ページ更新日:2023年1月4日
※監修者は「クレンジングによる毛穴ケア」「クレンジングの役割」「毛穴ケアできるクレンジングの選び方」「クレンジングのやり方」「スキンケアの方法」について監修をおこなっています。おすすめに掲載している商品は監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計したものです。
※本記事における「毛穴ケア」とは、肌にうるおいを与え、キメを整えるお手入れのことをさします。
※本記事で紹介している「毛穴ケアできるクレンジング」のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。化粧品等には認められていません。
毛穴汚れが引き金となっておきる毛穴トラブルは、クレンジングでのケアがおすすめです。
毛穴開きなどのトラブルは、過剰な皮脂分泌や厚くなった角質、生活習慣が大きく影響しています。
そもそも毛穴は、肌の奥から伸びる体毛を包む毛包管が肌表面で開いたもの。皮脂を分泌する皮脂腺の出口の役割がありますが、特に顔の毛穴は多く毛包管・皮脂腺が大きいため目立ってしまうのです。
この記事ではそんな毛穴トラブルをケアする方法を、クレンジングの使い方を中心に解説していきます。
クレンジングを「安いから」「人気商品だから」という理由で選ぶと、毛穴悩みやトラブルは改善しにくくなります。
以下でクレンジングの選び方のポイントを紹介していくので、自分に合ったクレンジングを見つけてください。
毛穴の開きやたるみには、肌や毛穴を引き締めてハリ感を高める成分を配合したクレンジングがおすすめです。
肌の引き締めに効果的な成分はこちら。
毛穴の開きやたるみが気になるときは、これらの成分がクレンジングに入っているかチェックしましょう。
また保湿をしっかり行うことも、たるみ・開き毛穴の改善につながります。化粧水や乳液を活用して、肌にしっかり水分を与えましょう。
毛穴に詰まった角栓や黒ずみなど油性の汚れを落とすクレンジングですが、種類によって特徴や洗浄力が異なるので見てみましょう。
種類 | 肌への負担・洗浄力・特徴 |
---|---|
オイル | 肌への負担:強 洗浄力:強 特徴:濃いメイクもすばやく落とせる。がんこな皮脂汚れやウォータープルーフ成分もきちんと落とせる |
ジェル | 肌への負担:やや強 洗浄力:やや強(油性>オイルイン水性>オイルフリー水性) 特徴:厚みのあるテクスチャーで摩擦を減らす。オイルフリー水性ジェル、オイルイン水性ジェル、油性ジェルの3タイプ |
クリーム | 肌への負担:やや弱 洗浄力:やや弱 特徴:水分が多く保湿効果が高い。肌になじませるのに時間がかかる。洗い上がりしっとり |
ミルク | 肌への負担:弱 洗浄力:弱 特徴:軽めのメイク向き。低刺激で肌にやさしい。乳液状で使用感が軽い |
自分の肌質に合わせたクレンジングを選ぶことは、肌トラブルを防ぎ美肌づくりのベースになります。クレンジングにはオイル、ジェル、クリーム、ミルクなど様々なテクスチャータイプがありますが、毛穴に悩みを抱えている方は、毛穴トラブルの種類に関係無く、油分の少ないジェルタイプのクレンジングがおすすめ。あとは肌タイプに合わせて、より最適な種類を探しましょう。
肌のタイプ別にオススメするクレンジングの種類は以下のとおりです。
乾燥肌はマイルドな洗浄力で肌にうるおいを残しながらメイクを落とすクレンジングがおすすめです。
ミルクタイプは油分や界面活性剤の含有量が低く、クレンジングにおける肌ダメージを軽減してくれます。
洗浄力が強くないため、ウォータプルーフタイプのメイクやポイントメイクは落ちにくいので、ポイントリムーバーをうまく活用しましょう。
脂性肌はメイクや皮脂の汚れをしっかり落とすオイルタイプを選びましょう。
オイルが毛穴の奥まで浸透するため、濃いメイクや頑固な皮脂汚れにアプローチします。ただし、肌がつっぱりやすいため保湿ケアは念入りに行いましょう。
乾燥とベタつきが混在する混合肌は、低刺激で肌に負担のかからないタイプを選びましょう。
乾燥部分が多い人は「乾燥肌向けクレンジング」、皮脂部分が多い人は「オイリー肌向けクレンジング」を選択する方法もあります。
