【2023年】ニキビ肌向け洗顔料おすすめ人気ランキング|大人&思春期ニキビはなぜ治らないのか?

ページ更新日:2023年5月7日

【2023年】ニキビ肌向け洗顔料おすすめ人気ランキング|大人&思春期ニキビはなぜ治らないのか?
監修者
イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
大学卒業後、日系航空会社にてグランドスタッフとして勤務。落ちないメイクやコスメへの研究に余念がなかった経験を生かし、退職後はライターとして美容メディアをメインにさまざまなジャンルを執筆中。

※監修者は「ニキビの種類にあったケアが大切」「選び方」「洗顔方法」について監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

ニキビケアには、ニキビのタイプに合った洗顔料を使うことが大切。皮脂の汚れを取り除くだけでなく、肌にうるおいを与えて清潔に保ってくれる洗顔料がおすすめです。

中学生や高校生にできやすい思春期ニキビや20代からできはじめる大人ニキビなどは、原因と対策を知って洗顔料を選ぶことが大事です。ニキビ対策の基本はニキビ肌向けの洗顔料で予防を徹底することから。

ドラッグストアで市販されているロゼットやファンケルなどさまざまなブランドのものや、ノンコメドジェニックテストやスクラブ入りなどわかっているようで、あまり効果がわかっていないこともあり、どの洗顔料を買うべきか迷ってしまいますよね。

そこで今回はLASELAに集まった1,500を超える美容ログを分析し、
・ニキビの種類
・洗顔料の選び方
・正しい洗顔方法
を解説しつつ、ニキビケアで悩んだ人がいくつかの美容商品の利用をへて「最後の商品」だと感じたおすすめの洗顔料をランキングで紹介します。

果たしてどの商品がニキビの悩みを解決してくれた洗顔料なのでしょうか? ニキビ肌向け洗顔料の選び方のポイントも詳しく解説するので、ぜひ購入の参考にしてみてください。

なぜニキビが治らないのか? 洗顔料選び間違っていませんか?


大人ニキビは原因もさまざまで、ご自身の症状に合わせて対策していくことが必要になります。
 
「なんとなく」でケアをしていると、炎症が鎮静しないどころか、どんどんひどくなっていくことも。
 
洗顔料でできるのは「汚れを落とす」ケア。でも何となく汚れを落とせば、肌が乾燥して皮脂の増加を招いたり、洗浄力が弱いと汚れを落としきれず、これまた肌トラブルの原因となります。
 
自分の肌質、肌トラブルの症状、どんな肌をめざすかによって使う洗顔料が変わってきます。しっかりと自分に合った洗顔料を選べるようになりましょう。

ニキビの種類に合わせて成分をチェックしましょう


ニキビの種類は年代や肌質、性別などによって異なります。

自分のニキビの種類や症状や種類を見極めて、ニキビタイプに合ったケアを取り入れましょう。

大人ニキビは保湿成分で優しく洗浄


▲「ビオレ スキンケア洗顔料 リッチモイスチャー」洗顔後の肌のふわふわ・モチモチ感が特徴で美容液成分(保湿)配合。価格もお手ごろで手を出しやすい

洗顔時の肌負担を軽減するためには、以下のような保湿成分が配合された洗顔料が良いでしょう。


保湿成分
・グリセリン
・DPG
・BG
・糖類
・ヒアルロン酸

ニキビ肌用の洗顔料は皮脂を取り除く力が強い場合もあり、うるおい不足になることも。乾燥肌用の洗顔料を使うか、洗顔の後は丁寧に保湿することを心がけましょう。

また、殺菌成分(サリチル酸、イソプロピルメチルフェノール)の入った洗顔料を常用すると、大人ニキビ肌にとっては成分が強くダメージのもとになるケースもあるので、避けるのが無難。石けん系の洗浄成分を使用することで、ある程度の殺菌量が期待できるため、殺菌成分は悩みがあるときのみ取り入れるのがベターです。

また、大人ニキビ肌はバリア機能が低下しているのでピーリングは避けるのが無難です。

いろいろ覚えるのが苦手という人は、大人ニキビへの洗顔料選びは、洗浄力が高すぎない「アミノ酸系」の洗浄成分を意識してみてください。特に敏感肌になりやすい大人ニキビのある肌におすすめです。特に洗顔後肌がつっぱる人は洗いすぎの可能性も。マイルドな洗浄成分である下記を覚えておきましょう。

