ページ更新日:2023年3月28日
※監修者は「プチプラファンデーションの成分」「プチプラファンデーションの使い方」「プチプラファンデーションの選び方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているプチプラファンデーションのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
シミや色むらなどをカバーし、紫外線・乾燥から肌を守るファンデーション。
最近ではセザンヌの「UVファンデーション EXプラス」のような優秀なのに550円というリーズナブルな「プチプラファンデーション」も多く販売されています。
そこで今回は、人気プチプラファンデーションをランキング形式でご紹介。あなたにぴったりのプチプラファンデーションを見つけるお手伝いをさせてください。
とくに「毎日使うファンデーションのコストを抑えたい」「プチプラファンデーションでも肌悩みはしっかりカバーしたい」人は必見です。
ベースメイクの一番重要なアイテムであるファンデーション。肌の色ムラを整え、シミなどの肌トラブルを隠してくれる役割があり、理想の肌に近づくために必要不可欠です。
ファンデーションにはさまざまな種類がありますが、今回はプチプラのファンデーションの魅力に迫ります。
ドラッグストアなどで手軽に購入できるプチプラファンデーションには、どんなメリットや魅力があるのでしょうか。
プチプラファンデは、なぜお手頃な価格なのでしょうか? 一番の大きな理由はブランドの広告宣伝費が、世界展開しているデパコスのファンデーションとは大きく異なっていることです。
また、成分やパッケージがシンプルなどさまざまなコストがデパコスに比べて削減されていることが理由です。しかし、デパコスに比べてプチプラアイテムが決して劣っている訳ではありません。
デパコスのような高価なアイテムだからといって肌に合っていないこともあるため、自分の肌質に合ったアイテムを選びましょう。
プチプラファンデのメリットは、やはり安価なため気軽に購入できること。気になったアイテムを購入しやすいところが魅力です。ファンデーションの色選びに迷ったときなどに、複数購入などもしやすいですよね。
またドラッグストアなどで購入できるため、思い立った時にすぐ手に取れるところもメリットのひとつでしょう。
プチプラとデパコスのファンデーションはどちらも違った良さがあります。ベースの成分がほとんど同じであっても、デパコスファンデは独自に研究して開発した成分や原価の高い成分が配合されているなどオリジナリティのあるアイテムが多いのが特徴。
また、パッケージデザインに高級感があったり、広告宣伝費にコストをかけています。
しかし、近頃はプチプラファンデもデパコス顔負けの優秀なアイテムが多く、肌質やなりたい肌別にアイテムを選べます。気軽に購入しやすい点もプチプラファンデならではの魅力。
必ずしもデパコスだからという理由だけで優れているわけではありませんので、デパコス・プチプラに関わらず自分の肌質や用途に合ったものを選びましょう。
ファンデーションは、なりたい肌や肌質によって仕上がりの異なるアイテム選びが大切です。また肌に負担がかかりにくいものなど、種類もさまざま。プチプラファンデーションだからといって侮れない豊富なアイテム展開をぜひチェックしておきましょう。
液体上になっているファンデーションで、水分と油分、粉体が混ざったファンデーションです。ツヤ肌に仕上がるアイテムが多く、肌に密着しやすいところが魅力的。乾燥肌におすすめ。カバー力があるものや薄づきのものなど、種類が豊富で人気のアイテムです。
粉上のさらっとしたファンデーションで、ナチュラルに仕上げるのが得意なファンデーションです。リキッドファンデに比べて、油分が少ないため脂性肌におすすめです。ふわっとしたマット〜セミマットの陶器肌を目指せます。
持ち運びにも適しているため、化粧直しにもぴったり。固形になっているプレスタイプと、粉上のルースタイプがあります。
リキッド上のファンデーションをスポンジに染み込ませ、付属のパフを使用して肌にのせるファンデーション。韓国コスメが発祥で、今では定番のファンデーションの種類になりました。カバー力が高くツヤ肌に仕上がるものが多く、乾燥肌におすすめ。
パフを使うため手が汚れず、化粧直しも楽なところが人気の理由です。
リキッドファンデより重めの質感の、クリーム状の液体のファンデーション。油分が多く保湿力が高いため、乾燥肌におすすめのアイテムです。
