【2023年】顔のシワ対策におすすめの美容液ランキング13選|実際に使われて悩みを解決してくれた商品を紹介

ページ更新日:2023年5月30日

【2023年】顔のシワ対策におすすめの美容液ランキング13選|実際に使われて悩みを解決してくれた商品を紹介
監修者
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
美容学校を卒業後、エステサロンや某化粧品メーカーでエステティシャンや美容インストラクターとして勤務。結婚出産を経て、子育てを機にライターとしての活動を始め、日本化粧品検定1級を取得。

※監修者は「シワ改善美容液の成分」「シワ改善美容液の使い方」「シワ改善美容液の選び方」「シワ改善美容液について」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているシワ改善美容液のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

年齢を重ねると気になり始めるシワ。エイジングケアはなるべく早く対策することが大切になります。

「笑ったときのシワが目立つようになった」
「ほうれい線が気になる」
「乾燥するとシワが出る」

こうした悩みが出てきたら急いでエイジングケアを始めましょう。日々の生活習慣に加え、スキンケアの見直しも重要です。

シワ対策美容液は、肌の乾燥やハリ・弾力の不足にアプローチするのにぴったり。シワ対策にはぜひ取り入れてほしいアイテムです。

本記事ではシワ対策におすすめの美容液をご紹介。デパコスやドラッグストアのレギュラーアイテム、プチプラ商品まで幅広いラインナップでお届けします。

シワに効果的な美容液を見つけ、正しい使用方法で透明感ある肌へ導きましょう。

顔のシワ対策美容液の選び方


シワの原因は加齢の他に、乾燥紫外線などもあります。しっかりシワ対策をするには、お肌の乾燥やハリ不足にアプローチをかける成分配合の美容液を選びましょう。

顔のシワにアプローチできる成分かどうかをチェック


年齢を重ねるたびに気になるシワ。
加齢とともに現われるこのような状態は皮膚の中のハリを保つ水分やコラーゲン、セラミドなどの栄養をキープできず減少してしまっているのが大きな要因のひとつです。

加齢と共に失われていくコラーゲンなどの皮膚の中の栄養を、美容液でしっかりと肌内部に補充していくことで、シワやハリ不足のケアに一役かってくれます。


肌のハリに効果が期待できる成分
・レチノール
・ナイアシンアミド
・ヒアルロン酸
・セラミド
・ヒト幹細胞培
・ビタミンC誘導体
・コラーゲン
・コエンザイムQ10
・アスタキサンチン
・アセチルヘキサペプチド

肌への栄養補充のポイントは水分タンパク質。しっかりと肌内部から支えることで、シワやハリ不足の予防をすることができます。

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
シワにアプローチをかける成分の中でも特におすすめの成分がレチノールです。お肌のハリを保つヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進する力があり、シワ対策にはなくてはならない成分の一つです。

シワ以外の肌悩みにアプローチする成分も確認


美容液は肌悩みに合わせて選ぶことが大切!
ここからは肌悩みに合わせた成分をご紹介します。ご自身のお肌にあった成分を見つけることで、自分にピッタリな美容液を見つけましょう。

美白ケアにおすすめの成分

一年を通して私達の肌に降り注いでいる紫外線
夏のように強い日差しではないのに、気がついたらシミやくすみが増えてるという方も多いのではないでしょうか?

また、日焼けだけでなく年々肌のくすみが目立つのも30代の悩みのひとつ。毎日のスキンケアに美白成分を取り入れるのも美肌キープへの大切なポイントです。


美白効果が期待できる成分
・カモミラET
・トラネキサム酸
・アルブチン
・コウジ酸
・ハイドロキノン
・マグノリグナン
・ビタミンC誘導体
・デクスパンテノール
・リノール酸S
・4MSK
・エナジーシグナルAMP

