ほうれい線をカバーするコンシーラーはどう選べば良い？ おすすめの塗り方やメイク法も
ページ更新日：2023年5月10日
- 宍井えり
- コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト
- 国内化粧品メーカー勤続15年。商品企画やセールスプロモーションをはじめ、商品紹介webページ制作や、オウンドメディア・コスメアプリの美容関連記事やコラム執筆を行う。日本化粧品検定1級、化粧品成分検定1級、JPMパーソナルメイクジュニアドバイザー。
※監修者は「コンシーラーの成分」「コンシーラーの使い方」「コンシーラーの選び方」「ほうれい線をカバーするメイクの方法」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
年齢とともに目立ちやすくなるほうれい線は、コンシーラーでカバー&ケアがおすすめ。
しかし種類や色が豊富で、どんなコンシーラーを選べばいいか迷ってしまうことも少なくないのではないでしょうか？
そこで今回は
・ほうれい線ができる原因
・コンシーラーの役割
・ほうれい線をカバーするコンシーラーの塗り方
を解説しつつ、ほうれい線で悩んだ人がいくつかの美容商品の利用をへて「最後の商品」だと感じたコンシーラーをランキング形式で紹介します。
コンシーラーでほうれい線を綺麗にカバーしよう
ファンデーションだけでは目立ってしまう肌の色ムラや気になる部分を、部分的にカバーできるのがコンシーラー。
目の下のクマやシミ、ニキビ痕などを隠すために使う方が多いですが、ほうれい線をカバーするのにも大活躍するアイテムです。
ほうれい線が目立つと、年齢より老けて見えたり疲れた印象を与えたりしてしまいます。
スキンケアだけでほうれい線を改善するには限界があるので、コンシーラーを使ったメイクで上手にカバーするのがおすすめです。
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そもそもほうれい線が目立ってしまう原因は？
肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンなどの線維芽細胞が変性し、衰えることが原因でできる深いシワがほうれい線です。
シワのくぼみができるのと同時に、肌が弾力を失ってたるみ、頬の皮膚や脂肪が下がって“影”ができます。この“影”がほうれい線を目立たせているのです。
“影”によって目立つほうれい線を、メイクでカバーできるのがコンシーラーです。
コンシーラーで“影”を消したり、周囲を明るくみせたりするテクニックを使うと、ほうれい線が気にならなくなります。
ほうれい線を隠し、消すコンシーラーの選び方
ほうれい線をカバーするためのコンシーラーは、「色」「テクスチャー」「スキンケア成分」の3点をポイントに選びましょう。
コンシーラーにはさまざまなタイプがあり、使う用途や使う部分によって使い分けが必要です。
目の下のクマに適したものやニキビ痕に最適なものは、ほうれい線をカバーする用途とは「色」「テクスチャー」「スキンケア成分」のパフォーマンスが異なるからです。
コンシーラー選びを間違って使うと、かえってほうれい線が目立ったり化粧崩れを起こす原因になってしまいます。
ほうれい線カバーに使うコンシーラーは、どのような「色」「テクスチャー」「スキンケア成分」を選んだらよいのか、チェックしてみてください。
肌と「同じ色」のコンシーラーで選ぶ
ほうれい線のコンシーラー選びで、一番のポイントが色選びです。色味は肌と同じ色または少し明るめの色を選びましょう。
肌よりも暗ければさらに影が濃くなって、ほうれい線を強調してしまいます。反対に肌より明るすぎると、ほうれい線の部分が不自然に浮いて目立ってしまうからです。
コンシーラーのカラーバリエーションは少ないことが珍しくないので、自分の肌と同じ色が見つけられないこともあります。
その場合は2色を混ぜて使うなどして、色をできるだけ肌の色に近づける工夫をしてみてください。
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柔らかく伸ばしやすいタイプで選ぶ
ほうれい線に使うコンシーラーには、リキッドやクリームタイプの伸びのよいものがおすすめです。筆ペンタイプやチップタイプでペンシル型のボトルに入ったアイテムが向いています。
コンシーラーでのほうれい線カバーは、比較的広範囲をコンシーラーで明るくして影を消すテクニックを使います。
固めでしっかりと色がつく高カバータイプは伸びが悪く、厚ぼったく仕上がるのでほうれい線カバーに最適ではありません。
ほうれい線は皮膚がよく動く部分なので、コンシーラーが厚めに塗られていると、時間がたってよれてしまう可能性もあります。
固形のスティックタイプやパレットタイプのコンシーラーは、やや硬めのテクスチャーのアイテムが多いので、ほうれい線に使うには避けたほうが無難です。
保湿成分を配合したタイプで選ぶ
コンシーラーを選ぶ際には、保湿作用のあるスキンケア成分が配合されているかもチェックしましょう。
肌がうるおっていればコンシーラーのなじみがよくなるので、よれたりムラになったりするのを防ぎ、ほうれい線をカバーする効果が長持ちします。
ほうれい線は皮膚がよく動くので肌が乾燥しやすく、小じわもできやすい部分です。