またカバー力が高いため、クマやシミなどの肌悩みを隠してくれます。
天然のミネラルや酸化鉄のマイカ、酸化亜鉛、酸化チタンなどのミネラル成分をメインとしたファンデーション。リキッドタイプからパウダータイプまでさまざまな種類があります。
洗顔料で落ちるものが多いため、肌荒れしやすい方や、肌に負担を掛けたくない方におすすめです。
セラム=美容液のことで、美容液のような美容成分を含んだファンデーションです。メイクアイテムでありながら、スキンケア感覚で使用できます。
スキンケア後のようなみずみずしいツヤ肌に仕上がり、乾燥が気になる季節におすすめ。
ベースメイクを美しく仕上げるために、アイテムは使用する順番を守りましょう。また、リキッドやパウダーなどファンデーションの種類によって順番が異なります。
・下地→コンシーラー→パウダーファンデーション→フェイスパウダー
液体状のアイテムの後に、パウダーファンデーションを使用することで崩れにくくなります。そのため、パウダーファンデーョンは、コンシーラーの後に使用しましょう。
・下地→リキッドファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー
リキッドファンデーションは下地の後に使用します。ファンデーションである程度クマやシミなどの色むらをカバーしてから、足りないところをコンシーラーを使用すると厚塗りになりません。
プチプラファンデーションを使ってみたくても、種類が豊富すぎてどれを選べばいいのか迷いますよね。
今回は、プチプラファンデーションを選ぶときのポイントを紹介します。
ポイントを押さえて、自分にぴったりの商品に出会いましょう。
プチプラファンデーションを選ぶポイントを以下で紹介していきます。
ぞれぞれの年代ごとに肌トラブルの種類が違うため、年代に応じておすすめのファンデーションも異なります。
20代は、カバー力はほどほどに肌がきれいにみえるもの、30代は肌に合った保湿成分が配合されているもの、40代はカバー力重視で品のある大人肌を演出できるものがおすすめです。
以下では、年代別におすすめのファンデーションタイプをご紹介します。
10代は、思春期ならではのニキビなどの肌トラブルが気になる年ごろ。皮脂の過剰分泌によりニキビや吹き出物ができやすいため、鎮静効果のあるCICA成分が配合されたファンデーションがおすすめです。
CICA成分とは、もともと傷治療などに使用されていたツボクサ葉由来の鎮静効果のある成分のこと。CICA成分入りのファンデーションならスキンケア効果が高く、ニキビやニキビ跡、肌荒れに悩む10代にぴったりです。
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20代は、パウダリータイプや軽いクッションタイプを選ぶのがおすすめ。
比較的皮脂分泌が多く、30代40代に比べると活動がアクティブな年代なので、SPFの数値が高いUVカット効率の高いパウダリータイプや軽いクッションタイプは最適です。
また、自然派として人気のミネラルファンデーションは、カバー力が低い傾向がありますが素肌を活かしながらメイクできるので20代の肌にぴったりです。20代後半からは30代に続くことを考えて保湿成分に注目すると良いでしょう。
30代は肌の乾燥トラブルが出てくる年代なので、保湿成分が配合されたファンデーションがおすすめ。
保湿成分が配合されていると、紫外線やブルーライトなどによる肌への刺激を防ぐ役割もしてくれます。
30代におすすめのファンデーションに配合される保湿成分はこちら。
・ヒアルロン酸
・セラミド
・コラーゲン
・植物エキス
・美容オイル
ツヤ肌に仕上げるには水分と油分のバランスが大切なので、保湿成分配合ファンデーションで肌にうるおいを与えましょう。
40代は30代とは異なる悩みが出てくる年代で、シミやくすみなどが気になり出します。そんな40代ならではの肌悩みをカバーできるファンデーションがおすすめ。
カバー力も高く保湿成分が配合されているリキッドファンデーションや、スキンケア成分が配合されているセラムファンデーションがよいでしょう。
また、「シミやくすみが気になる」「時間が経つとテカってしまう」など、肌悩みは人それぞれ。
気になる肌悩みをしっかりカバーしつつ、なりたい質感の肌を作れるアイテムを選ぶことが重要です。
具体的なタイプ別の選び方と一緒に、ご紹介します。
肌悩み | おすすめファンデーション |
