【2023年】毛穴洗顔料おすすめ人気ランキング|肌の汚れを綺麗に落とす方法は?

ページ更新日:2023年5月7日

【2023年】毛穴洗顔料おすすめ人気ランキング|肌の汚れを綺麗に落とす方法は?
監修者
湯浅みちこ
湯浅みちこ
美容家・コスメコンシェルジュ
エステティシャンとして美容を学んだのち、「美容家」兼「美容ライター」として美容記事を執筆、監修。コスメコンシェルジュ、薬機法管理者、コスメ薬機法管理者、景表法検定1級、@コスメビューティスペシャリスト。美しく年を重ねるための予防美容、美肌ケアを提案しています。

※監修者は「洗顔料の成分」「洗顔料の使い方」「洗顔料の選び方」「毛穴トの汚れ、原因」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している洗顔料のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。

メイクでも隠せない毛穴のざらつきや黒ずみ。そんなしつこい毛穴汚れには洗顔でのケアがおすすめです。

しかし「どんな成分の洗顔料が効果的なんだろう?」「洗顔後は肌がつっぱる気がする」など、なかなか自分にぴったりの洗顔アイテムが見つからないという方も多いですよね。

今回は、毛穴汚れの原因に迫り、対策方法や毛穴ケアにおすすめの洗顔をランキング形式でご紹介します。口コミ情報も掲載しているので、アイテム選びの参考にして毛穴の悩みを解決しましょう!

毛穴ケアに関しては韓国の洗顔料は口コミ人気も高くなく、酵素系の洗顔が人気なのでぜひチェックしてください。

毛穴汚れを落とすには「洗顔料選び」が重要?


毛穴の黒ずみや開きは、毛穴に古い角質や皮脂、汚れなどが混じり合い、角栓ができることで起こります。まずは洗顔で汚れや余分な皮脂を取り除いてあげること、また毛穴に角栓をできないように予防として、毎日の洗顔をしっかりすることが、毛穴ケアの第1歩となります。

毛穴の黒ずみ・毛穴の開きの悩みを解決してくれた洗顔料

ロゼット洗顔パスタ 海泥スムース

ミネラルを豊富に含む海泥が毛穴の汚れを優しく取り除き、ローズフルーツエキスが肌を引き締めきめの整った肌へ導きます。泡立ちや弾力性も高いので肌に負担なく不要な汚れや皮脂だけを洗い流せる優れもの。洗い上がりはさっぱりつるつるになれると評判。ドラッグストアで手軽に購入できる優秀プチプラ洗顔料です。

オバジC 酵素洗顔パウダー

酵素洗顔ブランドといえばこちら。配合される酵素の力で皮脂やタンパク質汚れを落とすため、毛穴ケアだけでなく肌のごわつき対策にもお勧め。ビタミンCも配合されているため、毛穴悩みだけでなく美白にも効果が期待できます。皮脂を除去するパワーが強いので、週に数回、スペシャルケアとして使用するのが良いでしょう。

おうちdeエステ 肌をなめらかにするマッサージ洗顔ジェル

SNSでも話題の商品。ジェル状の洗顔で泡立たないのが特徴。配合のトロメタミンが角栓にアプローチし角栓をほぐしながら洗浄するので、崩壊した角栓が毛穴の内部からすっきり洗い流せる、という仕組み。ジェル状なので洗い上がりのしっとり感はありつつ、毛穴はすっきり、という使用感にはまる人も。

suisai beauty clear パウダーウォッシュN

過剰な皮脂や角栓などの毛穴汚れにW酵素が優しくアプローチする洗顔料。カネボウ化粧品独自の「酵素を安定して働かせる技術」で、ザラザラで頑固な毛穴汚れもしっかりオフ。アミノ酸系洗浄成分やアクアモイスチャー成分を配合し、肌に必要な潤いを守りながらツルツルな滑らか肌へ導きます。

毛穴ケアにはジェルタイプか酵素洗顔がおすすめ


洗顔料には泡・ペースト・パウダー・クリームなど形状がいろいろとありますが、毛穴の汚れを落として肌をキレイにしたいのであれば、泡立てないジェルタイプと洗浄力の強い酵素洗顔がおすすめです。

通常使用は密着感があって肌に透明な潤いを与えてくれるジェルタイプの洗顔料を選び、スペシャルケアとして酵素洗顔を使ってみるのはいかがでしょうか?