ただし、洗浄力が弱いとその分皮脂を洗い流す力も減ってしまいます。皮脂分泌が多い人は肌にやさしすぎるとかえって洗顔不足になってしまうこともあるので注意しましょう。また、大人ニキビはホルモンバランスやストレスによる影響で起きることもあるため、自分の好きな香りや使用感など、使っていて気分が上がるようなお気に入りの洗顔料を見つけるのもおすすめです。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
顔の中でも皮脂の少ない、口の周辺や頬から顎にかけてのフェイスラインにできやすい大人ニキビは、生活習慣の乱れや乾燥、ストレスも悪化させる原因になるので注意しましょう。

思春期ニキビは「抗炎症、殺菌成分」でしっかり洗浄


▲ 「メンソレータム アクネス ニキビ予防薬用クリーム洗顔」殺菌成分イソプロピルメチルフェノールと、抗炎症成分グリチルリチン酸ジカリウム配合で、ニキビのもとになるアクネ菌を毛穴の奥まで殺菌し、炎症を抑えてニキビを防いえでくれる。

思春期ニキビには、抗炎症成分・殺菌成分が配合されている肌の炎症を抑える「抗炎症成分」が入っている洗顔料がおすすめ


抗炎症成分
・グリチルリチン酸2K
・アラントイン
殺菌成分
・サリチル酸
・イソプロピルメチルフェノール

思春期ニキビに悩む10代の時期。通販等でニキビケア化粧品を買いたくても、学生の間はクレジットカード決済が使えず断念する方も少なくないようです。ドラッグストアやスーパーマーケット等で買える、プチプラのニキビ用洗顔の商品選びも、成分をしっかり知っておくことで迷わず選べるようになります。

思春期ニキビには、過剰な皮脂を洗い流せる比較的洗浄力の高い「石けん系洗浄成分」がおすすめ。

石けん系の洗浄成分といっても、見た目は固形石けんからフォームタイプのものまでさまざま。成分に注目しつつ、形状は自分の使いやすいタイプを選んでくださいね。

またニキビ用洗顔料の中には、ニキビの原因となる「アクネ菌」の増殖を防ぎアクネケアをしてくれる「殺菌剤」が含まれているものもあります。
ニキビに直接アプローチしたい人にはおすすめですが、使いすぎると肌の常在菌のバランスを崩してしまい、ニキビが慢性化してしまうことも。週に2~3回、皮脂が多いと感じるタイミングで使うようにしましょう。

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イナバスズ
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日本化粧品検定一級、美容ライター
思春期の肌はとてもデリケートなので、泡立てネットを使って泡で包み込むように摩擦に注意しながら洗う、肌ざわりのよいタオルで肌をこすらないように水分をふき取るなど、丁寧でやさしい洗顔を心がけてください。

ニキビ跡には鎮静作用がある成分がおすすめ


炎症が残り赤みのあるニキビ跡には、抗炎症成分と鎮静作用のある成分が含まれている洗顔料を利用しましょう。

ニキビの炎症がおさまって茶色く跡が残りそうな時は、美白成分が入っているものでケアしましょう。


赤みのあるニキビ跡には抗炎症成分
・グリチルリチン酸2K
・アラントイン
・トコフェロール酢酸エステル など
茶色なったニキビ跡をケアする成分
・ビタミンC誘導体
・トラネキサム酸
・アルブチン など

繰り返すニキビにはノンコメドジェニックテスト済みを試してみて


ノンコメドジェニックテストとは、ニキビのもとになる「コメド」ができにくい処方かどうかをチェックするテストのこと。
「ノンコメドジェニックテスト済」の表記がある化粧品は、第三者機関によって行われたテストをクリアしている商品です。

ノンコメドジェニックテスト済の商品を使っていたら「絶対にニキビができない」とは言い切れませんが、ニキビケア洗顔料を選ぶときのひとつの目安としてぜひ活用してください。