---|---|
シミやニキビ跡をカバーしたい | リキッドタイプ、クリームタイプ |
テカリが気になる | パウダリータイプ |
うるおい不足でカサつきやすい | リキッドタイプ、クリームタイプ |
季節の変わり目でゆらぎがち | ミネラルタイプ、油分少なめのリキッドタイプ |
40代で気になり始めたシミやシワなどのエイジングサインが、さらに目立つのが50代。また、閉経する人が増えて、女性ホルモンの分泌が減少することによってくすみや乾燥を感じはじめます。
若い頃と比べてガラッと肌質が異なるため、ファンデーションの見直しが必要です。おすすめは保湿成分とカバー力を兼ね揃え、肌悩みをカバーできるアイテム。クリームファンデーションやツヤ肌仕上げのリキッドファンデーションなどが良いでしょう。
また、肌への負担が少ないミネラルタイプのファンデーションもおすすめです。
ミネラルファンデーションはオイルフリーやアルコールフリーなど肌へなるべく負担がかからないよう考慮されているアイテムが多く、肌が敏感になっている時にも使用できます。
ファンデーションは肌悩みをカバーしたり、ツヤ肌やマット肌などなりたい肌を目指せたりとさまざまな役割を持っています。自分の好みの仕上がりや肌質に合ったものを選びましょう。
内側から発光しているようなツヤ肌は、華やかかつ肌をヘルシーに美しく見せてくれる効果があります。
また、クマやシミなどの肌悩みを光で飛ばして目立たなくさせ、透明感のある肌を目指せるところもツヤ肌ならではのメリット。みずみずしく仕上がることから、乾燥肌の方にもおすすめです。
ニキビ跡や毛穴、クマやシミなど肌トラブルが気になる方は、カバー力の高いファンデーションを使用しましょう。リキッドやクリーム状のファンデーションが当てはまります。
カバー力が高いアイテムは時間の経過とともに、崩れやすくなったり乾燥しやすかったりするため、スキンケアでしっかり保湿をしてから使用しましょう。
1日中メイク直しができない日やレジャーに出かける日は、ウォータープルーフなどの崩れにくいファンデーションがおすすめ。
脂性肌の方は皮脂テカリ防止効果のあるアイテムを、乾燥肌の方は保湿力の高いものがよいでしょう。
着脱の度に、マスクにファンデーションがついてしまうのは避けたいもの。近年はマスクにつきにくく、肌に密着力の高いファンデーションも多く展開されています。
肌へのフィット感も強くサラッとした仕上がりのリキッドタイプやパウダータイプのファンデーションなら、マスクに色移りしにくくおすすめです。
ファンデーションを崩れにくくするためには、薄づきで伸びの良いものを使用するのが良いでしょう。厚塗りを防ぎ、崩れにくくなります。
また、使用量が少量で済むアイテムはコスパもよいですよね。リキッドタイプやクッションタイプなどがおすすめ。
毎朝忙しい現代女性にとって、メイクする時間もなかなか取れないもの。時短メイクに向いているのは、クッションファンデーションです。化粧下地いらずのアイテムもあり、スキンケアの後にすぐ使用できます。
クッションファンデーションなら手が汚れずすぐにベースメイクが仕上がり、化粧直しも簡単です。
色むらがなく陶器のようなツルッとした上品な肌に仕上げるには、カバー力のあるリキッドファンデーションがおすすめ。クマなどの肌トラブルをカバーして肌を均一に仕上げると、まるで人形の肌のように美しく見えます。
毛穴レスの美肌に見せたいとういう方は、ぜひリキッドファンデーションを試してみてくださいね。
ナチュラルメイク好きにおすすめなのは、薄づきのクッションファンデーションや、ミネラルファンデーションです。薄づきのアイテムなら素肌感を活かしたメイクが叶い、ミネラルファンデーションはつけている間に皮脂となじんで自然な印象に。
カバー力より、素肌感を活かせるかどうかでファンデーション選びをしましょう。
厚塗り感はないけれどカバー力も高くツヤ肌に仕上がるものが、近年のファンデーションのトレンドです。スキンケア効果の高いセラムファンデーションなども、自然なツヤを生み出してトレンド感を演出してくれることでしょう。
リキッドタイプやクッションタイプのファンデーションで肌の粗をカバーしつつ、ナチュラルなツヤ肌を目指しましょう。ファンデーションだけでカバーしようとするとのっぺりするので、化粧下地やコンシーラーを薄く重ねたベースメイク作りを心がけて。
日差しは美肌の大敵! しかし日焼け止めを重ねると、どうしてもメイクが崩れやすくなることがありますよね。