ポイントはメラニンの生成を抑え、ターンオーバーに着目したケアを行うこと。しっかりと肌を活性化させ、シミの出来にくいお肌にすることがとても大切です。

乾燥ケアにおすすめの成分

肌が乾燥してしまうと、せっかく肌に入れた栄養分もすぐに蒸散してしまいます。

保湿をした後は、しっかりと肌に蓋をすることで栄養分を肌内部へ閉じ込め、ぷるっとしたみずみずしい肌を保つことができます。


乾燥ケアが期待できる成分
・ヒアルロン酸
・プラセンタ
・ナールスゲン
・ナイアシンアミド
・レチノール
・リピジュア
・ネオダーミル

ポイントはたっぷり水分を与え、お肌を柔らかくすること。みずみずしいお肌に仕上げることで、栄養分をしっかり肌内部に閉じ込めます。

毛穴ケアにおすすめの成分

毛穴に関するトラブルには大きく分けてつまり開きたるみ 黒ずみの4つの原因があります。

つまり毛穴角質がターンオーバーする際に落ちきれなかったものや皮脂がつまっている状態
開き毛穴皮脂が過剰に分泌し毛穴が開きっぱなしになってしまう状態
たるみ毛穴皮膚内部の栄養素が抜け、皮膚がたれたりシワになることで毛穴が雫型に開いている状態
黒ずみ毛穴紫外線により毛穴の入り口でメラニン生成され色素沈着、シミになっている状態

ここでは「つまり」「開き」に効果が期待できる成分をご紹介していきます。

クレンジング洗顔不足や摩擦、乾燥などが原因で、つまり毛穴は出来てしまいます。
「AHA成分配合で、不要な角質や汚れを取り除く」「抗酸化力の高い成分配合で、酸化による毛穴の黒ずみにアプローチする」ことがつまり毛穴には大切です。


つまり毛穴に効果が期待できる成分
・グリコール酸
・乳酸
・リンゴ酸
・ビタミンC誘導体
・フラーレン
・セラミド

皮脂が過剰につくられることで起きる開き毛穴。
「皮脂抑制成分配合で皮脂の過剰分泌を抑える」「保湿や収れん作用のある成分配合で毛穴を引き締める」「お肌のうるおいを維持する」ことで開き毛穴にアプローチします。


肌の引き締め効果が期待できる
・BG
・DPG
・ライスパワー®No.6
・ビタミンB6誘導体
・コハク酸
・ハマメリス
・ユズ

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
シワ対策をする上で、エイジング成分はとても効果的です。エイジング成分を複数配合することで、シワに対してダイレクトにアプローチをかけシワやハリ不足を助けてくれます。

部分用や導入など目的や用途で選ぶ


美容液はスペシャルアイテム。
だからこそ、肌悩みに対してポイントでケアをする部分用や洗顔後に使うブースター導入など目的や用途に合わせて選ぶことをおすすめします。

好みの使用感で選ぶ


使い続けるためには好みの使用感を見つけるのもポイント。さっぱりタイプやとろみのあるタイプなど、お気に入りの使用感を見つけましょう。

継続が目的達成のカギ! 続けやすい価格かチェック


美容液は高価なものもたくさんありますが、目標達成するためには自分に合った価格のものを選び継続して使う事が大切

使用感やテクスチャーはもちろんですが、続けやすい価格かチェックし自分にピッタリなものを見つけましょう。

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
継続して使い続けるためには、お肌悩みはもちろん、使用感や価格など自分にピッタリなものを見つけることが大切。スペシャルアイテムだからこそ、ワンランク上のお肌を目指してお気に入りの美容液を見つけましょう。

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

まずはシワのタイプと原因をチェック!


まずは自分シワがどういうタイプなのか、また、その原因をチェックしましょう
同じシワの悩みでも実際の症状や原因は人それぞれ。

正しいケアを行うためにも、まずはご自身のシワのタイプを確認しましょう。

乾燥小ジワの特徴と原因は?


乾燥が原因でお肌表面に浅いシワが出来ている状態。
お肌のうるおいが失われ角質が分厚くなっているため、早めにケアをしたいと深いシワにつながってしまいます

アミノ酸セラミドなどの保湿成分で、お肌を柔らかくしうるおいを与えることが大切です。

真皮ジワ(大ジワ)の特徴と原因は?


加齢や紫外線が原因で、ハリや弾力が失われている状態

レチノールビタミンC誘導体ペプチドなどのエイジングケア成分で、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、シワやはり不足にアプローチをかけることが大切です。

ほうれい線の特徴と原因は?


表情筋が衰え、お顔全体が下にたるんでいる状態

レチノールビタミンC誘導体ペプチドなどのエイジングケア成分で、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことも大切です。
また、よく噛んだり、口元を動かすなど表情筋の運動もおすすめです。

表情ジワの特徴と原因は?


