※監修者は「ファンデーションの役割」「ファンデーションの選び方」「ファンデーションの使い方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているファンデーションのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「毛穴ケア」とは、肌にうるおいを与え、キメを整えるお手入れのことをさします。
肌悩みをカバーしたり、肌を保護したりしてくれるファンデーション。
仕上がりの質感や、カバー力、色合いや成分など種類もさまざまで自分に合うファンデーションを見つけるのに苦労している方も多いと思います。
そこで本記事では素肌のように仕上げるファンデーションの効果や選び方、正しい使い方を徹底解説。
成分や、ファンデーションのタイプ、仕上がりの特徴やシーン別のおすすめファンデーションなど、さまざまな視点から
2,500件以上のアンケートをもとに、さまざまな視点からから選ばれた「おすすめ商品ランキング」を紹介します。
2022年の秋冬は、「素肌のように見えるファンデーション」が流行りです。いかにも塗っている感じが出るものは時代遅れといえます。ファンデーションを塗っているようには見えないのにきれいな肌に整えられるアイテムを選びましょう。
そのためには、薄づきでカバー力が高く、透明感のあるファンデーションを選ぶことが大切です。カバー力があるのに薄づきと聞くと矛盾しているようにも思えますが、近頃のファンデーションはかなり技術が進歩しています。
カバー力に優れており、シミやそばかすなどをしっかり隠してくれます。それでいて仕上がりは素肌そのもの。皮膚の凸凹にぴったりフィットする技術を使うことで、毛穴レスな肌にも仕上げてくれます。
さらに、SPF50+とPA++++となっており紫外線対策もばっちりです。
美容液を塗っているような感覚で素肌のように整えられる、資生堂の技術が詰まったリキッドファンデーションです。
素肌を美しく魅せることに力を入れて作られました。カバー力が高いのに、塗った後は肌が透き通ったような仕上がりです。その秘密は、ファンデーションに含まれている粉体の大きさにあります。粉体が肌の表面を隙間なく均一に覆うため、透明感を演出できるのです。
塗ってすぐの美しさが長時間続くのも特徴でしょう。時間が経っても崩れにくいので、素肌感を保ったまま過ごせます。
なめらかで明るい素肌に整える機能に優れたファンデーションです。ハリを与えて立体感を与える効果があります。色味を落としたファンデーションに仕上がっており、透き通るような仕上がりになることが魅力です。
ファンデーションの厚みではなく、光をうまく使ってカバーする新しいタイプのファンデーションだといえるでしょう。肌の凸凹が気になる方にも向いています。
まずはファンデーションの役割とメリットを確認しましょう。
ファンデーションはシミや色むらなど、気になる部分をカバーするメイクアップの役割だけじゃなく、外的な刺激から肌を保護し、商品によってはスキンケア効果まで期待できるのです。
ここからはファンデーションを選ぶ際に注目したい項目をご紹介します。ファンデーション選びのご参考にしてみてくださいね!
ファンデーションのタイプやテクスチャーから好みのものを選ぶことも、快適に使うポイントのひとつです!
粉上のさらっとしたファンデーションで、ナチュラルに仕上げるのが得意なファンデーションです。リキッドファンデに比べて、油分が少ないため脂性肌におすすめです。ふわっとしたマット〜セミマットの陶器肌を目指せます。
持ち運びにも適しているため、化粧直しにもぴったり。固形になっているプレスタイプと、粉上のルースタイプがあります。
液体上になっているファンデーションで、水分と油分、粉体が混ざったファンデーションです。ツヤ肌に仕上がるアイテムが多く、肌に密着しやすいところが魅力的。乾燥肌におすすめ。
カバー力があるものや薄づきのものなど、種類が豊富で人気のアイテムです。
リキッド上のファンデーションをスポンジに染み込ませ、付属のパフを使用して肌にのせるファンデーション。韓国コスメが発祥で、今では定番のファンデーションの種類になりました。カバー力が高くツヤ肌に仕上がるものが多く、乾燥肌におすすめ。
パフを使うため手が汚れず、化粧直しも楽なところが人気の理由です。
リキッドファンデより重めの質感の、クリーム状の液体のファンデーション。油分が多く保湿力が高いため、乾燥肌におすすめのアイテムです。
またカバー力が高いため、クマやシミなどの肌悩みを隠してくれます。