そんなときは紫外線防止効果のあるファンデーションの使用をおすすめします。日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直しが必要ですよね。クッションタイプのファンデーションなら化粧直しのときに簡単に塗り直せて便利です。
ファンデーションは、自分のパーソナルカラーに合ったカラー選びが大切。合っていないものを使用すると、肌がくすんで見えたり浮いて見えたりしてしまいます。プチプラファンデでもパーソナルカラーに合った種類が豊富なので、ぜひチェックしておきましょう。
ブルーベースの方には、「ピンク系カラー」のファンデーションがおすすめ。また、ブルーベース夏はふんわりとしたマット肌、冬はクリアな印象であるツヤ肌が似合う傾向にあるため、質感も参考に選んでくださいね。
イエローベースの方には、「イエロー系・オレンジ系カラー」のファンデーションがおすすめ。また、イエローベース春はくすみのない清色のツヤ肌、イエローベース秋はふわっとした印象のマット肌が似合う傾向にあります。
パーソナルカラーと質感を組み合わせて、自分にぴったりのプチプラファンデーションを探しましょう。
肌質や肌悩みに合わせて、テクスチャーや配合成分を選ぶと理想の肌を演出できます。
同じ成分でもパウダリー、クッション、クリームなどのテクスチャーによってファンデーションのつきかたや仕上がりが違います。
また、乾燥肌にはしっとりタイプ、オイリー肌にはさらっとしているタイプを使うと時間がたってもメイク崩れしにくくなるので、肌質に合うかどうかも大切です。
ファンデーションもスキンケアアイテムと同様に、自分の肌質や肌悩みに合わせて選びましょう。
乾燥肌が気になる方は、時間の経過とともにファンデーションが乾燥崩れしてしまうのが悩み。
保湿成分がたっぷり配合されたリキッドタイプやクリームファンデーションがおすすめです。美容液が多く配合されたものも良いでしょう。
脂性肌の方は、皮脂による化粧崩れやテカリが悩みですよね。そんな肌トラブルを抱える方には、皮脂吸着パウダー入りのファンデーションがおすすめです。
さらっとした質感に仕上がるファンデーションで皮脂崩れを防止しましょう。
敏感肌の方は、エタノールや香料など刺激になりうる成分を使用していない低刺激処方のオーガニックコスメや、ミネラルコスメがおすすめ。
メイクを落とす際にクレンジング剤を使わず石鹸で落ちるタイプのファンデーションなら、肌に負担がかかりにくいでしょう。
頬などは乾燥するけどTゾーンなどはテカりやすいという方は、ファンデーションは保湿タイプの使用がおすすめ。テカりやすい場所はフェイスパウダーを使用してさらっとした質感に仕上げましょう。
またTゾーンにだけ、皮脂テカリ防止効果のある化粧下地を使用すると崩れにくくなります。全体に使うと乾燥しやすくなるため、注意してくださいね。
気軽に試しやすい手頃な価格が、プチプラファンデーションのメリット。人気商品も手にとって実際に試しやすいのは嬉しい利点です。
パウダリータイプなら、ちふれや毛穴パテ職人、キャンメイクは価格以上の機能性があるといわれ、どの年代にも人気です。
エマルジョンタイプならセザンヌやマジョリカマジョルカ、リキッドタイプならメイベリンやKATEがおすすめ。
クッションタイプで人気なのは、やはり韓国コスメ。クリオやエチュードハウス、イニスフリーは定番です。
ニキビケアにも効果がある成分配合だったりと1個で2つの役割をしてくれるのが嬉しいですね。
クリームタイプなら、純白専科やエリクシールはカバー力があって30代40代にも使いやすいです。
デパコス並みのカバー力と肌へのフィット感を求めるなら「メイベリン」や「エクセル」のリキッドタイプのプチプラファンデーションがおすすめです。
メイベリンの「フィットミー リキッドファンデーション」は、16色ものカラーから選べるため自分に似合う色がきっと見つかるはず。ベタつかずさらっと仕上がるためマスクにもつきにくいと人気のアイテムです。
エクセルの「スキンティントセラム」は美容液配合で少量でも伸びの良いリキッドファンデーション。乾燥知らずのベースメイクに仕上げます。
ツヤ感メイクに強いのはやはり韓国コスメ。クッションタイプのファンデーションで代表的な「クリオ」や「ミシャ」がおすすめです。
カバー力はあるものの厚塗り感がなく、ツヤッとみずみずしい肌に仕上がります。クッションファンデだけではツヤが出過ぎるという方は、テカりやすいTゾーンにだけパウダーを叩くなど工夫してみて。