同じ表情を繰り返すことで出来るシワ。

蛇毒類似物質シンエイクアルジルリンなどのエイジング成分やマッサージで表情筋を緩める事が大切です。

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
シワも種類によって、原因やケア方法は様々です。ケア方法を間違えるとシワを作ってしまったり、シワを深くしてしまう可能性があります。自分のシワの種類や原因を知ることで、正しいシワ対策をする事が大切です。

効果を一番引き出す使い方


効果を一番引き出すためには、シワが深くなる前から継続して使うことが大切。早い段階でアプローチをかけることで、しっかりシワ対策をすることが出来ます。

美容液は使う順番が大切


美容液はスペシャルアイテムだからこそ、ブースターであれば洗顔後、ポイントケアであればスキンケアの最後など、用途によって順番が異なります
正しい順番で使用し、しっかり効果を引き出しましょう。

使う量にも注意が必要!


美容液は高価なものが多いため少量で済ませがち。
ですが、適量を使用しなければ、本来の効果発揮されないことも。せっかく使うならば、使用量をまもり、しっかりと効果を発揮させることが大切です。

効果をさらに引き出す一工夫


美容液の効果をさらに引き出すために、重ね付けもおすすめ。シワなど肌悩みが気になる部分にポイントで重ね付けをし、より効果的に使いましょう。

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
美容液は使用量を減らしがちですが、結果を引き出すためには正しい量を使う事が大切です。しっかりシミ対策をするためにも気になる部分は重ね付けをして、効果的に使用しましょう。

顔のしわが発生する仕組み


しわは年齢を重ねた肌にできるイメージですが、実は若い世代でも「顔のしわが気になる」という方も。それは、顔のしわができる原因が加齢のせいだけではなということです。

また、ちりめんじわとも呼ばれる、小さなしわを放っておくと、それが段階的に進行し深いしわになってしまうため、早い段階で手を打つことが大切です。

では、しわに立ち向かうためにどんなことに気をつけていけばいいのでしょうか?まずは、顔のしわについて詳しく知ることから始めましょう。

顔のしわは、肌表面で発生するものと、肌の深い部分で発生するものに分けることができます。


顔のしわの発生は2種類
・表皮のしわ
・真皮のしわ

表皮とは、肌の目に見える一番外側にあたる部分、その下にあるのが真皮です。それぞれの箇所にできるしわの特徴を見てみましょう。

表皮性しわ


表皮性しわとは、肌の表面に現れる浅いしわのことです。空気の乾燥などにより、皮膚のうるおいやしなやかさが失われると、肌表面にはさざ波のような細かいちりめん状のしわ(ちりめんじわ)ができてしまいます。しわの中でも浅くて細かいのが特徴で、特に目元や口元に多くできます。

表皮は、厚さが平均約0.2ミリのとても薄い膜です。肌のいちばん外側にあり、外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぐバリアとなって、内部を保護しています。表皮は、外側から「角層」、「顆粒層」、「有棘層」、「基底層」の4つの層から成っており、その大部分を「ケラチノサイト」と、それが変化した細胞が占めています。これらが紫外線や乾燥によってダメージをうけるとしわになっていきますので、しっかりケアしていきましょう。

真皮性しわ


真皮性しわとは、肌の表面で深い溝に見えるしわのことです。加齢や紫外線ダメージなどで、真皮内のコラーゲンやエラスチンが損傷を受けると、肌のしなやかさや弾力が失われ、深い顔のしわへとつながってしまいます。

しわは段階的に深く刻まれ、はじめは浅い小じわ(表皮性しわ)だったものが、深いしわ(真皮性しわ)へと変化。そこに表情筋の衰えなどが加わると、さらにたるみへと進んでいくこともあります。

真皮は水分やヒアルロン酸などからなるゲル状の基質の中に、強靭な張力を持つ膠原線維(コラーゲン線維)、弾性線維(エラスチンなど)が存在してできており、これらの存在によって肌のハリが保たれています。表皮と異なり真皮は日々大きく変化することはありませんが、加齢とともに徐々に薄くなり、シワを生じます。