天然のミネラルや酸化鉄のマイカ、酸化亜鉛、酸化チタンなどのミネラル成分をメインとしたファンデーション。リキッドタイプからパウダータイプまでさまざまな種類があります。
洗顔料で落ちるものが多いため、肌荒れしやすい方や、肌に負担を掛けたくない方におすすめです。
カバー力の高さを重視しすぎると、重みのあるずっしりとした仕上がりになることが多くあります。かといって、透明感を重視するとカバー力が薄く粗が目立つ肌になってしまうこともあるでしょう。
カバー力と素肌感の両方を追求することが理想ですが、バランスを考えてファンデーションを選ぶことが基本です。
肌悩み | おすすめファンデーション |
---|---|
シミやニキビ跡をカバーしたい | リキッドタイプ、クリームタイプ |
テカリが気になる | パウダリータイプ |
うるおい不足でカサつきやすい | リキッドタイプ、クリームタイプ |
季節の変わり目でゆらぎがち | ミネラルタイプ、油分少なめのリキッドタイプ |
ニキビや吹き出物が気になる方は肌荒れ予防効果のあるグリチルリチン酸ジカリウム、シミやそばかすが気になる方は美白効果のあるトラネキサム酸が配合されたものがおすすめです。
乾燥が気になる方は、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンやミネラルオイルなどが配合されたファンデーションを選びましょう。
素肌の魅力を活かすファンデーションを使うときは肌質との相性は必須です。相性が悪いファンデーションを選んでしまうと、厚塗り感やノーメイク感の原因となります。
肌質 | おすすめのタイプ | 避けたほうがいいタイプ |
---|---|---|
乾燥肌 | ・リキッドファンデーション ・クリームファンデーション ・エマルジョンファンデーション 乾燥しやすい肌を美容成分で保湿することができます。 | ・パウダーファンデーション 乾燥している部分にファンデーションがつかないので、より乾燥部分が目立ってしまいます。 |
脂性肌 | ・パウダーファンデーション 皮脂を粉体が吸着するので崩れにくくなります。 | ・リキッドファンデーション ・クリームファンデーション 皮脂とファンデーションの油分が混ざって、テカりや崩れが気になってしまいます。 |
混合肌 | ・リキッドファンデーション ・クッションファンデーション 根本的に乾燥していることが原因。保湿成分でうるおい補給することで混合の状態が気になりにくくなります。 | ・パウダーファンデーション ・クリームファンデーション 過剰な皮脂や乾燥に対してどちらにもうまく対応するのは難しいため。 |
敏感肌 | ・ミネラルファンデーション ・BBクリームやCCクリームなど ダメージを受けやすい状態のため、保湿効果が高く油分をあまり含んでいないものがおすすめ。 | ・リキッドファンデーション ・クリームファンデーション ・パウダーファンデーション リキッドやクリームは肌に対して負担が大きいため。 パウダーも乾燥部分が目立つことがあるため。 |
混合肌の方は根本原因に乾燥がある人がほとんどです。ですから、乾燥悩みと相性がいいリキッドファンデーションであれば、ひとつで顔全体の悩みに対応しやすいでしょう。
リキッドファンデーションを全顔に塗った後、皮脂の気になる部分にはたっぷりとおしろい(フェイスパウダー)をのせてください。おしろいが過剰な皮脂を吸着して崩れにくくしてくれます。
皮脂が原因でメイクが崩れやすい方は、皮脂吸着パウダーが入ったファンデーションがおすすめです。スキンケアが終わってすぐにメイクすると崩れやすくなるので、スキンケア成分が肌に馴染んでからメイクするのもポイント。
乾燥が原因で崩れやすい方には、セラミドやヒアルロン酸など保湿成分が入っているものが向いています。ついつい厚塗りしすぎて崩れてしまう方は、伸びがよくするする塗れるものを選びましょう。
ぞれぞれの年代ごとに肌トラブルの種類が違うため、年代に応じておすすめのファンデーションも異なります。
20代は、カバー力はほどほどに肌がきれいにみえるもの、30代は肌に合った保湿成分が配合されているもの、40代はカバー力重視で品のある大人肌を演出できるものがおすすめです。
以下では、年代別におすすめのファンデーションタイプをご紹介します。
20代は、パウダリータイプや軽いクッションタイプがおすすめ。
比較的皮脂分泌が多く、30代40代に比べると活動がアクティブな年代なので、UVカット効率の高いパウダリータイプや軽いクッションタイプは最適です。
