【肌荒れの悩み】肌荒れに悩む割合は16.8%、解決できた商品は「化粧水（27.3%）」が最多

公開日： 2023年03月23日

今回の調査では、20～40代の女性1,271人を対象に、美容の悩みと症状、購入した美容商品や効果、使用感に関する結果を公開致します。

20代～40代の肌荒れの悩みに関する調査まとめ

肌荒れに悩む割合は16.8%、肌質は乾燥肌が最多
肌荒れが気になる箇所は「顔」が72.3%
気になる症状TOP3は「乾燥」「赤ら顔・顔が赤い」「ごわつき・ザラザラ」
肌荒れを解決できた商品は「化粧水」が最多

肌荒れに悩む割合は16.8%、肌質は乾燥肌が最多

20～40代の女性1,271人に肌の悩みをたずねたところ、「顔のニキビ」が最も多く30.1%、続いて「肌荒れ（16.8%）」でした。

「肌荒れ」で悩む肌質は「乾燥肌」が最多で31.2%となり、乾燥肌の約3人に1人が肌荒れで悩んでいるようです。

乾燥肌の女性からは、「顔全体がぼつぼつになった」「顔の肌色が一部赤くなる」といった悩みが寄せられています。

肌荒れ・乾燥に悩む人のコメント　（一部抜粋）

おでこやほっぺにポツポツができてしまった
頬がカサカサして水分が足りない感じ
化粧を落とした時に周りの友達と比べて肌が赤かった
日々のストレスや肌質のために肌が荒れてきてしまっていた
乾燥肌による荒れで頬や口周りが赤くなってしまった
化粧後に皮膚が赤くなったり、顔の皮がむけることがあった
今まで混合肌だと思っていたら、突然乾燥肌になってしまいました
顔が乾燥しておりファンデーションが綺麗に塗れない
肌が乾燥しており敏感肌になったことによって、顔が赤くなり赤ら顔が解消せず、ひりつきなども生じていた

肌荒れが気になる箇所は「顔」が72.3%

肌荒れで悩む女性に、肌荒れが気になる箇所を聞いたところ、最多は「顔」で72.3%、続いて「全身（27.7%）」でした。

「頬に赤みがある」「頬やこめかみのニキビ、ニキビ跡が常にある」「鼻やフェイスラインが赤くなり、治らなかった」など、顔の中でも頬や鼻の肌荒れに悩む人が多いようです。

肌荒れは紫外線や乾燥などが原因として考えられていて、常に肌が露出している顔は特に紫外線や乾燥の影響を受けやすくなります。そのため、顔の肌荒れで悩む女性が多いと考えられます。

気になる症状TOP3は「乾燥」「赤ら顔・顔が赤い」「ごわつき・ザラザラ」

肌荒れで気になる症状を調査したところ、トップは「乾燥（33.8%）」、続いて「赤ら顔・顔が赤い（23.4%）」、「ごわつき・ザラザラ（14.3%）」となりました。

乾燥で悩む女性からは、「以前から乾燥や赤みがあったが、冬に赤みが酷くなった」「乾燥がひどくて細かいシワができる」といった声が寄せられています。

肌のうるおいが失われると、乾燥によってバリア機能が低下して外部刺激を受けやすくなり、肌荒れが悪化する恐れがあります。そのため、乾燥を防ぐための保湿ケアが大切です。

乾燥・赤み・ごわつきに悩む人のコメント　（一部抜粋）

季節の変わり目で花粉によりカサカサで、顔がひりひりするようになった
花粉の時とても肌が敏感になり、いつも使っていた化粧品でさえもある日を境にピリピリ感じるようになり顔が赤くなってしまいました
睡眠不足や生理前などに肌のがあれや赤みが出てくる
頬が赤くなり、化粧で自然に隠せない
産後の睡眠不足でくすみとごわつきが出た
肌がゴワゴワしてなめらかさが無かった
乾燥がひどくて細かいシワができる
クレンジング・洗顔を行ったあとに顔が乾燥し、つっぱるような症状
両頬に広い範囲で赤みと小さなブツブツが出ていて、所々皮むけが見られた

肌荒れを解決できた商品は「化粧水」が最多

肌荒れを解決できた商品をたずねたところ、「化粧水」が最多で27.3%でした。続いて「美容液（18.2%）」、「スキンケアクリーム（13.6%）」となり、肌をしっかりと保湿できる商品が解決に導いているようです。

化粧水で解決した人からは、「使用することでうるおって乾燥しづらくなった」「顔が乾燥しやすくすぐに皮が剥けるのが改善された」との声が寄せられており、保湿の重要さがわかります。

「化粧水」で解決できた人のコメント　（一部抜粋）

つけた後の肌のつっぱりや滲みて痛い等がなく、本当に肌がしっとりしてくれました。
こまめに塗ることで乾燥を防いでくれている
肌が敏感になっているところでもひりつきを感じることなく、たくさん使える
1本使い終わるくらいには肌の基礎体力がグッと上がり、気になっていた赤みもほぼ気にならなくなった。
浸透力があり、ぐんぐん浸透していく感じがあった。赤みやニキビ、毛穴の開きも改善した
水のようなテクスチャで肌への浸透が良い

肌荒れはうるおいを与えて肌を整えるケアが効果的！【専門家監修】

乾燥によって肌のバリア機能が低下すると、肌荒れを起こしやすい「敏感肌」になってしまいます。

ただ、ひとくちに敏感肌といっても、その原因や症状はさまざま。下の表を参考に、自分がどのタイプに当てはまるかチェックしてみましょう。

タイプ	原因	症状
乾燥性敏感肌	摩擦、紫外線、保湿不足など	かさつき、ヒリヒリ感、赤みなど
脂性敏感肌	乾燥、ストレス、生活習慣の乱れ	毛穴の開き・黒ずみ、ニキビなど
ゆらぎ敏感肌	寒暖差、花粉、黄砂など	季節の変わり目などに、一時的にかさつき等が現れる
アレルギー性敏感肌	花粉、ハウスダストなど	特定のアレルゲンに触れると、かゆみや赤みなどが現れる

化粧水を選ぶ時に注目したいのが、以下の4つです。

・保湿力
・鎮静力
・低刺激設計の有無
・香りとテクスチャー

特に保湿力は大切なので、うるおいを保つのに効果的な成分が入った化粧水を選びましょう。

潤いを保つのに効果的な成分
・ヒアルロン酸
　１グラムで2〜６リットルの水分を蓄えると言われている。角質層内にみずみずしさを保ち、滑らかな質感を生み出す

・プラセンタ
　豚、牛、馬の胎盤から抽出される成分。保湿、透明感アップ、お肌の健康維持とさまざまな働きをもっている

・ナールスゲン
　保湿力にすぐれたアミノ酸誘導体。分子量が極めて細かい。水分の保持、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、グルタチオンと相性がよいことで知られている

・ナイアシンアミド
　ビタミンB3の1種。紫外線のダメージを受けやすい方の味方として知られている。肌荒れ予防にも効果的

■調査概要
調査対象：全国の20代～40代女性　1,271人
調査機関：自社調べ
調査方法：インターネット調査
調査期間： 2022年10月3日～2023年1月3日
有効回答数：1,271（20~29歳：552人／30～39歳：550人／40～49歳：169人）