、(※紫外線による)メラニンの生成を抑える働きがあります。コラーゲンの生成にも深く関わりを持つのが特徴です。
毎日のスキンケアにうまく取り入れることで健康的な肌に導き、透明感のある美肌づくりに貢献してくれます。
しかし、人によっては肌に負担がかかることも懸念されるので、敏感肌の方はパッチテストを行うか、美白有効成分の配合量が少ない方が無難です。
加齢による皮膚のバリア機能の低下など、さまざまな要因で肌のハリや弾力が失われていきます。そんな肌のハリやエイジングケアで注目したい成分が「コラーゲン」と「エラスチン」です。
この2つの成分はお互いを支え合い、まさに一心同体といっても過言ではない最強タッグ! お肌のハリや弾力不足が気になり、エイジングケアを意識したいという方におすすめの成分です。
敏感肌の人が美容液利用時に注意すべきことは、肌に刺激や負担がかかる成分をできるだけ避けることです。
肌環境を改善していくための美容液で肌にダメージを与えてしまっては、元も子もありませんよね?
美容液を選ぶ際に注意すべきポイントを見ていきましょう。
敏感肌の時に使用するスキンケアアイテムで避けた方が良い2つの成分がこちら。
どちらの成分も使い勝手がよく、多くの美容商品に使用されています。特に危険性が高い成分ではありませんが、敏感肌かどうかに限らず肌に合わないと感じる人がいるのも事実です。
成分を厳選して配合しているシンプル処方の美容液は敏感になった肌にも使いやすくおすすめ。
アミノ酸系の成分やヒト脂肪細胞など肌形成を助ける成分が配合されていれば、乾燥を防いで明るい印象のあるなめらかな肌に導いてくれます。
多くのブランドが商品の安全性を証明するために行っているテストも判断材料のひとつ。さまざまな角度から肌に対するアプローチを行い、あらゆる刺激に対して安全性を実証しています。
美容液のテクスチャには、さまざまなタイプがありますが、伸び・なじみの良いものを選ぶようにしてください。
反対にテクスチャーの伸びが悪く、広げるのに何度も肌を擦ることになってしまうタイプは敏感肌にはおすすめできません。
美容液を選ぶのなら自分の肌に合うかどうかも大事。朝はメイクに響かず、夜はベタつきを残さない使用感が良いなど、同じブランドでも質感が異なる場合もあり、自分好みの使い心地を見つけていきましょう。
使用感に加えて香りも美容液選びの大事なポイント。サンプルやトライアルセットを使って、あらかじめいろいろ確かめておきましょう。
LASELAの口コミに寄せられた、敏感肌の方が使って良かったと感じた美容液を紹介します。
女性ファッション誌やTV、SNSでも話題の3種類のビタミンCを厳選配合した美容液。
敏感肌はビタミンCで乾燥や刺激を感じがちですが、本品は何度も試験を重ねて生み出した最適濃度「10%」のビタミンC誘導体を配合。敏感肌にも使える低刺激設計で、肌を保湿しながら肌トラブルを多方面にケアできる点が魅力です。
敏感肌でも年齢肌による肌悩みを抱える方や乾燥が気になる方に特におすすめ。
韓国の“美肌製造工場”ブランド「Manyo Factory(魔女工場)」の美容液。
天然酵母のガラクトミセスを配合し肌のキメを整える他、トーンアップケアサポート、皮脂調整の効果が期待できます。メラニン生成を抑える「ナイアシンアミド」を配合しているのも嬉しいポイント。
毛穴の開きや肌のザラつきが気になる・皮脂によるテカリがある・肌の赤みケアをしたい方に特におすすめです。
ハリ密肌へ導くエイジングケアシリーズ「DEW」の導入美容液です。
保湿成分のヒアルロン酸Naなどを閉じ込めたキャビア状カプセルによって、次に使う化粧水を馴染みやすくすることで、潤いに満ちた肌作りをサポート。
肌に触れるとジェル状の美容液が水状に崩れて最終的にはサラッとした肌感に変わるので、テクスチャーの変化も楽しめます。敏感肌でも、乾燥が気になる方や化粧水による保湿効果を高めたい方におすすめです。
キュレルから販売される、医薬部外品の美白ケア美容液。
天然ハーブ由来の美白有効成分カモミラETによって、メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスの生成を防ぎます。ユーカリエキスで肌を潤いで満たすことで、外部刺激を受けにくい肌作りにもぴったり。フリー処方・パッチテスト済みで肌に優しく、乾燥性敏感肌の方の美白ケアにおすすめです。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
美容液の効果的な使い方
敏感肌の人は保湿力を重視したスキンケアを行いましょう。
洗顔とクレンジングで肌の余分な皮脂や角質をすみずみまで洗い流し、化粧水でたっぷりと保湿。
その後、美容液のパッケージに記載されている使用量を守り、やさしく手のひらでハンドプレスして肌になじませて使いましょう。肌が敏感な部分は重ね付けして乾燥を和らげしっかり保湿することもおすすめです。
敏感肌になる原因は?