角栓と黒ずみの原因・種類は?


まず、毛穴汚れとは毛穴が開いたり黒ずんだりすることによって目立ってしまう状態のことです。
特に鼻や頬などは皮脂腺の活動が活発で毛穴が目立ちやすく洗顔でもたやすくは落ちないため、何とか改善したいと思っている方も多いのではないでしょうか。

毛穴汚れの主な原因は、ターンオーバーの乱れといわれています
しかし、ほかにも様々な原因によって、毛穴のざらつきや黒ずみが発生すると考えられています。

そして、毛穴トラブルにもいろいろな種類があるため、ここからは毛穴汚れの原因と種類について詳しく見ていきましょう。

毛穴トラブルの種類


まずは自分の毛穴トラブルがどの種類に当てはまり原因は何なのか、そしてどんな毛穴ケア方法があるのかをチェックしましょう。


A:たるみ毛穴
B:開き毛穴
C:すり鉢毛穴
D:角栓・詰まり毛穴
E:黒ずみ毛穴

毛穴タイプ症状や原因、毛穴ケア方法
角栓・詰まり毛穴・皮脂が過剰分泌して角栓が毛穴に詰まっている状態
・肌をやわらかくして角栓を取り除いていくことが大切
黒ずみ毛穴・詰まり毛穴が酸化している状態
・抗酸化作用の成分をチョイス
すり鉢毛穴・ザラザラ感が特徴のぶつぶつの白い毛穴
・毛穴まわりの肌荒れにアプローチできる成分をチョイス
たるみ毛穴・しずく型の毛穴
・年齢を重ねることでできやすく、肌にハリ感を与える成分をチョイス
開き毛穴・オイリー肌や乾燥肌の人に多い
・肌を引き締めるケアを
乾燥毛穴・年齢を重ねることでできやすくなる
・症状の原因は肌の乾燥なので、うるおい成分を積極的に取り入れましょう

毛穴汚れの原因は?


毛穴汚れの原因は、主に以下の3つが考えられます。

・ターンオーバーの乱れ
・角栓の酸化
・メイクの洗い残し

ここからは、それぞれの原因について詳しく解説します。

ターンオーバーの乱れ


肌のターンオーバーが乱れると、古い角質がスムーズに排出されずに肌に残り、それが皮脂と混ざって角栓になります

こうして毛穴に詰まった角栓が汚れたり酸化したりすることによって、毛穴の黒ずみが目立ってしまうのです。

また、ターンオーバーの乱れはシミニキビなどの原因になることもあります。

不規則な睡眠やストレス肌の摩擦や洗いすぎなどによってターンオーバーが乱れてしまうので、規則正しい生活を心がけて肌に刺激の少ないスキンケアを行いましょう。

角栓の酸化


角栓は、約70%が古い角質約30%が皮脂で構成されています
このうち毛穴付近の皮脂が空気に触れて酸化することにより角栓が黒くなり、黒ずみ毛穴になってしまうのです。
小鼻の毛穴が黒ずむ「いちご鼻」も角栓が酸化している状態です。

角栓は毛穴を保護するため悪いものではありませんが、ターンオーバーの乱れや正しい洗顔ができていないと排出されずに毛穴に残ってしまい、黒ずみ毛穴の原因になります。

角栓が酸化する前に取り除けるように、しっかりと洗顔を行いターンオーバーの乱れに注意しながらケアしてみてくださいね

メイクの洗い残し


粒子が細かいファンデーションや、下地などは毛穴に入り込みやすく、落としきれないことがあります。
落としきれなかった化粧品は毛穴を詰まらせ、毛穴汚れの原因になってしまうのです。