また混合肌の人は、ベタつくTゾーンはさらっとしたもの、乾燥する頬はしっとりとした高保湿なものでケアするなど、パーツによって保湿アイテムを使い分けるなどの工夫もおすすめです。
肌負担や刺激を抑えたクレンジングが大切な敏感肌は、ミルクタイプやオイルタイプを上手く使い分けることがポイント。
ミルクタイプは肌をこすらず負担の少ないメイク落としができ、敏感肌も安心してお使いいただけます。一方で、洗浄力の強いオイルタイプは汚れ落ちが良く、力を加えずにスピーディにメイク汚れを落とすことが可能です。
オイルタイプは肌負担が大きいと言われますが、長時間のクレンジングによる肌への刺激は少なくなります。また正しく使えば、皮脂が残り毛穴トラブルにつながる心配は少ないでしょう。
併せて敏感肌の方は、商品にこのような表示があるかどうかもあわせてチェックしてみてください。
敏感肌はミルクタイプとオイルタイプのメリット・デメリットを理解し、選んでいきましょう。
しっかりメイクなら洗浄力の高いものを、ナチュラルメイクなら洗浄力が穏やかで肌にやさしいものを選びましょう。
毛穴ケアで大事なことは皮脂や汚れをしっかり落とすことです。
濃いメイクに使えるクレンジングの種類はこちら。
・オイルタイプ
・バームタイプ
・油性ジェルタイプ
オイルタイプはウォータープルーフなど落ちにくいメイク向きです。バームタイプは肌にのせると体温で溶けてオイル状になり、油性ジェルタイプとともにしっかりメイクの汚れを落としてくれます。
ナチュラルメイクの日に使えるクレンジングはこちら。
・ミルクタイプ
・クリームタイプ
・水性ジェルタイプ
ミルクタイプは、洗浄力は低めですが肌負担が少なく、クリームタイプは油分の割合が多いので乾燥肌の人向け、水性ジェルタイプは油性に比べて洗浄力は落ちますが肌にやさしいです。
ナチュラルメイクなら肌負担をかけずともしっかり汚れを落とせるので、肌へのやさしさを最優先にクレンジングを選びましょう。
「W洗顔不要」「濡れた手でも使える」「マツエクOK」など、アイテムの使いやすさや機能にも注目を。
特徴の違う複数種類のクレンジングをそろえ、その日の体調やメイクの濃さに応じて使い分けがおすすめです。特にクレンジングの種類や成分、肌悩みでアイテム数を絞れたら、最後はライフスタイルに合った使い方で選びましょう。
肌悩みや肌質、メイクは年齢とともに変化するため、年齢に合わせてアイテムを見極めましょう。
20代前半におすすめ
・余分な皮脂を落とす洗浄力のあるクレンジング
・皮脂トラブルケア(毛穴・ニキビケア)に特化したタイプ
20代後半におすすめ
・保湿力のあるクレンジング
・スルッとメイクが落ちてすすぎに時間がかからないもの
30代におすすめ
・保湿力のあるクレンジング
・肌に優しく洗浄力もあるタイプ
40代におすすめ
・保湿力のあるクレンジング
・毛穴の引き締め成分を配合
年齢別に見た際に、20代後半からは肌の乾燥ケアができる保湿力を重視したタイプがおすすめ。年齢に伴う肌の変化に応じて選ぶと肌に合ったクレンジングが可能です。
毛穴開きの原因は肌の乾燥や過剰な皮脂分泌、老化による皮脂量の低下、紫外線、食生活、ストレスなどが挙げられます。毛穴開きの最大の原因は潤いの低下で、肌が乾燥を招くライフスタイルや加齢は特に大きく影響しています。
中でも加齢による開き毛穴はたるみ毛穴とも呼ばれ、真皮のコラーゲンやエラスチンが減少し毛穴が下へ広がった状態。
またニキビ肌を引っ掻く・無理に潰すと、毛穴が開いてしまうためニキビケアには注意が必要です。
加齢により、肌のハリをキープするコラーゲンやエラスチンなどが少なくなると、毛穴のたるみに影響が出ます。コラーゲンやエラスチンが減少すると、引き締まった毛穴の構造が崩れだんだん毛穴が開いてきて目立ちやすくなるのです。
コラーゲンやエラスチンの減少を防ぐためには紫外線対策が有効。外出時には日焼け止めをしっかり塗りましょう。
年齢を重ねると、どうしても皮膚がたるんでくるもの。その皮膚のたるみによって毛穴が引き伸ばされると、しずく型で毛穴の開きが目立ちます。
頬などに目立つ開き毛穴は、このような皮膚のたるみによるものが多いでしょう。
たるみによる毛穴トラブルも、紫外線対策とスキンケアの保湿が大切です。
ついついやってしまいがちですが、これらはすべて毛穴トラブルを引き起こす原因になるため控えましょう。