機能や成分で選ぶ


洗顔料は肌の洗浄に加えてプラスの効能・成分を配合した洗顔料もあります。理想の肌から逆算してプラスアルファの機能や成分をチョイスしましょう。

毛詰まりに悩むならピーリング成分


肌に残った古い汚れや角質を落とすピーリング成分は、不要なオイルや角質を取り除き肌のターンオーバーを整えてなめらかな肌へ導いてくれます。

ピーリング成分を配合した洗顔料は、ニキビの原因である毛穴詰まりの解消にも効果的です。


角質に効果的なピーリング成分
・酵素
・酸(AHA・BHA)
・スクラブ など

オイリー肌に悩むならクレイ成分


脂性肌や混合肌で皮脂のテカリ・ベタつきが気になる場合はクレイ成分を配合した洗顔料を取り入れましょう。クレイには、テカリやベタつきの原因となる皮脂を吸着して落とす効果が期待できます。


オイリー肌にはクレイ成分
・ベントナイト
・海シルト
・モロッコ溶岩クレイ など

刺激しない成分


ニキビケア化粧水を選ぶ時には、できる限り刺激性が懸念されるのが無難です。
肌にトラブルが起きやすい敏感肌の人にとっては、「エタノール」や「メントール」などの成分が刺激になることも。どちらもさっぱりとした使用感をもたらす成分ですが、敏感肌の人はピリピリとした刺激を覚えたり、皮膚が乾燥しすぎたりすることも。

化粧水を使ったときに刺激を感じる人は「アルコールフリー(エタノール無添加)」と表示されている洗顔料をチェックしてみてください。また、「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」「スティンキングテスト済み」と記載された化粧品を選ぶのも手ですよ。

泡立ちの良さや香りなど使用感を大事に


▲もちもちした泡立ち感が使い心地良さそうな「アルソア クイーンシルバー

洗顔料は毎日使うものなので、心地良く使えるものがいいですよね。

とくに洗い心地や容器の使いやすさは、毎日使いつづけるうえで重要なポイントです。

また、すっきりした柑橘系の香りや、清潔感のある石鹸の香りは誰にでも好まれやすい無難なものなので、どれを選んでいいかわからない方はチョイスしてみましょう。

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イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
丁寧な洗顔で肌を清潔に保ち、保湿ケアを行うことはもちろんですが、規則正しい生活、栄養バランスを考えた食事など、体の内側からのケアもいっしょに心がけましょう。

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

「白、黒、赤、黃」ニキビの症状、段階別の洗顔の注意点は?

ニキビには、4つの種類と段階があります。

ニキビは白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビという順番で悪化していきますが、洗顔時にその症状や段階に応じて意識した方が良い点を以下にまとめます。

白ニキビがあるときの洗顔

白ニキビは、毛穴に余分な皮脂や角質が詰まった状態。目視ではじっと見ないとわからない程ですが、肌触りがザラッとしていることが多いです。酵素やクレイなど、角質ケア成分が配合された洗顔料を意識して選びましょう。

黒ニキビがあるときの洗顔

黒ニキビは、白ニキビが進行して角栓が黒ずんでしまった状態です。ポツッとした黒い毛穴が気になり、ついつい潰してしまいたくなる人も多いですが、無理に取ると毛穴が広がってしまうことも。黒ニキビの状態の洗顔は、AHAやスクラブなど、余分な角質をしっかり取り去ってくれるものを選びましょう。洗顔用の毛穴ブラシなどを併用するのもおすすめです。

赤ニキビ&黄ニキビがあるときの洗顔

赤ニキビは、黒ニキビが進行し赤く炎症を起こしている状態。黄ニキビは赤ニキビがさらに進行し、黄白色の膿を持ってしまった状態。痛みや腫れを伴うため、普段使っている洗顔料では刺激が強くて使えないことも。

また、赤ニキビや黄ニキビは目立つのでコンシーラー等で隠したくなりますが、濃いメイクをしてそれをしっかり落とすためにゴシゴシ擦るのは絶対にNG。アクネ菌対策や炎症を抑える成分が入っている洗顔料を選ぶのがおすすめです。

洗顔料の正しい使い方は?