このように、毛穴汚れを隠すための化粧品が毛穴汚れの原因になることもあるので、クレンジングと洗顔でしっかりとメイクを落とすようにしましょう。

Comment
湯浅みちこ
湯浅みちこ
美容家・コスメコンシェルジュ
毛穴悩みは過剰な皮脂、タンパク汚れ、肌のうるおい不足によるキメの粗さなどさまざまな要因が絡んできます。また毛穴に詰まった皮脂が酸化すると黒ずみ毛穴に。老化角質が蓄積すると、肌のザラつきやくすみにつながります。洗顔は毛穴トラブル回避の基本になるので、悩みに応じた洗顔法をマスターしましょう。

詰まり毛穴は洗顔でのケアがおすすめ


毛穴の詰まりは、古い角質や皮脂が原因であることが多いです。
洗顔によるケアで古い角質余分な皮脂、汚れを洗い落として、清潔な肌を保ちましょう

洗顔料は汚れを落とすことに特化しているものや、保湿成分が配合されたものなど種類は様々。

自分にあった洗顔料を選ぶことで、効果的な毛穴ケアが行えますよ。

洗顔回数は朝晩2回の洗顔を基本として、洗い残しや、すすぎ残しがないように丁寧にケアをしてみてくださいね。
また、洗いすぎも逆効果になるので注意しましょう。

効果的な洗顔の選び方


自分に合った効果的な洗顔料を選ぶには、以下の選び方がおすすめです。


・成分で選ぶ
・肌タイプで選ぶ
・保湿成分配合のものを選ぶ
・洗顔料の種類で選ぶ
・使用感で選ぶ

肌質や毛穴悩みに合わせて選ぶと、自分にぴったりな洗顔料と出会うことができます。
特に敏感肌や乾燥肌の方は、保湿成分がたっぷりと配合されており低刺激性の洗顔料を選ぶのがおすすめです。

ここからは、それぞれの選び方について詳しく見ていきましょう。

選び方1:肌質や使い方にあった洗浄成分・角質ケア成分で選ぶ


しっかりと毛穴ケアをするためには、毛穴汚れに効果的な成分が配合された洗顔料がおすすめです。成分は毛穴汚れに効果を発揮するので、商品の成分表示をチェックしてみてください。

肌のゴワつきが気になるならAHA・酵素でスペシャルケア


AHAとは、アルファヒドロキシ酸の略。リンゴや柑橘系のフルーツなどに含まれている天然由来の成分で、「フルーツ酸」と呼ばれたりします。角質を柔らかくし、硬くなったり古くなった角質を優しくオフする働きがあるため、肌のごわつきが気になる方にお勧め。使用することで肌のターンオーバーの正常化を促すことで、健康な素肌が表面に出ている状態になるため、くすみのないクリアな肌をキープすることができます。「クレンジングリサーチ」シリーズが最近話題ですよ。

たるみ毛穴にはハリケア成分


肌のハリと弾力は真皮層にあるコラーゲンによって保たれています。加齢によりコラーゲン量が減少すると肌のハリや弾力が失われ、重力に負けてたるみが起こるため、毛穴が伸びて涙形になってしまいます。減少してしまったコラーゲンの生成を助けるビタミンC誘導体やレチノール配合のスキンケアを使用すると良いでしょう。肌にもっちりとした質感をもたらしてくれる期待を持てます。

皮脂が気になる脂性肌の人は石けん系・クレイ・炭・リパーゼでベタつきオフ


角栓の約7割を占めるタンパク質を分解する酵素や、その中でも皮脂分解が得意な酵素であるリパーゼ、また汚れを吸着するクレイや炭などが配合されたものは、皮脂や古い角質にしっかりアプローチするため、ベタつきやテカリが気になる男性にもお勧め。