顔のしわには段階ごとにマッチするスキンケアが異なり、段階が進めば進むほど、しわに立ち向かうことは難しくなるため早目にお手入れすることが大切です。

しわの種類

①表情じわ

笑った時や、顔をしかめた時にできる表情のクセが肌に刻まれる顔のしわのことです。表皮性しわや真皮性しわは長く残ってしまいますが、表情のしわは一時的なものがほとんどです。ただ、月日の積み重ねにより肌の弾力が低下してくると、表情しわを慢性的なものとし、いつしか本格的なしわになることもあるので、マッサージなどでしっかりケアするようにしましょう。

②乾燥じわ

冬になって乾燥してくると鏡に写る自分の顔のしわに「あれ? しわができてる…」と思った方も多いのではないでしょうか? 乾燥により肌の水分や油分が減少することにより、肌の潤いが保たれなくなり肌の表面が乾燥してできる細かいしわが乾燥しわと呼ばれるものです。季節が変われば改善されやすいので放置しがちですが、こういったしわは本格的なしわの予備軍でもあるので、早いうちからケアすることで未来の美容への投資になりますよ。

③紫外線じわ

紫外線が肌の奥深くにあるコラーゲンやエラスチンに悪影響を与えることで肌を支える力が弱りしわになっていくのを紫外線しわと言います。紫外線の予防は美白効果だけじゃなく肌のしわやハリに効果があるので、人生の楽しみを失わない程度にしっかりやっていきましょう。

しわができやすい場所は?

①眉間のしわ


眉間は目が悪いのをそのままにしたり、感情表現で眉間にしわを寄せるのが癖になりがちな人がいたりと日々の生活中でできやすいしわとも言えます。長時間のスマホ利用で目が疲れてくると眉間にしわが寄ったりなどもあり生活習慣の改善が大事です。日々の小さな積み重ねで改善していきましょう。

特に、表情のクセには要注意です。仕事や勉強中に、無意識のうちに眉間にしわが寄っていることはありませんか? 
中でも、視力が悪い方や目が疲れている方、ドライアイの方などは、スマホやパソコンの使用中に眉のあたりをしかめてしまいがちです。その表情のクセが少しずつ皮膚に刻まれていくと、いつしか定着し、眉間じわとなってしまいます。

②おでこのしわ


おでこのしわは、おもに肌の乾燥や紫外線ダメージ、表情のクセが影響してできるといわれています。
前髪で隠すこともできますが、おでこのしわは老けて見られる原因のひとつとなるので避けたいところです。
おでこのテカリが気になって、ついついティッシュやあぶらとり紙で皮脂をとり過ぎてしまう方は要注意です。皮脂不足になると、肌はかえって乾燥し、小じわができやすい状態になってしまいます。

また、おでこは紫外線の影響をうけやすいパーツ。紫外線ダメージのせいで肌の弾力やハリの低下がおこると、それがしわを招いてしまいます。
肌弾力が低下すると加齢による肌弾力の低下や、大きく目を見開いた時など、おでこにしわが寄ってしまいやすくなります。肌弾力の低下は、そんな表情によるしわも戻りにくくなってしまうのです。

③目元のしわ


目元はとてもデリケート。皮膚が薄く、皮脂も少ないため、ひときわ乾燥しやすいパーツです
目元は乾燥しやすいだけでなく、摩擦によるダメージもうけやすい箇所。メイクやクレンジング、目元のかゆみなどでゴシゴシこすってしまうと、さらに乾燥が加速させられることもあり、小じわができやすくなってしまいます。

また、目元の疲れが溜まると血のめぐりが悪くなり、肌代謝を低下させ、しわの要因のひとつに
目元の中でも、目尻、目の下は乾燥によるちりめんじわができやすく、笑った時にできる表情しわができやすい箇所です。
顔の他のパーツにしわがない若い世代の方は、目元にしわができるとそのぶん目立ちやすくなってしまいます。

多くの人が鏡に写る自分を見て「最近老けたかも…」と気づいた時に気になるのが目元のしわ。目元の皮膚は薄くてデリケートなこともあり、ちょっとした刺激もダメージとなりしわにつながります。また、笑うとしわができてしまうような気がして後ろ向きな気分になる人もいるでしょう。スキンケア、マッサージ、紫外線対策でケアしましょう。