洗顔は1日2回、洗顔料をたっぷり泡立ててTゾーンなど皮脂が多い部分を中心にやさしく洗いますUゾーンや生え際のすすぎ残しに注意しながら、ぬるま湯でしっかり洗い流してください。

肌がべたつくときも、過剰な洗顔は逆効果。朝晩2回を守ってくださいね。

ぬるま湯で予洗いする


洗顔料を使用する前に、ぬるま湯で顔を予洗いして汚れを落としておきます。
皮脂やホコリなどの汚れは、洗顔の泡立ち効果を減少させる原因に。

人肌程度のぬるま湯(33度~35度くらい)によって肌のうるおいを残しながら余分な汚れを速やかに落とすことができます。

泡立てネットでしっかり泡立てる


洗顔料は泡だてネットを使用し、ぬるま湯を少量ずつ加えながらしっかり泡立てておきます。

理想は手を逆さにしても落ちないくらいの弾力泡。
しっかり泡立てることによって、洗顔時の手と顔の摩擦やニキビへの刺激を軽減することが可能です。

顔全体を優しく丁寧に洗う


皮脂が多いTゾーンから、泡で包み込むように顔全体を優しく洗います。

皮膚を擦らず、泡を転がすようにして速やかに洗いましょう。
長時間の洗顔は肌の乾燥やニキビが悪化する原因になるため、使用時間を守ることも大切です。

ぬるま湯で綺麗に洗い流す


ぬるま湯を顔全体にかけるようにして、洗顔料を丁寧に洗い流します。

洗い残しはニキビや肌荒れといった肌トラブルの原因に。フェイスラインのこめかみや顎の下、小鼻の脇などは洗い残しがないよう、注意しながら洗い流しましょう。
ここでもなるべく肌を擦らないことが大切です。

タオルで優しく水気を拭き取る


十分にすすいだ後は、柔らかく清潔なタオルで水気を拭き取ります。

タオルはゴシゴシと拭くのではなく、ポンポンと軽く押さえるようにして使用しましょう。

洗顔後は1分以内に保湿ケア


乾燥から自分の肌を守るためには洗顔後1分以内に保湿することが大切です。肌から水分が蒸発しきる前に保湿をしてスキンケアを徹底することで美しい肌へと一歩近づけます。
 
洗顔後は化粧水で水分を与えた後に。乳液やクリームで水分が逃げないようフタをしましょう。

思春期ニキビと大人ニキビの違いは?


ニキビは、できる年齢によって「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」に分けられます。どちらもニキビであることには変わりありませんが、原因やできる場所、ケア方法が異なります。まずは自分がどのような原因でニキビができやすいのかを理解し、自分の肌タイプに合った洗顔料を選びましょう。

大人ニキビの原因

20代以降にみられる大人ニキビの主な原因は乾燥。フェイスラインやあご周りなど、皮脂の分泌が少ないUゾーンにできるのも特徴です。肌のバリア機能が低下しているため、洗顔で乾燥してしまわないように、肌にやさしい洗浄力の穏やかな洗顔料で抗炎症成分をプラスするのがおすすめです。


ニキビのできる場所:頬、口周り、あご
主な原因:乾燥

大人ニキビのケアの基本

20歳以上の肌にできやすい大人ニキビは、不規則な生活やホルモンバランスの乱れなどが原因。あごや頬など、乾燥する部分に多くできる点が特徴です。大人ニキビには、ニキビケア化粧品の使用や生活習慣の見直しがおすすめ。洗顔料を選ぶときは下記の成分が入っているかチェックしましょう。


ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体にはニキビ跡をケアする効果が期待できます。抗酸化作用があるため、医薬部外品と記載されることも多いです
グリチルリチン酸
ニキビや肌荒れの炎症を抑える働きがあります。漢方薬の甘草に含まれる成分です
イソプロピルメチルフェノール
ニキビの原因となるアクネ菌の殺菌作用があります

これらの成分が含まれている洗顔料は、大人ニキビ対策におすすめなので覚えておきましょう。

思春期ニキビの原因


思春期ニキビは、皮脂の過剰分泌が主な原因です。おでこから鼻にかけての皮脂分泌が多いTゾーンにニキビができやすいのが特徴。消炎・殺菌効果のある薬用洗顔料を使ったり、皮脂を洗い流す洗浄力のある洗顔料がおすすめです。