敏感肌はアミノ酸系+クレイなどマイルドなタイプで優しくケア


アミノ酸系界面活性剤は、肌が本来もつ潤い成分である天然保湿因子(NMF)などを洗い流しにくいためお肌に優しいのがメリット。優しい洗浄にプラスして炭などの汚れを吸着する成分が配合されている商品は、やさしさと洗浄力と両方のメリットを活かしてマイルドにケアをすることができます。

選び方2:肌タイプで選ぶ


乾燥肌の方は天然の保湿成分であるアミノ酸系の成分が配合された洗顔料がおすすめ。

そして、脂性肌の方は余分な皮脂を洗い落とす石けん系の洗顔料がおすすめです。


乾燥肌におすすめのアミノ酸系の成分
・ココイルグルタミン酸
・NaココイルメチルタウリンNa
・ラウロイルメチルアラニンNa
 
脂性肌におすすめの石けん系の成分
・ラウリン酸などの脂肪酸
・石ケン素地
・カリ石ケン素地

選び方3:保湿成分配合のものを選ぶ

乾燥肌・混合肌の方は肌が乾燥しがちなので、保湿成分入りの洗顔料で毛穴ケアと保湿を同時に行いましょう。


乾燥肌・混合肌は保湿に効果的な成分配合
・セラミド
・コラーゲン
・グリセリン

選び方4:洗顔料の種類で選ぶ

洗顔料は泡・固形・パウダーなど形状はさまざまです。

忙しい朝は泡タイプ、ゆっくりケアできる日は固形タイプを使うなど、場面や使い心地によって好みの種類を選びましょう。

チューブタイプ

泡立てが簡単なのがこのタイプ。濃密な泡が立ちやすく、使う分だけ出すので清潔に保管できることがメリットです。

泡タイプ

泡立ていらずで簡単、手間いらず。泡タイプの洗顔はしっとりした洗い上がりのものが多いのが特徴。コスパ的には少し高めですが、忙しい朝や泡立てが苦手な方におすすめ。

固形タイプ

洗浄力が強め。天然の油脂と強アルカリというシンプルな原材料でできており、古い角質や毛穴の汚れがスッキリ落ちる特徴が。保管方法によってはひび割れや溶けなどが起こる可能性もあるので注意が必要です。

パウダータイプ

パウダータイプに多いのが酵素配合商品。酵素は水に溶かしてしばらくするとその働きが弱くなってしまうという性質があります。毛穴の黒ずみや肌のごわつきを酵素成分が優しくオフしてくれるため、スペシャルケアとして使用するのがお勧め。

選び方5:使用感で選ぶ


洗顔料は毎日使用するものだからこそ、自分に合った使用感や香りで選ぶことも大切なポイントです。

さっぱりとした使用感が好きな方や脂性肌の方は、洗い上がりがさっぱりするタイプがおすすめです。
乾燥肌の方ややさしい洗い心地が好きな方は、洗い上がりがしっとりするタイプがおすすめ

商品によっては洗い上がりの質感が表記されているので、チェックしてみてくださいね。

そして、洗顔中の肌の負担を軽減するためによく泡立つものを選ぶこともポイントです

「ポリクオタニウム-6」「シロキクラゲ多糖体」などの泡立ちをよくする成分が配合されているか、商品の表記をチェックしてみましょう。
また使用感に合わせて続けやすいという観点で商品の価格もチェックして、継続して使用できるものかどうかも見ましょう。

選び方6:刺激が少ない成分処方で選ぶ


まずチェックしたいポイントが、肌にやさしい成分構成かどうか 。

パッケージに敏感肌向けと記載されているものや、パッチテスト済み、アレルギーテスト済み、スティンギングテスト済みなどの安全性テストをクリアしたものを選びましょう。

ただしアレルギーテスト済みや敏感肌向きを謳っていても、洗浄力が高い成分を配合している場合、肌へのやさしさはそれほどないものも。美容ログの口コミをしっかりチェックして選びましょう。