また、自然派として人気のミネラルファンデーションも、カバー力がやや低い傾向がありますが、素肌を活かしながらメイクできるので20代の肌にぴったりです。
30代は、肌の乾燥トラブルが出てくる年代なので、保湿成分が配合されたファンデーションがおすすめ。
保湿成分が配合されていると、紫外線やブルーライトなどによる肌への刺激を防ぐ役割もしてくれます。
30代におすすめのファンデーションに配合される保湿成分はこちら。
ツヤ肌に仕上げるには水分と油分のバランスが大切なので、保湿成分配合ファンデーションで肌にうるおいを与えましょう。
「シミやくすみが気になる」「時間が経つとテカってしまう」など、肌悩みは人それぞれ。
気になる肌悩みをしっかりカバーしつつ、なりたい質感の肌を作れるアイテムを選ぶことが重要です。
40代で気になり始めたシミやシワなどのエイジングサインが、さらに目立つのが50代。また、閉経する人が増えて、女性ホルモンの分泌が減少することによってくすみや乾燥を感じはじめます。
若い頃と比べてガラッと肌質が異なるため、ファンデーションの見直しが必要です。
おすすめはエイジングケアを中心に、保湿成分とカバー力を兼ね揃え、肌悩みをカバーできるアイテム。クリームファンデーションやツヤ肌仕上げのリキッドファンデーションなどが良いでしょう。
また、肌への負担が少ないミネラルタイプのファンデーションもおすすめです。
ミネラルファンデーションはオイルフリーやアルコールフリーなど肌へなるべく負担がかからないよう考慮されているアイテムが多く、肌が敏感になっている時にも使用できます。
自分の肌と近い色を選ぶというのも、若見え肌を作るうえで大事なポイントです。
プチプラは色展開が少ないことも多いため、カラーバリエーションが豊富なブランドの商品がおすすめ。
色選びに迷ったら、フェイススラインに塗って首との差がないものがベスト。自分の肌色よりも少し暗めの色を選びましょう。肌になじみやすく、自然な仕上がりになります。
イエローベースの人は肌がやや黄みがかった色なのでオークル系のカラーを選びましょう。イエローよりも自然な仕上がりになります。
またピンク系は浮いてしまうので注意が必要です。
ブルーベースの人はやや青みがかった肌色なので、黄色みが強いオークルやイエローなどのカラーでは浮いてしまいます。
青みがかったピンク系のカラーであれば肌馴染みがいいので、カラー選びの参考にしてみてください。
塗っている感じをできるだけ抑えるためには、素肌よりワントーン明るめのカラーを選ぶのがポイントです。ほんの少し明るめのファンデーションを選ぶことで、肌に透明感がやどりくすみや色ムラを飛ばしてくれます。
ただし、明るすぎると肌から浮いてみえるので要注意。顔と首の両方に馴染むカラーと明るさを選びましょう。
機能性で絞り込むと、毎日のメイクで使いやすいファンデーションを見つけやすくなります。
汗をよくかく夏の時期や外に出る機会が多い人は、紫外線カットやウォータープルーフタイプがおすすめ。
また、帰ってからのスキンケアを簡単にしたい人は、クレンジング不要やつけたまま寝られるタイプのファンデーションも使いやすいかもしれません。
自分の生活習慣に合ったファンデーションを選ぶと、メイクがより楽しくなりますよ。
UVカットの指数であるSPFとPAの表示はこちら。日焼け止めを使わず、ファンデーションだけですませたい人は特にチェックしてくださいね。
SPF値 | PA値 | 利用シーンイメージ |
---|---|---|
SPF15~30 | PA+~+++ | 室内で過ごす場合や軽い散歩 |
SPF20~40 | PA++~+++ | 屋外での軽いレジャー・スポーツ |
SPF40~50+ | SPA+++~++++ | 屋外での激しいスポーツ、炎天下でのレジャー |
ファンデーションは容器の大きさだけでは、実際にどれだけ使えるのか分かりにくいため、内容量を確認して選びましょう。
安くてもすぐに使い切ってしまう商品より、少々価格が高くても数ヶ月使えるもののほうがコスパが良い場合があります。
ひとつの商品だけでみると判断しづらいため、いくつかの気になるものを比較してみてみましょう。
プチプラファンデーションの大きなメリットでもある安さを重視するためにも、価格と内容量のバランスは大切です。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
ここからは実際にファンデーションを使っていく際のポイントと注意点をご紹介していきます。
普段のメイクの参考にしてみてくださいね!