化粧下地は、ファンデーションのノリをよくするベースメイクの縁の下の力持ち的な存在です。
皮脂テカリ防止効果のあるものや、毛穴をカバーするもの、色むらを整えるものなど自分の肌悩みに合わせたアイテム選びをしましょう。
化粧下地を塗ることで、ファンデーションが少量で済みコスパも良く、化粧持ちがよくなります。
ファンデーションは容器の大きさだけでは、実際にどれだけ使えるのか分かりにくいため、内容量を確認して選びましょう。
価格が高くても数ヶ月使えるほうが、安くてもすぐに使い切ってしまう商品よりコスパが良くなります。
ひとつの商品だけでみると分かりにくいため、いくつかの気になるものを比較してみてみましょう。
プチプラファンデーションの大きなメリットでもある安さを重視するためにも、価格と内容量のバランスは大切です。
自分の肌と近い色を選ぶというのも、大事なポイントです。
プチプラは色展開が少ないことも多いため、カラーバリエーションが豊富なブランドの商品がおすすめ。
色選びに迷ったら、フェイスラインに塗って首との差がないものがベスト。自分の肌色よりも少し暗めの色を選びましょう。肌になじみやすく、自然な仕上がりになります。
一口にファンデーションといってもいろいろなタイプがありますが、基本的にファンデーションは粉体(メイン成分)+うるおい成分(水分・油分)でできています。
この構造の割合を変化させることで、さまざまなテクスチャーができるのです。
代表的なのは以下の5つ。
ここではそれぞれの一般的な特徴について簡単に解説します。
ファンデーションのタイプ | メリットとデメリット |
---|---|
パウダリータイプ 粉体:うるおい成分=9:1 主に粉体でできている | メリット:汗や皮脂を吸着してサラッと仕上げるのが得意。粉体の割合が多いことからUVカット効率がもっとも高い。皮脂の多い肌ほどキレイにのりやすい。 デメリット:崩れやすく、乾燥肌との相性はいまいち。 |
エマルジョンタイプ(クリームコンパクトタイプ) 粉体:うるおい成分=5:5 練りファンデーションとも言われるかためのテクスチャー | メリット:肌にピタッと密着しやすく、重ねづけもしやすい。 デメリット:塗布する際に摩擦によって肌に負担をかけてしまう可能性あり。敏感状態の肌にはあまりおすすめしない。 |
リキッドタイプ 粉体:うるおい成分=3:7 水分と油分がバランスよく配合されている | メリット:少量でもよく伸びるため塗布しやすく、ツヤ感もキレイに出せる。保湿力が高めなので乾燥肌との相性は比較的いい。 デメリット:塗りムラやヨレが出やすい。 |
クッションタイプ 粉体:うるおい成分=3:7 液状のファンデーションをスポンジ状のクッションパフに染みこませて使用するもので、基本的にはリキッドタイプと変わらない。 | メリット:簡単にツヤのある肌に仕上げられる。 デメリット:衛生面に不安あり。構造上コスパが悪くなりがち。 |
クリームタイプ 粉体:うるおい成分=2:8 油分の割合が高め | メリット:しっとりとしたなめらかな肌に仕上げながら水分の蒸発を防ぐことが可能。カバー力も高い。 デメリット:塗布量に注意しないと厚塗り感が出やすく、油分の多さから肌への負担が大きくなる場合も。 |
機能性で選ぶと、自分が毎日のメイクで使いやすいファンデーションに出会えます。
汗をよくかく夏の時期や外に出る機会が多い人は、紫外線カットやウォータープルーフタイプがおすすめ。
また、帰ってからのスキンケアを簡単にしたい人は、クレンジング不要やつけたまま寝られるタイプのファンデーションも使いやすいかもしれません。
自分の生活習慣に合ったファンデーションを選ぶと、メイクがより楽しくなりますよ。
LASELA編集部がアンケートサイト「Sprint」を利用し集めた声をもとにおすすめを集計し、通販で購入可能なプチプラファンデーションを厳選しました。
セザンヌ ウルトラカバーUVパクト
参考価格:880円
伸びがよく、カバー力の高いパウダーが毛穴やくすみ、シミなどを隠してくれるファンデーション。厚塗り感がない仕上がりが叶い、皮脂を吸着するパウダーのおかげでサラサラ感が続いてくれます。スクワラン、ホホバ種子油、ヒアルロン酸Naをはじめとした、6種類の保湿成分が配合されているのでうるおいもキープ。UVカット効果はSPF50+、PA++++と高いので、外出する日にも安心のアイテム。
ちふれ UV リキッド ファンデーション
参考価格:935円