④唇の縦じわ


ターンオーバーのサイクルが3日程度と短い唇。皮膚が薄いこともあり、荒れやすくシワになりやすい特徴がありながらも、再生ペースが速いのが特徴です。唇のしわはとにかく乾燥予防が大事なので、唇が荒れやすい人はリップクリームなどで頻繁に保湿することを意識しましょう。

⑤口元のしわ


口元のしわは、乾燥や表情筋の衰え、紫外線ダメージや加齢が原因でできるといわれています。
口元に現れる細かい小じわ唇に現れる縦じわは乾燥によるものですが、ほうれい線(小鼻から口角に向かって伸びる線)、マリオネットライン(口の両端からあごに向かって伸びる線)は、表情筋の衰えや肌のハリの低下が原因でできるといわれています

口元のしわは「縦じわ」「梅干しじわ」「ほうれい線」「マリオネットライン」とさまざまありますが、どうしても老けた印象を与えてしまう、できればできる限り遠ざけたいものです。口周りは皮脂腺が少なく乾燥しやすい場所。ヒアルロン酸やセラミドなど保湿成分配合のスキンケア商品で気になる部分にしっかりアプローチしていきましょう。

⑥首のしわ


首は、顔と比べるとスキンケアがおろそかになりがちです。
しかし、実は顔以上に皮膚が薄く、ハリが失われやすいパーツ。そのため、しわやたるみが現れやすく「年齢が出やすい」といわれているのです。
また、首は、キメのしわができやすいのも特徴です。首はからだの他の部位と比べても特によく動かすパーツであり、皮膚のキメが顔と比較して3倍も深いため、キメじわができやすいといわれています

若くても気になりやすい首のしわ。人によってはしわになりやすい部分でもあるので、できるだけ早い段階からケアすることをおすすめします。首のしわは、顎を引くことや枕の高さが不適切なことなどで起きやすい横じわと、乾燥や年齢肌による弾力不足からくる縦じわの2種類があります。マッサージやハリケアの成分が入った化粧水などでしっかりケアすることで、改善されることもあるので粘り強く悩みにアプローチしましょう。

顔のシワができる原因は?


では、しわは何が原因でできてしまうのでしょうか?

しわの原因としては、おもに
・乾燥
・紫外線ダメージ
・表情
・生活スタイル
・加齢
などが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

しわの原因① 乾燥


乾燥は、さまざまな肌トラブルを引き起こす元凶。しわにとっても大敵です。
カラカラの外気や、低い温度により、肌の水分や油分が失われてしまうと、キメが乱れて細かいしわができてしまいます。はじめは細かく浅いしわであっても、そのまま放置していると、それがやがて深いしわへと進行してしまうため注意が必要です

しわの原因② 紫外線によるダメージ


紫外線も肌にダメージを与える大きな要因です。
特に、紫外線に含まれる紫外線A波(UV-A)は、肌の奥の真皮にまで届き、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンに損傷を与えて変質させてしまいます
それにより肌のしなやかさが失われ、しわやたるみへとつながってしまうのです。

また、紫外線は肌老化を招く活性酸素を体内で発生させるだけでなく、肌の乾燥を加速させてしまいます。

しわの原因③ 表情のクセ


笑った時やしかめっ面をした時、顔の表面には自然としわが寄ります。
そんな表情のクセは同じ箇所で繰り返し皮膚が折り込まれることでその折り目が徐々に定着し、しわとなって刻まれていくのです。

しわの原因④ 生活スタイル


生活スタイルも、しわとは無縁ではありません。
偏った食生活・喫煙・過度なストレス・無理なスポーツなどは、老化の要因・活性酸素を体内で発生させます。活性酸素が真皮内のコラーゲンなどを攻撃すると、肌の弾力やハリが低下してしまい、しわを招いてしまうのです。

また、スマホやパソコンなどのデジタル機器の使い過ぎもしわと関係しています。長時間画面を見入ったり、集中作業で目が疲れたりした時に、知らず知らずのうちに顔をしかめていませんか?
表情のクセがしわにつながるだけでなく、スマホ首(ストレートネック)がほうれい線や首のしわを招いてしまうこともあります。

しわの原因⑤ 加齢


加齢とともに女性ホルモンの分泌量は減少していき、それに伴いコラーゲンやエラスチンも減少してしまいます。そうすることで肌の弾力やハリが失われ、しぼんでいくと、それが原因でしわへとつながってしまうのです。肌の老化に関しては遺伝的なものもありコントロールしにくいですが、紫外線による肌の劣化は少しでも防ぐことで、加齢による肌の衰えにアプローチすることが可能です。

予防する方法は?