ファンデーションの前は、化粧下地を忘れずに。ファンデーションと肌との密着がよくなり、ベースメイクが崩れにくくなる効果があります。
また、化粧下地を使うことで色ムラを整え、ファンデーションの量をおさえられます。素肌感のある自然な仕上がりを目指している方にはマストアイテム。UVカット機能やトーンアップ・色味補正など、機能性も充実しているので、肌悩みやなりたい質感にあわせて選びましょう。
コントロールカラーを使用する場合は化粧下地のあとに使い、コンシーラーはタイプによるって使い分けが必須。
パウダーファンデはファンデーション前にコンシーラーを、それ以外のファンデーションはファンデーション後にコンシーラーをポイントで使用しましょう。
手、スポンジ、ブラシなど、使うツールによっても肌の仕上がりは変わってきます。
それぞれの仕上がりやメリット・デメリットを把握して、なりたいイメージで使い分けましょう。
ファンデーションのタイプによっても、美肌作りのポイントは異なります。
ここからは、タイプ別のポイントをご紹介します。
面積の広い部分につけて広げていくように塗ると厚塗りになりにくいため、頬から額、目・口周り・鼻の順番に塗るのがポイント。片側ずつ仕上げることで、均等な美肌が作れます。
付属のパフにファンデーションを軽く取り、ポンポンとたたくようになじませるのがポイント。肌の凹凸にフィットして自然な肌が作れます。
パフをスライドさせてつけると崩れやすくなるので、つけ方には充分注意してください。
ツヤがほしいところには、重ね塗りをしましょう。目・口角・小鼻周りには、パフを折りたたんで叩きこむときれいに仕上がります。
ふわっと軽いタッチで、内側から外側にかけてすべらせるようにして塗りましょう。
厚塗りを防ぐため、目・口・鼻周りはパフに残ったファンデーションで仕上げるのがコツ。
やさしいタッチで顔の内側から外側に伸ばし、トントンとたたくように塗りましょう。
仕上げにスポンジですべらせるようになじませると、肌に密着して崩れにくくなります。乾燥しないよう手早く塗るのが大切です。
すべらせるように直接顔に塗り、顔の内側から外側にタッピングしてひろげます。カバーしたい部分は少量追加して、重ね塗りをしましょう。
ベースメイクを崩れにくくする効果があるフェイスパウダー。仕上げにひと手間かけることでより肌をきれいに見せてくれます。
アイテムによって、ツヤ・マットなど仕上がりの質感が変わってくるので、なりたいイメージにあわせて選んでくださいね。
BBクリームとは、日焼け止めと化粧下地、ファンデーションと3つの機能を備えたアイテムのこと。1本で肌のベースを作れるため、時短メイクをしたい方や肌にあれこれ塗るのが負担となる敏感肌の方に向いています。
どんなにファンデーションをきれいに塗っても、時間が経つとどうしてもヨレてきてしまうことも。
そのようなときは、さっとお直しをしてきれいな素肌を取り戻しましょう。
ノリが悪い原因をまずは探りましょう。乾燥しているならミストを使って保湿し、皮脂が多いなら取り除いてからファンデーションを薄く伸ばしていきます。乾燥しやすいならリキッドファンデーション、皮脂が多いならパウダーファンデーションのように使い分けるのもおすすめです。
乾燥や肌荒れで皮向けや粉吹きがある場合は、まず乾燥している部分に乳液やオイルをくるくると馴染ませます。
その後、ティッシュやコットンで優しく拭き取ってください。それからファンデーションを塗ることで、皮向けや粉吹きをうまく隠せます。
肌に優しいファンデーションってどうやって判断すれば良いですか?
「低刺激処方」「敏感肌対象のパッチテスト」「ノンコメドジェニックテスト」「スティンギングテスト」などの表示が参考になります。
ファンデーションの正しい落とし方は?
ファンデーションを落とすときには、クレンジングを皮脂の多いTゾーンから広げ、顔全体になじませます。汚れが残りやすい小鼻や目のキワ、口周りの細かい部分も指を使い丁寧に落としましょう。
デパコスのほうが仕上がりは良いの?
必ずしもそうとは限りません。プチプラでも理想の仕上がりになるものもあれば、デパコスなのにイマイチと感じるものもあるでしょう。値段ではなく、自分に合っているかで選ぶことが大切です。
年齢や肌質の変化に伴い鏡を見たり化粧をしたりするのが億劫になる時も、ファンデーションを味方にすれば理想の肌に近づくことができます。肌悩みや肌の状態を理解すると、自分にあった神ファンデーションに出会えることも。お気に入りのファンデーションで楽しいメイクタイムにしていきましょう。
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