下地やパウダーを使わなくても、美肌に仕上がるリキッドファンデーション。SPF35・PA++のUVカット効果で、シミやそばかすも防いでくれます。水や汗、皮脂に強いウォータープルーフタイプで崩れにくいのが嬉しいアイテム。うるおい成分であるヒアルロン酸、トレハロースも配合。薄く均一に伸びて色ムラや凹凸をカバーしてくれるのに、あくまで自然に仕上がるのが魅力です。
インテグレート プロフィニッシュファンデーション
参考価格:1,430円
ハートに型押しされたデザインが可愛いパウダリーファンデーション。肌への優しさを考えたミネラルタイプで、毛穴やニキビ跡、色ムラをナチュラルにカバーしてくれるアイテム。プロがブラシで塗ったような透け感のある仕上がりが、スポンジをすべらせるだけで叶います。プチプラでカバー力も透明感も手に入れたい方にぴったりです。
マジョリカマジョルカ ヌードメークジェル
参考価格:1,430
ファンデーション、下地、コンシーラーの3役を果たすジェル。ぷるぷるで気持ちいいジェルは、肌に触れるとエッセンスローションに変化します。すっぴんのような素肌感のある肌を演出できます。素早くなじんで、毛穴やニキビ跡などはしっかりカバー。うるおいもフィット感も持続力もこれ1本で手に入ります。マジョリカマジョルカらしい、ロマンチックなパッケージも可愛い。
ケイト レアペイントファンデーション
参考価格:1,980円
厚塗り感がなくツヤっぽい“レア質感”のクリームファンデーション。ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン配合で保湿力抜群で、気持ちいい使用感のアイテム。高密着で、毛穴、ニキビ跡、色ムラなど気になる部分をカバー。伸びがいいので何度も塗り直す必要がなく、化粧直しの手間も省けます。水に強いウォータープルーフタイプで、SPF41、PA++++とUVカット効果も十分。
安価なプチプラファンデに使い心地は期待できないと思う方もいますが、それは大きな間違いです。
最近のプチプラファンデはレベルが上がっていて、ヘアメイクもプロも納得させるデパコスファンデに負けない優秀な化粧品が沢山出ています。
たとえば長時間のメイクでも崩れにくい商品もあります。
また、気になるシミそばかす・クマなどをしっかりカバーしてくれたりと、メイクアップ効果も充分です。
自分の肌に合ったプチプラファンデーションを見つけて、メイクを楽しみましょう。
プチプラコスメのなかでも、100均コスメは価格の割にクオリティが高いとファンも多いですよね。
セリアとキャンドゥには、「クレヨンタッチミー」のファンデーションが販売されていました。色はイエローオークル、オークルピンク、オークルの3種類。カバー力はありますが、そこまで繊細に細かいパウダーではないので、スポンジよりもファンデーションブラシとセットで使うと仕上がりが綺麗になります(セリアにはファンデーションブラシが販売されているのを確認しました)。
マット目な仕上がりなので、ツヤを求める方は別途パウダーが必要です。ネット上の口コミを見ても、「化粧直しにちょうど良い」「肌荒れしない」「日常使いには十分」といった声があり、満足している方が多いようです。
医薬部外品・抗シワ試験済みで、プチプラながら高いスキンケア効果も期待できる一品です。
美容液成分68種類を凝縮し、シミや乾燥小ジワ、UVケアにアプローチ。潤いを逃さずキープするため、肌バランスが乱れがちな秋冬の使用にもおすすめです。
高保湿・高カバーで厚塗り感もなく、透明感ある素肌感を演出します。
高密着・ダブルカバーが魅力のリアルカバーリキッド。
ハイカバー効果でひと塗りで色ムラを均一にカバー。毛穴・凹凸を光でカバーし、セミマットなツヤ肌を作ります。
保湿成分として水溶性コラーゲンやヒアルロン酸Naを配合。ひと塗りでピタッと密着し、1日中うるツヤ肌が続きます。
透明感をバージョンアップしたような白ツヤ肌が持続するファンデ。「12時間仕上がり持続テストデータ取得済み」でカバー力に優れ、メイク崩れしにくい点が魅力です。肌の上でしっかり伸びるので、高コスパな点もおすすめできるポイント。
リキッドファンデながらベタつきなく軽いつけ心地で、まさにお値段以上のアイテムです。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
正しい使い方をすれば、肌を美しくみせてくれるファンデーション。しかし、昔からの方法でなんとなく塗っている人も多いのではないでしょうか?