Comment
湯浅みちこ
湯浅みちこ
美容家・コスメコンシェルジュ
詰まり毛穴や開き毛穴、黒ずみ毛穴に共通しておすすめなのが酵素洗顔です。ビタミンC配合の酵素洗顔ならよりクリアな洗い上がりになりますよ。洗顔料は大きく分けると2種類あり、泡立てて洗うタイプ、泡立たないタイプがあります。泡立たないクレイタイプや炭配合タイプは詰まり毛穴に効果的です。
ランキング根拠
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になった美容商品を、選んだ人の多い順にランキング形式で紹介します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

角栓ケアのための正しい洗顔方法


毛穴汚れをしっかり落としつつ、肌に負担をかけない洗顔方法をレクチャーします。

STEP1:ホットタオルなどで毛穴周りを温める

肌を温めることで、毛穴に詰まった角栓がゆるみ、取れやすくなります。お風呂で湯船に入った後にケアすると毛穴も開いていて効果的。

STEP2:洗顔ネットで泡立て

きめ細かい泡は、毛穴に入り込み汚れを洗い流してくれます。少しツノが立つぐらいの弾力のある泡をしっかりたてましょう。

STEP3:泡で洗う時間は30秒~1分

皮脂は外部の刺激から守ってくれる役割があります。長時間の洗顔は、肌にとって必要な皮脂までも取り去ってしまうため、短時間での洗顔時間を心がけましょう。

毛穴洗顔後は素早く保湿

洗顔後はうるおいを守る皮脂膜やNMF(天然保湿因子)が洗い流され一時的に肌のバリア機能が弱まっています。失った潤いをスキンケアで補って、バリア機能を復活させましょう。

洗顔での毛穴ケアの効果を高める方法

きめ細かい泡をたて、肌に触れるか触れないか程度の弱い力で、泡を転がすように洗うと効果的。指の腹で小鼻や気になる箇所をくるくるマッサージしながら、泡が毛穴から汚れを取り去るイメージで洗うと良いでしょう。

毛穴を目立たなくするスキンケアのコツは?

紫外線によるダメージは、真皮にあるコラーゲンやエラスチンがダメージを受け、肌の弾力を失ってしまう原因にも。紫外線ケアは一年中、また室内にも降り注いでいるので、外出しないときでも紫外線ケアを行うようにしましょう。

パックを使ったスペシャルケアもおすすめ

毛穴専用のスペシャルケアは気になる毛穴にダイレクトにアプローチできるメリットがあります。しかし効果が高い場合も多いため、毎日使用するのではなく、数日に1回など、使用頻度はご自身のお悩みや肌状態に合わせて使用しましょう。

洗顔で毛穴ケアする際の注意点

肌は刺激を受けるとバリア機能を強化するため皮脂を過剰に出すようになります。ケアの際は刺激を極力与えず、指先で優しく、または手のひらで包み込むように丁寧にケアをすることを心がけると良いですね。

おすすめのスキンケアの手順・ポイント


自分に合った洗顔料で毛穴汚れを予防・改善するために、正しいスキンケアの手順やポイントを知っておきましょう。

基本的に、肌をゴシゴシとこすることはNGです。刺激によって肌が敏感になったり、毛穴汚れが悪化する恐れがあります。

そして、洗顔料の使用頻度や注意事項は必ず確認して守るようにしましょう。

なお、洗顔前にホットタオルで顔を温めると、肌が柔らかくなって毛穴の汚れが洗い落としやすくなるのでおすすめです。

ここからは、正しいスキンケアの手順や注意したいポイントを詳しく解説します。

正しいスキンケアの手順


正しいスキンケアの手順は以下の通りです。


毛穴ケアの正しい手順
①手をしっかりと洗う
②32~36℃程度のぬるま湯で予洗いする
③洗顔料をしっかりと泡立てる
④Tゾーンや頬など、毛穴汚れが気になる場所をこすらず優しく洗う
⑤しっかりとすすぐ
⑥化粧水や美容液、乳液で洗顔後のケアをする