毛穴の汚れや角栓を取る行為は、皮膚を傷つけ炎症や毛穴開きを悪化させてしまいます。
また肌の乾燥は毛穴開きを招くため保湿を徹底し、基礎化粧品を見直して肌の土台をすこやかに整えましょう。
自分にぴったりのクレンジングを見つけるために、まずは自分の毛穴タイプをチェック。見た目や症状が違えば、ケアの仕方も異なってきます。
・しずく型の毛穴
・年齢を重ねることでできやすく、肌にハリ感を与える成分をチョイス
・レチノール配合の化粧品でケア
肌の弾力をキープしてくれるコラーゲンやエラスチンなどの成分は、年齢を重ねるにつれ必ず減少していきます。たるみが原因の場合は、セルフケアで改善するのは難しい場合もありますよね。
そんなときは、美容医療などを視野に入れても良いでしょう。たるみやリフトアップ効果のあるHIFUなどが人気です。HIFUとは「高密度焦点式超音波」と呼ばれている施術で、皮膚の深層部分から筋膜にかけて照射します。
気になる方はぜひ医療機関で相談してみてください。
たるみや毛穴に効果的な美容医療は、美容整形外科以外でも皮膚科や形成外科で背術を行なっている場合もあります。「急に整形外科に行くのは……」と抵抗のある方は、皮膚科などで相談してみてはいかがでしょうか?
クリニックは、あらかじめホームページや口コミをチェックしてから選びましょう。
・オイリー肌や乾燥肌の人に多い
・ビタミンC配合の化粧品で肌を引き締めるケアを
・皮脂が過剰分泌して角栓が毛穴に詰まっている状態
・肌をやわらかくして角栓を取り除いていくことが大切
・詰まり毛穴が酸化している状態
・抗酸化作用の成分をチョイス
・角質が積み重なって肌が硬くなることで毛穴が開いたままになる
・肌のターンオーバーを促す成分でのケアや食生活の改善などが大切
5つの毛穴のタイプで特にクレンジングと相性が良いのは「詰まり毛穴」と「黒ずみ毛穴」。クレンジングで皮脂やメイク汚れをしっかりオフし角栓を除去することで、毛穴を目立ちにくくします。
毛穴トラブルのタイプによって、スキンケア方法は異なります。タイプに合っていない間違った対策をしても、なかなか改善には結びつきません。
自分の毛穴のタイプがわかったら、それぞれの悩みに合ったアプローチで毛穴の悩みを改善へ導きましょう。
開いた毛穴の主な原因は、皮脂の過剰分泌によるもの。クレンジングで溜まった汚れを毛穴の奥から取り除いて、収れん化粧水など皮脂をコントロールするアイテムでのケアがおすすめです。
また、ビタミンCは皮脂の分泌量を低下させ、毛穴を目立たなくさせる効果が期待できる成分。食生活や美容液などで取り入れると良いでしょう。
皮脂と角質が混ざった角栓が毛穴に詰まり、悪目立ちしている詰まり毛穴。角栓の詰まりを解消することがケアのポイントです。
詰まった角栓は、無理に押し出したりなどはせず、クレンジングでしっかり溶かして洗顔で洗い落としましょう。
皮脂の過剰分泌を防ぐためにも洗顔後はしっかり保湿をして、肌の水分状態を整えることを忘れずに。
たるみ毛穴は加齢により肌がたるみ、毛穴が目立っている状態。スキンケアで改善するのがなかなか難しい毛穴トラブルです。
スキンケアのポイントとしては、しっかり保湿をしてうるおいを与え肌のキメを整えること。肌のハリをキープすることで、毛穴を目立たなくさせる効果が期待できます。
毛穴の黒ずみが目立つ場合、クレンジングでメイクの残りや皮脂汚れをしっかり落とすことが大切。
また、AHAなどのピーリング成分は、余分な角栓や角質を溶かす作用があり黒ずみ毛穴の改善を目指せます。スペシャルケアとして週1~3の頻度でピーリングを取り入れるのもおすすめです。
すり鉢毛穴は、毛穴の角質異常によってすり鉢状に毛穴が開いた状態です。肌のターンオーバーを正常に戻し、肌にうるおいを与えることが大切。
乾燥対策のスキンケアと紫外線対策を、日々コツコツがんばりましょう。ビタミンC誘導体は皮脂の過剰分泌を抑えるため、すり鉢毛穴にも効果が期待できます。
顔の毛穴トラブルが目立ちやすい場所は、鼻と頬の2ヶ所。この2つは皮脂の分泌量や肌の質感が異なり、毛穴トラブルの種類にも違いがあります。
ここでは鼻と頬にそれぞれ目立ちやすい毛穴トラブルの種類について解説。毛穴トラブルが目立ちやすい場所と原因を知ってスキンケアに役立てましょう!