正しい塗り方をチェックして、ナチュラル美肌を目指しましょう。
ファンデーションの前は、化粧下地を忘れずに。ファンデーションと肌との密着がよくなり、ベースメイクが崩れにくくなる効果があります。
色ムラを整えることで、ファンデの量をおさえられるので、素肌感のある自然な仕上がりを目指せます。UVカット機能やトーンアップ・色味補正など、機能性も充実しているので、肌悩みやなりたい質感にあわせて選びましょう。
なお、コントロールカラーは化粧下地のあと、コンシーラーはタイプによる使い分けが必要です。
パウダーファンデはファンデーション前にコンシーラーを、それ以外のファンデはファンデーション後にコンシーラーをポイントで使用しましょう。
手、スポンジ、ブラシなど、使うツールによっても肌の仕上がりは変わってくるもの。
それぞれの仕上がりやメリット・デメリットを把握して、なりたいイメージで使い分けましょう。
手の場合
メリット:しっかりカバーでき、細かな部分までなじませやすい
デメリット:ムラになりやすく、崩れやすい。手が汚れる
スポンジの場合
メリット:ムラなく塗れて、ナチュラルに仕上がる。薄付きで、崩れにくい
デメリット:手やブラシに比べて、カバー力に欠ける。定期的に洗うなどメンテナンスが必要
ブラシの場合
メリット:カバー力が高く、均一なツヤ肌に仕上がる
デメリット:初心者は厚塗りになりやすく、テクニックが必要。こまめなお手入れが求められる
ファンデーションのタイプによっても、美肌作りのポイントは異なります。
ここからは、タイプ別のポイントをご紹介します。
リキッドファンデーション:
面積の広い部分につけて広げていくように塗ると厚塗りになりにくいため、頬から額、目・口周り・鼻の順番に塗るのがポイント。片側ずつ仕上げることで、均等な美肌が作れます。
クッションファンデーション:
付属のパフにファンデーションを軽く取り、ポンポンとたたくようになじませるのがポイント。肌の凹凸にフィットして自然な肌が作れます。
パフをスライドさせてつけると崩れやすくなるので、つけ方には充分注意してください。
ツヤがほしいところには、重ね塗りをしましょう。目・口角・小鼻周りには、パフを折りたたんで叩きこむときれいに仕上がります。
パウダーファンデーション:
ふわっと軽いタッチで、内側から外側にかけてすべらせるようにして塗りましょう。
厚塗りを防ぐため、目・口・鼻周りはパフに残ったファンデーションで仕上げるのがコツ。
クリームファンデーション:
やさしいタッチで顔の内側から外側に伸ばし、トントンとたたくように塗りましょう。
仕上げにスポンジですべらせるようになじませると、肌に密着して崩れにくくなります。乾燥しないよう手早く塗るのが大切です。
スティックファンデーション:
すべらせるように直接顔に塗り、顔の内側から外側にタッピングしてひろげます。カバーしたい部分は少量追加して、重ね塗りをしましょう。
ベースメイクを崩れにくくする効果があるフェイスパウダー。仕上げにひと手間かけることでより肌をきれいに見せてくれます。
アイテムによって、ツヤ・マットなど仕上がりの質感が変わってくるので、なりたいイメージにあわせて選んでくださいね。
ファンデーションはブラシやスポンジを使用した方がいいのでしょうか? 使い分けのポイントはあるのかも気になるところ。
基本的には、リキッドファンデーションは手で塗ることで量のコントロールをしやすいため、手で塗るのがおすすめです。パウダータイプは、付属のスポンジの使用が推奨されています。ふわっとフォギーな肌に仕上げたい場合は、大きめのブラシを使用するのも良いですね。
休日や近所に散歩に行くだけの日にはファンデーションが重すぎる日もありますよね。ちょっとした外出にはファンデーションを使用しないメイクもおすすめです。
しかし、紫外線などの刺激を避けるために外出時の日焼け止めはマスト! 何も塗らない状態で外出するのは避けてください。