まずは、洗顔前に手をしっかりと洗うことがポイント。手に汚れが残っていると、洗顔料の泡立ちが悪くなります。

そして、洗顔は32~36℃程度のぬるま湯で行いましょう。ぬるま湯で洗うことで、皮脂を浮かせてしっかりと洗い落とすことができます。

また、洗顔中はこすらずに泡を肌の上で転がすように洗うことがポイントです。

最後に、泡や汚れが肌に残らないようにぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。

洗顔後は肌が乾燥しやすいので、化粧水や美容液で水分と美容成分を補給したら、乳液でフタをしてあげてくださいね。

摩擦はNG


洗顔中は、肌を強くこすらずに泡を肌の上で転がしたりやさしくなでたりするように洗いましょう

肌にとって摩擦は大敵です。摩擦は肌を傷つける恐れがあり、傷や刺激によって肌トラブルに発展することもあります。
ぬるま湯でしっかりと泡立てた洗顔料を使えば、ゴシゴシとこすらずとも汚れや余分な皮脂を洗い落とすことが可能です。

そして、洗顔後にタオルで顔をこすりながら拭くのもNGです。洗顔後は肌を押さえるようにやさしく拭いて、強い刺激を与えないように注意しましょう。

時間があるときは洗顔前のホットタオルがおすすめ


洗顔前にホットタオルで顔を温めると、肌が柔らかくなって毛穴が開きやすくなり、毛穴に詰まった汚れを落としやすくなります。

さらに、顔を温めることで血色が良くなり明るい印象になるほか、緊張もほぐれるのでリラックス効果も得られます。


ホットタオルの手順
①クレンジング
②ホットタオル
③洗顔
④化粧水・美容液・乳液などでのスキンケア

ホットタオルは1分~3分程度を目安に取り入れてみてくださいね。

洗顔の使用頻度を守りましょう


洗顔は、必ず洗顔料の使用頻度を守るようにしましょう。基本的には朝晩の2回行います。

洗顔の回数が多すぎると肌に必要な皮脂や保湿成分も洗い落とすことになり、肌が乾燥しやすくなります。
その結果、肌のバリア機能が低下してしまう恐れがあるのです。

反対に洗顔の回数が少なすぎると汚れや余分な皮脂が落とせないため、肌トラブルに発展することも。

正しいスキンケアを行うために、必ず洗顔の使用頻度を守りましょう。

洗顔ブラシは必要?


洗顔ブラシとは、毛穴の奥の汚れや肌に蓄積された汚れを取り除くアイテムです。
洗顔ブラシの細い毛が毛穴の奥まで入り込み、毛穴汚れをしっかりと取り除いてくれるため、毛穴詰まりや黒ずみの改善が期待できます。

・長年毛穴詰まりが解消しない
・化粧水や美容液を肌の奥まで浸透させたい

という方は、洗顔ブラシを使用してもよいでしょう。

しかし、洗顔ブラシを使う際も強い刺激には注意しましょう。

また、長時間の使用もNGです。洗顔ブラシを肌に当て、毛先が折れない程度の力加減で洗ってみてください。

ブラシごとに特徴が異なるため、自分の肌質に合ったものを選んでみてくださいね。

Comment
湯浅みちこ
湯浅みちこ
美容家・コスメコンシェルジュ
洗顔料は肌に長い時間おくとうるおいを奪うため、短時間で済ますことが大切です。
顔の中でも特に皮脂が多い、Tゾーンから洗顔料をのせ、Uゾーン、目の周りの順番で洗うと乾燥しにくくなります。洗顔法ひとつで洗い上がりが変わるので、時間と順番を意識してみてくださいね。