鼻を含むTゾーンは、皮脂の分泌が多くテカリやすい場所。皮脂の過剰分泌によって、すり鉢毛穴や開き毛穴、黒ずみ毛穴が目立ちやすくふと目について気になる方も多いのではないでしょうか?
鼻の毛穴トラブルを避けるためには、クレンジングでしっかりと余分な皮脂やメイクの汚れを落とすことや、スキンケアで皮脂の酸化を予防し黒ずませないことが大切です。
しかしクレンジングで皮脂を落としすぎて肌が乾燥すると、肌を守ろうと逆に皮脂が過剰分泌してしまいます。クレンジング後は、化粧水でしっかり水分を与えて保湿するのもポイント。
加齢による肌のたるみは、頬のたるみ毛穴を目立たせる原因です。年を重ねることで目立つ毛穴のたるみについては、誰もが通る道でなかなか避けられないもの。
しかし、肌の乾燥を避け、ハリを与えるスキンケアを行うことで目立たなくさせることは目指せるでしょう。コラーゲンやエラスチンなど、ハリと弾力を保つ成分を与えるケアを重視してください。
クレンジングで毛穴ケアを行う際は、メイクの濃さ・肌状態に合わせてクレンジングを使い分け、皮脂や汚れをしっかり落とすことが重要。
濃いメイクの日があれば、時短でクレンジングを済ませたいしたい日など日によって異なるもの。
洗浄力の異なるクレンジングを使い分けることで、肌への負担を抑えながら毛穴汚れの蓄積を防ぎます。
クレンジングは毎日使うものだからこそ、ニーズに合わせてクレンジングを使い分けましょう。
自分に合ったクレンジングが知れたとしても、間違ったクレンジング方法では毛穴汚れは改善されません。
クレンジングで汚れを丁寧に取り除くプロセスを見てみましょう。
①ポイントメイクを先にリムーバーで落としておく
②汚れや皮脂量の多いTゾーン(おでこ・鼻)からクレンジングを塗っていく
③次に頬、そして顔全体にクレンジングを広げていく
④リムーバーを使わなかった場合は、最後に目元と口元をオフする
⑤ぬるま湯でやさしく丁寧にクレンジングを洗い流す
⑥清潔なタオルでやさしく押し当てるように顔の水分を取り除く
ポイントメイクは落とす時に着色料が広がってしまうため、リムーバーを使うのが理想です。また、目や口周りは皮膚が薄くデリケートなため最後にやさしくオフしましょう。
クレンジングオイルを使った毛穴のスペシャルケアはバスタイムに行うと、蒸気で毛穴が開いて汚れが落ちやすくなります。さらにメイクを落とし水分を拭き取ってから行うと効果を実感しやすいです。
毛穴汚れを落とすスペシャルケアの手順はこちら。
シャワーのみの場合、クレンジング前にホットタオルやスチーマーやホットタオルを使う方法も。肌を温めて蒸気で毛穴が開くため、毛穴のスペシャルケアにぴったりです。
ホットタオル美容法には3つのメリットがあります。
メリット1:血行が促進されることでの肌のトーンアップする
メリット2:毛穴が広がりやすくなり奥に詰まった汚れも落としやすくなる
メリット3:肌のごわつきを軽減し、化粧水の浸透を高める
ホットタオル美容法の手順ですが、まずは水で濡らしたタオルを1分ほど電子レンジで加熱し、肌にのせられるまで温度を下げます。そして鼻をふさがないように顔にタオルを乗せて3分ほど放置します。タオルが冷めたら準備終了です。
ホットタオル後は化粧水と乳液で肌のうるおいをしっかり閉じ込めましょう。
毛穴ケアにおすすめのホットタオル美容法の正しい手順はこちら。
蒸しタオルをすると肌の血行を良くする一方、肌の潤いが逃げやすくなってしまいます。蒸しタオルの後は必ず化粧水・乳液で保湿を行いましょう。