ファンデーションのヨレを防ぐためには、ベースメイクの時点で厚塗りをしないように仕上げることが大切です。化粧下地→コンシーラー(パウダータイプの場合はファンデーションの後)→ファンデーションの順番でミルフィーユのように薄く重ねることがポイント。
また、スキンケア後は5分ほど時間を置いて十分乾かしてからベースメイクをすると崩れにくくなります。ぜひ試してみてくださいね。
メイク直しの度にファンデーションを重ねると、どんどん厚塗りになってさらに崩れやすくなるため避けましょう。
まずは一度ティッシュで顔全体を抑え、皮脂をオフしてください。そして、乾燥している部分やよれている部分に乳液などクリームを塗ってメイクオフ。オフした部分にファンデーションを薄く重ねます。
ファンデーションを長持ちさせるために、欠かせないアイテムが化粧下地です。化粧下地を使用することでファンデーションの厚塗りを避けるられるため崩れにくくなります。
また、化粧下地には色ムラや毛穴トラブル、乾燥肌、皮脂の過剰分泌などの肌悩みを整える役割があるためファンデーションを長持ちさせる効果があります。同じブランドで化粧下地も出ている場合は、ファンデーションと揃えてライン使いするとよいですね。
ファンデーションを崩れにくくするためには、化粧下地以外にもさまざまなアイテムがあります。
フェイスパウダーや、フィキシングスプレーなどもプチプラで優秀なアイテムがたくさん。
どちらもファンデーションの後の仕上げに使用するもので、ベースメイクの持ちを長持ちさせる効果があります。
あたたかい季節やメイク直しをする時間が取れないハードな1日はもちろん、普段使いもおすすめです。
「プチプラ」「デパコス」の違いは?
「プチプラ」と「デパコス」は、配合される成分の質に違いがあります。
デパコスのほうが、発色がよかったり肌に優しい成分が配合されていたり、メイク持ちが良かったりする傾向がありますが、最近ではプチプラでも優秀な商品が多数出ているので好みに合わせて使い分けましょう。
ファンデーションの正しい落とし方は?
ファンデーションを落とすときには、クレンジングを皮脂の多いTゾーンから広げ、顔全体になじませます。
汚れが残りやすい小鼻や目のキワ、口周りの細かい部分も指を使い丁寧に落としましょう。
プチプラファンデーションでカバー力を高めるには?
プチプラファンデーションは、一気に塗ろうとせず少しずつトントンと押さえるように塗りこむとカバー力を高められます。特にカバーしたい部分は重ねて使いましょう。
朝の仕上がりを保つには?
朝のメイクしたての状態を保つためには、メイク後にフェイスパウダーやベースメイク用フィキシングスプレーで仕上げることが大切。
フェイスパウダーをスポンジでつけると、肌がマットになり過ぎてしまうこともあるため大きめのブラシでふわっと乗せてください。フェイスパウダーだとせっかく仕上げたツヤ感がなくなってしまう場合は、フィキシングスプレーの使用がおすすめです。
マスクについたファンデーションは落ちる?
布マスクについてしまったファンデーションは、通常の洗剤では落ちにくいため中性洗剤を使用してください。洗剤を直接塗りこみ、しばらく置いておくと効果的です。
それでも落ちない場合は、メイク用のクレンジング剤を使用してみましょう。ファンデーション以外にも布マスクにはどうしても口紅などがついてしまうため、使い捨ての不織布のマスクを使う方が衛生的です。汚れた状態で使いまわすのは無しなので気をつけましょう。
プチプラファンデでも、自分に合った商品を選び、正しい使い方をすればデパコスファンデのような仕上がりで長時間キープすることも可能です。
お試ししやすいコスパの高い価格帯のものが多いので、気になるものはぜひ使ってみましょう。
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