日々コツコツと対策をすることが重要


毛穴ケアは、洗顔以外にも日々のコツコツとした対策の積み重ねが大切です。
特に「クレンジング」と「日焼け対策」はしっかりと行ってみてください。

ここからは、それぞれの対策方法について詳しく見ていきましょう。

クレンジングはしっかりしましょう


クレンジングはメイクや油性の汚れ、毛穴の詰まりを落とすためのアイテムです。
特に油性の汚れを落とす力に優れていて、洗顔だけでは落とせないメイク汚れをきちんと落とすことができます。

洗浄力が強い洗顔料でも油性のメイク汚れを完全に落とすことは難しいので、必ず洗顔前にクレンジングを行うようにしましょう。

クレンジングも洗顔も、毛穴のケアには欠かせない大切なスキンケアです。

紫外線対策をしましょう


紫外線を浴びると肌のコラーゲンやエラスチン繊維が破壊されて、毛穴が開いてしまいます。
そのため、スキンケアだけではなく紫外線対策も必ず行うようにしましょう。

また、紫外線は肌を乾燥させる原因にもなります。肌が乾燥するとターンオーバーが乱れやすくなるので、さらに毛穴汚れが悪化してしまうことも……。

毛穴汚れの悪化や肌のダメージを防ぐために、以下のような紫外線対策を行ってみてください。



紫外線対策の例
・紫外線が強い時間帯(11:00〜14:00頃)はなるべく屋外に出ない
・UVカットの洋服やスカーフを巻く
・日焼け止めを使う
・なるべく日陰を歩く
・襟や袖がある服を着て肌の露出を減らす

毛穴ケアの疑問Q&A

Q

たるみ毛穴の効果的な対策は?

A

毛穴のお悩みに効果的なスキンケアを使用することも大事ですが、食生活も併せて見直してみましょう。脂質や糖質の多い食べ物は、皮脂の過剰分泌の原因となります。スキンケアなどの外側からのアプローチだけでなく内側からもケアを行うことで効果的にアプローチできます。

Q

敏感肌だけど酵素洗顔を使用して良い?

A

毎日の使用ではなく、スペシャルケアとして使用することをお勧めします。例えば週に1回、また乾燥気味の場合には2週間に1回にするなど、ご自身の肌にトラブルが起こらない頻度で使用しましょう。

Q

ベビーオイル洗顔でたまご肌になれる?

A

ベビーオイルは、毛穴の汚れとなじんで浮かせてくれるという特性があるため、マイルドな洗浄力で肌の潤いを守りつつ、黒ずみや詰まりなどの毛穴のケアができるのが最大のポイント。しかし洗い流す際にしっかり乳化させないと、汚れが肌に残ってしまうことも。ナチュラルメイクの日に行ったり、乳化とすすぎをしっかり行うことをお勧めします。

Q

メイクで毛穴をカバーする方法はある?

A

気になる毛穴の場所には、ファンデーションを埋めるようにスポンジなどでトントンと軽くのせると良いでしょう。刺激は毛穴が広がる原因になるので気をつけましょう。メイクはクレンジングで優しく、しっかりオフすることも忘れずに。

Q

毛穴が目立つNGケアはある?

A

毛穴が気になるからと言ってごしごし洗ったり、角栓を無理やり押し出すようなことは余計皮脂が過剰に出てしまう原因になり逆効果です。毛穴の黒ずみや角栓は1日でできたものでないのと同様、ケア自体も丁寧に行い、毎日積み重ねることで効果が実感できるようになります。

Q

メンズにおすすめな毛穴洗顔料は?

A

男性の肌は女性に比べて皮脂量が約2~3倍と多く、加齢に伴い皮脂分泌量が低下しにくいという特性があります。その特性を加味しメンズ洗顔料は作られていたり、ニキビケアや皮脂汚れに特化したものも多いため、男性はメンズ用洗顔料を使用すると良いでしょう。女性用のものを利用するときは、洗浄力が高い商品を選びましょう。

Q

パウダーや泡など、洗顔タイプによる違いは何?