顔のシワを予防するには
・化粧水による水分の補給だけじゃなく、乳液やクリームによる油分のチャージ、部屋を乾燥させないといった徹底した保湿
・ハリや肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンに損傷を与える紫外線対策をしっかりする
・食事やストレス、枕の高さやスマホ利用時の姿勢までシワを導くようなライフスタイルの習慣を改善する
・目元や眉間がシワにならないように目が疲れないように最大限考慮する、マッサージでほぐしてあげるなどのケアを
・表情筋が衰えないよう、誰でも自宅でできる表情筋トレーニングを行う
などがおすすめ。

また年代別に顔のシワのケアは異なるので、20代、30代、40代、50代以上と年齢に合ったシワ対策を実践していきましょう。

残念ながらできてしまったシワには
・紫外線ダメージでさらにシワが深くならないように紫外線をカットしながら、コラーゲン産生を促進するUVケア商品の活用
・乾燥により肌の表面が固くならないように角質ケアを意識した保湿
・「ニールワン」「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」など厚生労働省がシワ改善の有効成分と認めている成分が入ったスキンケア
・目元、首元、おでこのシワ改善にアプローチするマッサージ
などで対処。できてしまったシワを嘆くのではなく、予防やケアを徹底することで、改善にアプローチしていきましょう。

顔のシワができにくい肌を作るには?

ポイント① 徹底した保湿

顔のシワをできにくくするうえで最も重要といえるのは「保湿」です。

浅く細かいちりめんじわは、もともと肌のうるおい不足が原因。まず保湿を徹底的におこない、角層のすみずみまでうるおいをしっかりチャージしてあげましょう。

肌の乾きが気になる時は、しっとり系の化粧水を選ぶのがおすすめです。特に気になる目元などの部分には、コットンパックで集中ケアするのもいいですね。

保湿のためには、水分のチャージだけでなく、油分のチャージも忘れてはなりません。肌をうるおいでひたひたに満たした後は、しっかりフタをしてくれる乳液・クリーム・オイルまで念入りに。現在はシワ改善にアプローチできる美容成分が含まれた保湿クリームもあるのでぜひ活用してください。

うるおいが行き届き、しっとりとやわらいだ肌は、ぷるんとして表情のクセもつきにくくなります。

また、部屋を乾燥させないことも大切ですので、水を入れたコップを置くなどできることからで良いので加湿することも大切です。

ポイント② 日々の紫外線対策

紫外線による肌ダメージを極力避けるため、紫外線対策には日ごろから気を配りましょう。

紫外線A波(UV-A)は肌の奥の真皮まで透過して、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンに損傷を与えますが、紫外線B波(UV-B)は肌の表面にダメージを与えてしまいます。

紫外線B波(UV-B)は冬には一時的にその量が減ることが多いですが、紫外線A波(UV-A)は冬になっても夏の半分程度しか減らず、雲やガラスまでも通り越してしまいます。年中通してUVケアを忘れないことがとても重要です。

日焼け止めは、レジャー向きの紫外線ブロック力が高いものから、日常づかい向きのものまで数多く販売されていまるので、うまく使い分けて紫外線によるダメージを回避していきましょう。

ポイント③ 生活スタイルの見直し

栄養バランスの整った食事をする・喫煙をやめる・ストレス解消のために趣味を楽しむ時間をつくる・無理なスポーツは控えるなど、生活スタイルを見直すことも肌のしわを予防するには大切。からだ自体が健康的になれば、肌もいきいきとしますよね。

他にも、合わないスキンケアアイテムを無理に使わない、首じわの要因となる高さのありすぎる枕は使わない、スマホやパソコン使用時の姿勢に気をつけるなど、日々の生活の中にしわをできにくくする習慣を取り入れていきましょう。

ポイント④ 目元の負担をなくす

目元や眉間の気になるしわを予防するには、目の疲れをためないことがポイントとなります。

目の疲れが軽減されれば、無意識に目元や顔をしかめる回数も自然と減っていきますので意識してみください。 

また、目元は極力こすらないよう意識することも大切です目元はとてもデリケートなのでやさしく接してあげましょう。

ポイント⑤ 表情筋トレーニングでケアする

シワの原因のひとつに表情筋が衰えることにあります。特にあまり感情を表に出さず無表情の方は、どうしても表情筋が衰えやすくなりがちなので、表情筋トレーニングを積極的に取り入れてはいかがでしょうか?