ニキビのできる場所:Tゾーン(おでこ・鼻)、顔全体
主な原因:皮脂過剰

思春期ニキビのケアの基本

過剰な皮脂分泌により生じる思春期ニキビ。

中学生や高校生くらいまで間の思春期ニキビへの悩みは、多くの人が通る道。大学生になっても脂性肌の人は悩まされることも多いでしょう。思春期ニキビは、成長に伴って男性ホルモンの影響を受けることで過剰な皮脂の分泌が起こり、毛穴が詰まってアクネ菌が増殖することで引き起こされると言われています。

気になって潰してしまうと、大人になってからも治らないニキビ痕に悩まされることも。
思春期ニキビでは、薬用ニキビケア化粧品や皮脂分泌を抑えるニキビケア化粧品を使ったケアが大切です。

しっかり洗顔をし、アクネ菌の増殖や炎症を抑えてケアしていくことが思春期ニキビ対策の基本です。

ニキビの原因は男女で違う?


男性の肌は乾燥しやすく、女性の肌は変化しやすいのが特徴です。

男性の肌は女性に比べて皮脂の分泌量が2〜3倍と多いですが、一方で水分蒸発量は女性の2倍以上。皮脂が多いため乾燥を感じにくいですが、実は乾燥しやすいのが男性の肌。

女性の肌は男性に比べて保湿力は高いのですが、外的要因によるダメージを受けやすいのが特徴。またホルモンの影響も受けやすく、生理周期や年齢によるホルモンバランスの変化により肌の状態が変化します。

ニキビができる原因としては、男性は毛穴の詰まりやヒゲの手入れ、脂っこい食事。女性は生理周期や肌の乾燥、メイク残りなどがニキビに大きく関係してきます。

ホルモンバランスの乱れによるニキビのケア


ストレスや不規則な生活、生理前などホルモンバランスが乱れると、肌の状態が不安定になりニキビができやすい状態。

ホルモンバランスの乱れによるニキビは、その時の肌に合わせたニキビケア化粧品でケアしましょう。
またニキビの悪化を防ぐために、規則正しい生活やストレスフリーな生活を心がけることも重要です。

皮脂分泌の活発な男性に多いニキビのケア


男性は女性に比べて皮脂量が多く、毛穴詰まりによってニキビができやすい状態です。
他にも、ヒゲ剃りによって日常的に肌に刺激を加え、肌のバリア機能が低下していることもニキビを作る原因に。

長期的に繰り返す慢性ニキビのケア


なかなか治らない繰り返しのニキビは、ニキビの根っこと呼ばれる微小な毛穴詰まりが残った状態。

慢性的なニキビは、ニキビが治った後もしばらくはニキビケア化粧品を続けることが大切です。
他にも、現在取り入れているニキビケアを見直し、症状が悪化する場合は皮膚科の受診を推奨します。

男性のニキビには皮脂の分泌を抑えて肌を整えるニキビケア化粧品をチョイス。
ニキビを放置すると重症化するリスクも高まるため、早めにニキビケアを取り入れましょう。

ニキビ跡のケア


ニキビの炎症が終わった後に、ニキビ跡と呼ばれる瘢痕が残ることがあります。炎症性ニキビによる肌ダメージが回復せずに、皮膚の組織が正常に修復されなかった場合、クレーターのように残ってしまうことも。

特に色素沈着や赤みのあるニキビ跡には、ビタミンCの入った化粧品の使用がおすすめ。

また適度な睡眠や運動、食生活の見直しによって体の内部から肌を良い状態に保ちましょう。

おすすめの生活習慣



健やかな肌作りには生活習慣の見直しが欠かせません。
・できるだけ決まった時間に寝る
・寝る前の飲食は控える
・布団に入ったらテレビやスマホを見ない
・甘いものや脂っこいものを食べすぎず、肉・魚・卵・野菜などさまざまな食品をバランス良く食べる
といったことを意識してみましょう。

治らない・悪化する場合は皮膚科を受診


ニキビは立派な皮膚トラブルなので、なかなか治らない・悪化した場合は皮膚科の受診を推奨します。
ニキビの状態に合わせて治療を行うため、セルフケアに比べてニキビケアの即効性は高くなります。

早めに皮膚科を受診して処方薬を使うことで、短い治療期間で綺麗にニキビを治すことができるでしょう。

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