敏感肌の原因は主に「外的要因」「内的要因」に分かれます。外的要因は花粉、黄砂、マスクによる摩擦などの外からの刺激。内的要因はストレスやホルモンバランスの乱れ、加齢や疲れなどによる内側からの原因です。健康な時は体が自然とバランスをとっていますが、免疫力が下がり外的要因や内的要因で、負荷がかかってしまうことで肌質が変化してしまいます。
敏感肌でも美容液は使うべき?
敏感肌だからこそ、美容液を上手に使って肌質改善をしましょう! 肌のバリア機能が低下している敏感肌は栄養や水分が肌から抜けやすい状態です。効率よく皮膚に栄養を与える美容液は、敏感肌の改善にアプローチできるアイテムです。肌悩みに合った成分を選び、上手に美容液を活用しましょう。
美容液は塗るべき?
美容液は塗り込むのではなく、肌に押し込む・入れ込むという感覚が大切。ゴシゴシと摩擦を与えてしまうと肌に負担がかかり肌トラブル悪化の原因になります。スキンケアの際はしっかりとハンドプレスで肌の奥に入れ込むイメージでやさしくケアしましょう。
美容液の正しい使い方は?
化粧水のあとに使用し、最後に保湿剤でしっかりと蓋をしていきましょう。栄養素の高い美容液は肌に負担がかかる場合もあり、洗顔後すぐに使用するのはNG。まずは、導入化粧水、化粧水でしっかりと肌の土台を整えたうえで美容液を使用し、最後に保湿剤で肌にしっかりと栄養素をとじ込めます。
敏感肌向け美容液って効果ある? 注意した方が良いポイントは?
敏感肌の人でも使いやすい配合成分で作られているのが敏感肌用の美容液ですが、通常の美容液との違いは配合されている成分と割合です。美容成分といえど、配合率が高すぎると強い刺激になってしまいます。有効成分の割合を減らしつつも、それをカバーする成分を使用したり、ベースに使用する成分にアルコール成分を使用しないなど、肌に負担をかけず美肌効果が得られるよう作られています。
肌に合わないと感じた時の対処法は?
すぐに商品の使用を中止し、症状が改善しない場合はクリニックを受診しましょう。敏感肌の時は普段では反応しないような刺激でも過剰に反応してしまいます。アルコール成分、精油(植物エキスなどの天然抽出タイプ)、香料、合成着色料など肌に負担がかかる成分はなるべく避け、お試しサイズやサンプル、ご自宅でパッチテストを行ってから利用を開始するなど心がけましょう。
敏感肌でも大丈夫なまつ毛美容液は?
まつ毛美容液は顔の中でも皮膚が薄く粘膜に近い部分に使用するアイテムです。まずは美容液同様しっかり成分を確認し、どの試験が行われたか確認することが大切です。
いかがでしたか? ゆらぎやすい敏感肌だからこそ、自分の肌トラブルに合った成分をお守りに、美容液を味方につけていきたいもの。
また、どうしても肌が安定しないときは、敏感肌用のファンデーションでカバーする手もありますよ。敏感肌でもスキンケア、メイクを楽しめるように自分に合ったアイテムを見つけていきましょう。
関連記事
美容オイルおすすめ人気ランキング|肌に潤いを与えながらしっとりとしたハリの肌へ
ハイドロキノン化粧水とは? 美白効果でうるツヤ肌を手に入れて
フラーレン配合の化粧水が持つ高い美容効果とは? 肌の酸化を防いで年齢肌をケア
レチノール配合の化粧水の選び方|年齢肌へのアプローチ効果や副作用についても解説
炭酸洗顔料で毛穴の汚れはとれるのか? SNSで話題となった洗顔の効果
馬油洗顔料おすすめランキング|肌のうるおいを守りながら汚れを洗い流す