A

パウダーは酵素系成分配合、チューブ型は衛生的に保管が可能、固形(石鹸)タイプは強めの洗浄力を持つなどのメリットがあります。ご自身のお悩みは使用環境によって使い分けましょう。

Q

毛穴パックは使って大丈夫?

A

洗い流すタイプの毛穴パックをお勧めします。はがすタイプの場合、肌の表面にある必要な皮脂まで強力にはがしてしまう可能性があります。どんなタイプのパックでも、アフターケアとして保湿を行うことをお忘れなく。

Q

オロナイン毛穴パックは使って大丈夫?

A

オロナインは「殺菌・消毒」の効果があるため、にきびがある毛穴ケアとしては効果的と言えますが、毛穴ケアとしては本来の使用方法とは異なるためお勧めしません。

Q

炭酸洗顔は毛穴に効果的?

A

炭酸洗顔に含まれている炭酸ガス(二酸化炭素)には、 古い角質を浮かせて吸着する働きがあります 。またきめ細かい泡が作れるため、毛穴に詰まった汚れにアプローチできるメリットがあります。

Q

毛穴トラブルでニキビができた時の対処法は?

A

とにかく刺激を与えないケアを。スキンケアもできるだけシンプルに、洗顔はよくすすぐこと。スキンケアは刺激を与えないようになじませるなどをして経過を見ましょう。膿を伴っている場合は病院へかかることをお勧めします。

Q

毛穴の角栓は押し出していい?

A

毛穴の角栓を押し出す行為は、肌と毛穴を傷つけ、毛穴づまりを悪化させるため控えましょう。

他にも強く押す行為やピンセットで摘む行為は色素沈着や毛穴が内出血する恐れも。毛穴に詰まった角栓は、毛穴化粧水をはじめとするスキンケアでやさしくお手入れすることがポイントです。

Q

毛穴の洗顔で毛穴は小さくなる?

A

毛穴ケアの洗顔は毛穴が気になる肌にアプローチし、正しく使いつづけることで毛穴が目立ちにくくなることが期待できます。

また、スクラブはニキビなど肌トラブルの予防をする役割があるため、毛穴が気になる場合は普段から予防として取り入れることが大切です。毛穴ケアのスクラブで、毛穴を作りにくい肌をめざしましょう。

Q

黒ずみが消えない場合もある?

A

念入りに毛穴ケアをしていても、効果を実感できない場合、産毛が黒ずみの原因になっている可能性も。
役割を終えた産毛は角栓がなければ毛穴から抜けていきますが、角栓が毛穴をふさいでいると、産毛が行き場を失って角栓と混ざりあい黒ずんでしまうのです。

どちらにしてもしっかりスキンケアを行えば、少しずつ改善していく可能性が高いので、日々の毛穴ケアをがんばりましょう。

Q

毛穴パックは毛穴汚れに効果的でしょうか?

A

毛穴パックを使うと、角栓や毛穴汚れを取り除けるため効果的といえます。
しかし、毛穴パックは必要な皮脂や角質まで剥がしてしまいます。その結果、肌が乾燥してしまうため、毛穴パックの使用後はしっかりと保湿ケアを行いましょう。

毛穴汚れは洗顔で解決しましょう!


毛穴汚れは、ターンオーバーの乱れや角栓の酸化、メイクの洗い残しが原因です。ターンオーバーを乱さずに清潔な肌を保つには、洗顔で余分な皮脂や汚れを洗い落とすことが大切

洗顔をする際は、必ず32~36℃程度のぬるま湯で肌をなでるようにやさしく洗ってあげてください。
また、洗顔前にホットマスクを使うと毛穴が開いて汚れを落としやすくなりますよ。

成分や使用感、肌タイプなどから自分にぴったりの洗顔料を選んで、つるんとした肌を手に入れましょう!

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