毛穴ケアに効果的なクレンジング法はいくつかありますが、中にはおすすめできないNGな方法も。
間違ったケアはいちご鼻を悪化・皮脂に刺激を与えて皮脂分泌が過剰になってしまうこともあるため注意しましょう。
よくやってしまいがちな、角栓除去専用のお手入れセットやピンセット、コメドプッシャーなどを使って角栓をむりやり押し出す方法。
強い刺激を与えることで毛穴周りが炎症し、肌を修復しようと皮脂分泌やターンオーバーが過剰に促されます。その結果、炎症やニキビなどの肌トラブルを起こす可能性が高くなってしまいます。
他にも、角栓の毛穴から細菌が入り毛包炎(おでき)を生じてしまう危険性も。
角栓を除去して一時的にすっきり感を味わえますが、毛穴・肌トラブルを引き起こす可能性が高いです。
ごっそりと汚れを落とす剥がすタイプの毛穴パックは、肌負担が大きくNGなケア法です。
特に肌が刺激を感じるのは、パックを剥がすタイミング。古い角質と一緒に必要な皮脂まで落としてしまい、肌が乾燥・炎症しやすくなります。毛穴の炎症が悪化すると、毛穴が目立つ・症状が悪化するリスクも。
剥がすタイプの毛穴パックを使う場合は使い方や頻度を守り、保湿などのアフターケアを取り入れましょう。
ベビーオイルやホホバオイルといった美容オイルを綿棒に含ませて行う角栓ケアは、すでにある角栓の除去には不向き。
角栓の主要成分はタンパク質。オイルは皮脂のケアには効果的ですがタンパク質まで除去はできないとされています。また、綿棒で強くこすると摩擦で赤みは生じ、皮脂を必要以上に取ってしまうと肌の乾燥にも繋がります。
オイルが毛穴に残れば角栓が増えてしまう原因にもなるため、角質をオイル・綿棒で拭う方法は非推奨です。
毛穴の黒ずみを見るとゴシゴシと擦りたくなる気持ちはわかりますが、摩擦は肌の大敵。肌のバリア機能が低下し老化や乾燥に繋がったり、色素沈着が起こったりするため、擦って洗うのは絶対にNG行為です。
クレンジングでは優しくマッサージをして、洗顔の際も泡で顔を包み込むように洗いましょう。手と肌の間に泡のクッションを作るように顔を覆うのがポイント。
また、スキンケアでコットンを使う場合も、しっかり化粧水を含ませ肌をこするのではなくやさしくパッティングしてください。
皮脂の分泌が多くベタつきやすいからといって、保湿を怠っていませんか? 毛穴トラブルを改善するためには、保湿も重要なポイントです。
保湿ケアを怠ると、肌を乾燥から守ろうと余計に皮脂が分泌してしまったり乾燥が進んでしまう原因になってしまいます。どんなにクレンジングや洗顔を頑張っても、保湿をしなければ毛穴トラブルは改善しにくいもの。
汚れを落とした後に化粧水でうるおいをしっかり与えたら、水分を逃さないよう乳液やクリームで蓋をしましょう。
もちろん、やみくもに保湿をしても肌質によっては油分が多すぎたり、保湿が物足りなかったりすることもあります。自分の肌に合った保湿ケアアイテムや季節に合ったものを使用してください
・クレンジングは毛穴に詰まった角栓や黒ずみを落とす
・クレンジングは肌質や毛穴タイプ、化粧の濃さ、毛穴ケアできるアイテムから選ぶ
・クレンジングやその他のスキンケアも正しく取り入れる
クレンジングによる毛穴ケアで、肌をすこやかに整えていきましょう。
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