ベーシックな表情筋トレーニング方法
①口全体を大きく開き「あ」と発音する
②口を真横に引きのばし「い」と発音する
③口をしっかりとすぼめ、突き出すようにして「う」と発音する
④笑顔をつくり、口角を上げて「え」と発音する
⑤口を大きく縦に開き、鼻の下を伸ばすようにして「お」と発音する
⑥それぞれ5〜10秒程度同じ表情をキープしながら行い、①〜⑤を5セット繰り返す

年代別の予防方法

20代のしわ予防

しわへの悩みはまだ少ない世代です。ただ、肌の変化がおこりやすいのは20代半ばからといわれ、日常のスキンケアはきちんとおこないましょう。
しっかり保湿をし、紫外線によるメラニンの蓄積を防ぐためにUVケアも忘れずに。また、人によって首や目元などシワができやすいポイントがわかります。

20代から自分のシワになりやすいところを理解し、マッサージやシワ改善クリームなどを使ってケアしていくと将来の美容につながっていきますよ。

30代のしわ予防

実際に肌の変化があらわれはじめるのは30歳あたりからといわれています。肌変化のサインを見つけたら、ターンオーバーのサポートをしてくれるスキンケアなどで早目のお手入れをしましょう。

また、ストレスとうまく付き合うことも大切です。保湿・UVケア・表情グセにも注意してくださいね。40代まで若々しい肌を保つことができるかどうか?の分かれ目であるので以下を意識するのがおすすめです。


① 保湿を徹底して乾燥による小さなシワを作らない
② 紫外線対策を徹底して肌のコラーゲンやエラスチンが減少しないよう守る
③ 表情のクセでシワになりやすい部分にはシワ改善クリームや美容液を塗る

40代のしわ予防

肌の弾力成分であるコラーゲンやエラスチンが減少し、しわが現れやすくなります。
肌にハリを与えるスキンケア・こまめな保湿・マッサージ・紫外線対策をおこないましょう。栄養面からのアプローチとしてタンパク質を積極的にとるのもおすすめです。

ナイアシンアミドなどのシワ改善有効成分を配合した医薬部外品には、これまで化粧品では難しかった、表皮・真皮のシワにアプローチする効能効果が認められています。化粧水や乳液といった基本のケアに、スペシャルケアアイテムとしてぜひプラスするなどの工夫が大事になってきます。

50代、60代のしわ予防

女性ホルモンの減少や、肌のターンオーバーサイクルの遅れ、肌の水分量や皮脂量の減少が見られるようになります。

スキンケアアイテムは、高保湿でエイジングケア成分が配合されたものにシフトしましょう。しっかりと紫外線対策をおこない、マッサージを日常的に取り入れるのもおすすめです。

シワ改善の有効成分が配合された導入美容液やフェイスパックなども役立ってくれます。ぜひスキンケアルーティンの中に取り入れてください。

シワ対策の美容液に関するQ&A

Q

シワによって美容液は使い分けるべき?

A

どちらでも構いませんが、シワによって原因や状態が異なるため、それぞれに合った美容液を使用することをおすすめします。

Q

美容液と他のアイテムの相性は気にするべき?

A

はい。テクスチャーなど異なるため、相性が悪い可能性もあります。

Q

化粧水がなじんでいない状態で美容液をつけてもいい?

A

特に問題はありませんが、化粧水がなじんでから美容液をつけることで、美容液の肌なじみも良くなると思います。

Q

シワの種類ごとにやったほうがいいスキンケアは変わる?

A

特に変わりません。シワの種類によって、スキンケア以外に表情筋の運動などはおすすめしています。

ハリのあるうるおい肌に導きましょう!


シワが気になり始めたら、早い段階でアプローチをかける事が大切。
肌質や、シワの種類に合わせてシワ対策美容液でハリのある理想肌を手に入れましょう。

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