小じわにコンシーラーが溜まるとかえってほうれい線が目立ってしまうので、充分な保湿で肌を乾燥させないことが大切です。
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- コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト
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コンシーラー ほうれい線
おすすめ商品
情報公開日：2022年11月11日
1件
ほうれい線をカバーするコンシーラーの塗り方
1：ほうれい線に対して垂直上向きに、コンシーラーで線を3本くらい引くようにして液を塗布する
2：指の腹を使ってコンシーラーを上へ向かって薄く広げ、肌によくなじませる
3：スポンジでトントンとやさしくコンシーラーを肌に叩き込む
4：フェイスパウダーまたはパウダーファンデーションを薄くつけてコンシーラーを抑える
※コンシーラーを塗る順序は、リキッドやクリームファンデーションの場合はファンデーションを塗った後、パウダーファンデーションの場合はファンデーションを塗る前です。
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- コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト
ほうれい線をカバーするメイクのポイント
コンシーラーでのカバーを効果的にみせるには、肌のベースづくりや各パーツの見せ方も大切なポイント。
肌のベースが整っていないと、コンシーラーが化粧崩れを起こしやすくなります。
また、ほうれい線のカバーは物理的にほうれい線を消すのではなく、視覚的に目立たなくするメイクテクニックです。
ほうれい線だけでなく、メイク全体での顔のバランスを整える必要があります。
スキンケア、ベースメイク、仕上げでの3つのポイントをチェックしてみてください。
①メイク前の下準備でベースを整える
時間がたってほうれい線部分が乾燥したり、コンシーラーがよれたりしないように、スキンケアで保湿を充分に行い、肌を柔らかくしてうるおいを与えておきましょう。
脂性肌の方はベースを塗る前に、柔らかいティッシュで皮脂を軽く押さえておくと、メイクが崩れにくくなります。
ファンデーションを塗る前には、肌がトーンアップする下地を使うのもおすすめです。ほうれい線の影が気になる部分に薄く塗っておくと、コンシーラーがより効果的にはたらきます。
②ファンデーションは乾燥しにくいタイプをチョイス
ファンデーションは、保湿力のあるタイプを選びましょう。
皮膚がよく動くほうれい線部分は乾燥しやすいので、小じわができてコンシーラーが溜まったり、粉を吹いたりすることがあるからです。
コンシーラーの効果を長持ちさせるには、肌のうるおいと柔らかさのキープが欠かせません。
ほうれい線を目立たなくするには、ファンデーションの仕上がりが「マット」タイプよりも「ツヤ」タイプがおすすめです。
肌にツヤを与えることで、ほうれい線の影を目立たなくできます。
③コンシーラー・ハイライトでほうれい線をカバー
コンシーラーでほうれい線をカバーしたら、引き気味で顔を鏡に映して全体の陰影をチェックしてみてください。
まだほうれい線の影が目立つようであれば、明るめのコンシーラーを少しだけプラスしてみるのもおすすめです。
ほうれい線以外のパーツにも目を向けてみましょう。
顔の重心が下半分にあるとほうれい線が目立ちやすくなるので、顔の上半分にポイントをおいた眉や目元をぼんやりさせないメイクを意識してみてください。
チークやハイライトを利用して頬の位置を高くすると、ほうれい線から目をそらすのに効果的です。
- 宍井えり
- コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト
ほうれい線をカバーするコンシーラーに関するQ&A
- Q
おすすめのほうれい線を隠すプチプラコンシーラーは？
- A
リキッドやクリームタイプで伸びがよく、筆ペンまたはチップタイプのアイテムが使いやすくておすすめです。色は肌と同じくらいか、少し明るめくらいを選んでみてください。
- Q
コンシーラーがよれる場合の対処法は？
- A
スポンジなどでよれを抑えてから、パウダーで整えてください。よれがひどい場合は乳液などを使って部分的に拭き取ってから、改めて塗り直しましょう。コンシーラーを塗るときに量を少なめにし、肌によくなじませておくとよれるのを防げます。
- Q
ほうれい線のケアで大切なことは？
- A
ほうれい線を目立たなくするには、柔軟性とハリのある肌をキープしてたるみを防ぐことが大切です。コラーゲンを増やす食生活やスキンケア、紫外線対策などを心掛けましょう。正しい方法で表情筋のマッサージを行い、緊張をゆるめて肌をやわらかく整えるのも効果的です。
コンシーラーで目立つほうれい線を綺麗にカバー
年齢を感じさせてしまうほうれい線は、コンシーラーを使ったメイクで目立たせないようカバーができます。
ほうれい線カバーに適した、柔らかく明るめのコンシーラーを選び、影を明るく見せるテクニックを使えば、年齢肌の悩みも簡単に解決できます。
顔全体のメイクとのバランスを整えながら、ぜひ試してみてください。
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